2013'11.25
幻の王女チャミョンゴ DVD-BOX 第1章 | |
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BS-TBSで録画鑑賞しました。
なかなか面白かったです!
前半の感想はこちらです。
西暦18年って、どんだけ昔の話やねん!!と、まず思う。
やっぱりその時代設定でこの文化、装飾はやりすぎと思う(^_^;)。
言葉も、「愛」を連発してたけど、そんな言葉はたぶんまだなかったよね。
「シンイ」でも、「愛」と言う言葉(概念)はなかったみたいだし・・。
最後のほうはアクションやCGもちょっとやり過ぎと思いました。。
あるいは紙はまだこの時代なかったんじゃないの?とか・・・もうちょっとリアリティに則して作っても良かったのかな?と思ったけど、そんなこと言ってたらたいていのドラマは楽しめないと思うので、スルーでいいよね。
でも、実際にはどんな暮らしでどんな言葉で、どんな「常識」だったのか、ホントのところも知りたいです。
あと、日本は海に囲まれててよかったねーと思ったり。
以下は結末に触れての私の感想です。ちょっと辛口かも。
私が見たドラマの中では、「ソドンヨ」とちょっと感じが似てる。どちらもロミオとジュリエットだから。
でも、チャミョンは自分が王女だと言うことを知っても、その立場を選ばないという選択肢があったのに、わざわざ恋人と敵対関係になってしまった感じがして、そのへんがソドンヨの恋人たちと違う。
自ら選んだって言うのが(運命だとしても・・・ちなみに、「運命」と言う漢字を見ると自然に「ウンミョン」と読んでしまう私。みなさんそうでしょ?笑)私個人的には、ラブストーリー的に見るとちょっと残念。
ホドンも、プクを取り戻すには楽浪を手に入れるしかない・・って気持ちで、手の込んだことまでして楽浪を討つんだけど・・・でも、楽浪を討つということは、チャミョンと敵対することになるわけで、なんだかラブストーリー的には本末転倒だったかな。。と思う。
誰が自分の国を滅ぼし、親を殺した(しかも騙まし討ち)相手を愛することが出来るんだろうか?
チャミョンが分析していたけど、ホドンは結局女を愛することは出来なかった。父王と高句麗という国だけを愛していた・・と言うことで、その辺はごもっとも!と思ってしまった。
そういうチャミョンも愛よりも国を選んだわけだし・・くどいけどラブストーリー的には残念な感じがした。
ソドンヨでは敵国の二人は結婚して、両国はいったん友好関係を築くから、一見ハッピーエンドと言えた。
でもその後はやっぱりつらい命運が待っていたけど、ラブストーリー的にはソドンヨの二人は、自分たちの恋愛が最大優先であり、忠実に実らせたから、見てて納得できたし満足した。チャミョンゴにはそれがなかったんですよね。。。
しかも、チャミョンってば、ホドンが来世では平凡な男女として愛し合おうって言っているにも関わらず「私はあなたの母になる」とか言っちゃって。そこで振る??(^_^;)
最後の最後までラブストーリー的に残念だった。
せめて「生まれ変わったら今度こそ一緒になろうね・・」と言って死んでいったら私の溜飲も下がったんだけど。。
それと、ラブラブ期間が短かったのも残念だったかな。。。充電できなかった(^_^;)
とはいえ、ドラマとしてはとても面白く見ることが出来ました。
なんといってもキャラたちがめっちゃ強烈で印象的。どの人もすごく濃くて魅力的だった!
主役たち以外のキャラのほうが好きでしたわ。
特に同じ女としてモ・ヤンヘが好きだったなぁ。。。
モ・ヤンヘを大事にするワンホル大将軍もすごく素敵なキャラでした。
高句麗の王様や王妃たちはドラマ的には悪役だけど、高句麗と言う一国のトップとしてはそうならざるを得ないんだろうなと言う説得力があった。
かたや楽浪の王室の面々も良かったですね。ただ、最後には
「ほらごらん、同国内でくだらない権力争いなんかしてるから敵国に滅ぼされてしまったんじゃないか」
と、特にジャシルに言いたかった。
プクを育てたチャチャスン夫婦(ちょっとチャングムを育てたトックおじさんたちを思い出す)と、幼くしてプクと一緒に流されたイルプムも良かったし。。
それぞれの主張とか台詞のひとつひとつに説得力があって「うん、そうだ!」「そのとおり!」「アンタが正しい!」と思って観てましたよ(笑)。
ノーチェックの人にあえてチェックして!と言うほどではないけど、チェック済みで観ようと思ってる人には「観てみて!」と言いたい、そんなドラマで★★★☆ですかね。
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