◆ 感想「シークレット・ブティック」

WOWOWで放送があった「シークレット・ブティック」を見ました。

＜ストーリー＞
両親を亡くし、児童養護施設で育ったジェニー・チャン（キム・ソナ）は、銭湯で住み込みの仕事をしていた１８歳の時、デオ家の会長キム・ヨオク（チャン・ミヒ）に気に入られ、ヨオクの長女ウィ・イェナム（パク・ヒボン）の世話係として、ウィ家に引き取られる。
時は過ぎ、上流階級のマダムたちが集うＪブティックの女社長にのし上がったジェニーは、ユンチョン市の開発権を獲得する争いをめぐって、イェナムと対立。最終的にはデオ家を自分のものにするという野望を胸に秘めたジェニー。なぜならジェニーこそが、デオ家の先代会長の真の孫娘であり、ヨオクはウィ家とは無関係の偽者だったからだ。自分を不幸に陥れ、ぬくぬくとウィ家で暮らしているヨオクに復讐するため、ジェニーはヨオクの長男ウィ・ジョンヒョク（キム・テフン）と結婚し、ウィ家に戻る。
WOWOWホームページより

ストーリーは、それほどでも。。
だけど、キム・ソナが100％カッコよくて眼福。ただキム・ソナを見ていたかった。
中盤からはそこそこ面白くなってきたかな。
そして最後は感動的に終わり、結末には満足できた。
いろいろ残念すぎた。
たとえば、↓ネタバレで（注意！結末に触れてます！！！）
























ストーリー、最初のうちがイマイチハマれなくて。。
たぶんドヨンとヨオクが敵同士なのに協力関係にあるのが、私にはややこしくて面白く感じなかったのかも。。。
ヨオクがすごいやり手っていうのも伝わってこなかった。
命令してただけじゃない？？？
まあ、雰囲気は出ていたけど。
最後検察たち、ヨオクをひとりにすな！
自殺の懸念はありありやん！
自殺ではなくきちんと罪を償わせたかった！


ドヨンとジョンヒョクの関係というのは、ものすごく複雑で確執がありながらも、根底ではお互いをとても大事にし合っていて、不思議な関係じゃないですか？
そこをもっと中心に据えてもらったら私なんかは楽しめた気がする。
最初はジョンヒョクはいまいち影が薄いもんね。ふたりのストーリーがもっと最初から緻密に描かれたら、切なさ倍増でよかったような気がする。最後はもう、ジョンヒョクの想いに泣かされた。可哀想で切なかった。


棋士のヒョンジは、かなりビミョー。
なんかやってくれるのかとワクワクしてたけど、そこまでの活躍も存在感もなく、すごく残念。棋士である必要あった？


ウィ家の姉妹たち、姉のイェナムがあまりにもバカで困惑した。能無しなのに自覚のないワガママの迷惑人間、トラブルメーカーでしかなかった。
彼女とオテソクの恋愛関係はまったく意味不明。どっちにも（とくに男に）「その人のどこがそんなにいいの？」と訊きたかった。
ちなみにオテソクって時代劇に出てきたよね。「トンイ」とか。。
妹のイェウォンはジェニー信者で可愛げがあったけど、能力があるように見えなかった。
けど、最後はグッジョブ！。


ソヌはその存在から見た目から、よかったよね。好みのナムジャではないけど。
彼がジェニーを庇って事故に遭うけど、ああいうの定番すぎてシラケる。
いつも大型トラックが待ち伏せしたり、車体の腹に体当たりしてきて、都合よく大事故起こすんだけど、あれってタイミングが大事で、そんな都合よく当たれるの？
毎度毎度見せられていると、またか！ってなる。
今回ソヌが記憶喪失や、子供に帰る後遺症がなくてやれやれと思いましたよ。


最後はジョンヒョクの手紙やら、車椅子のソヌに抱きついて泣くキム・ソナのすがたにもらい泣きして、ふたりが別れずに一緒に歩いてるシーンで終わったので、私的には満足しました。

ジェニーとソヌがふたりでともに幸せになってほしいと願います。




ともかく、キム・ソナが素敵すぎた。
今まででいちばんかっこよかったな！！