2020'05.26
捕縛された徐賓は牢内で程参と出会いました。
徐賓の首飾りに興味があるようで、記憶力がよくなる効果があるのでしょうか。
そして徐賓の首についた墨の汚れから程参は、チェラホトの大きなヒントを思いつきます。
徐賓もはっとし、牢から出すように大声で叫びました。
ついでに程参も叫びます「飯を食わせろ!」と。
この程参は唯一笑い担当のキャラなのですね。
チェラホトの正体、それは、
徐賓が李必に言います。
チェラホトの原料は墨です。
燃える墨です
西北の湧き水は岩の亀裂から流れ出て黒い油が浮くとか
脂身のように粘っこい感触で地元では「石脂」と呼ぶ
その石脂を秘密の方法で精製し豚の油などで点火すれば消えることはない
張小敬によれば西域での籠城の際1壺の石脂で数十人は殺せたそうだ
石脂の火は激しく体にまとわりつき振り払えず消えず
あんな凶暴な燃料はないと、張小敬が認めていた
軍では「猛火」と呼んでいる
大量の石脂を使い一夜で長安を焼き尽くすことも可能だ
石脂は酒泉、玉門、延州などの地で生産していて
現地の民と駐留の兵しか存在を知らないはずだ
石脂は燃えるとき濃い黒煙が出るので延州ではその煙のすすから墨を作る
「延州墨」である
狼衛が税関を通る時「墨の原料」と報告したなら、すんなりと通れるはずだし
我々が「可燃物」を探しても墨にはたどり着けない
李必は部下に延州の墨を探すように命じます。
しかしこのことから、李必は徐賓がやはり張小敬を以前から知っていたことに気づきました。
大案牘述で張小敬を選んだ、二人は初対面のはずなのになぜ、そんなことまで知っているのか。
徐賓はやはり張小敬を知っていたのです。
どういう関係なのでしょうか?
それにしても、ちょっとうかつでしたよね(^_^;)
李必は大案牘述で今度は徐賓を調べるつもりです。
評事の元載は封大倫に張小敬をとらえる算段を相談しています。
元載は非常に利にさとい男で、あっという間に安業坊の立ち退きに関して利権が絡んでいることに気づき、自分もただでは動かぬぞという感じで封大倫に持ち掛けています。
張小敬の経歴を聞くと、彼を大理寺に引き渡す糸口が、聞記香舗の家族にあると瞬時に見抜く、空恐ろしい明晰さ。
それを聞いた封大倫は得意げに、いまその聞染を捕えていると伝えます。
しかし、元載、人質を見て一目で一介の商店の娘ではない、もっと高貴な家の娘だと見抜きます。
どこまで頭いいのか。
善人には見えないけど、かなりの切れ者です。
この人質の娘が王韞秀と見抜いたきっかけは、やはりかんざしです。
皇家お抱えの職人である毛順とやらの手によるかんざしをしていると、一目で看破しました。
さすがいつも女の人に囲まれているだけのことはありますね(違うのか?)
皇族や高官の娘を間違えて拐したとしたらとんでもないことです。
困った封大倫に元載がすかさず手助けを申し込みました。
抜け目がない!
さっそく囚われている王韞秀のところへいき、彼女が王将軍の娘だと知ると、自分が助けてやると断言しました。
プライドの高い王韞秀は最初は元載を信用しませんが、結局頼ることにします。
人質が王将軍の娘だと知った封大倫は大慌て。
自分の首どころかお家断絶の危機です!
早速解放しようとするのですが、解放したところで許されないと元載はそれを止めます。
張小敬を殺して手中の火種を送り返せば禍根は残らぬ、と、
「仲間を数人犠牲にできるか」と問えば「構わぬ」と封。
とんだゲスですねこいつら…(^_^;)
大理寺の名で靖安司に捜査を求めるつもりのようです。
そして靖安司と右相のもとに同時に元載からの伝令が渡ります。
工部主事の封大倫とともに狼衛から王将軍の娘の王韞秀を救ったと。
小敬が狼衛に右相府の地図を描いたこともバレています。
王韞秀が見ていたことを元載に言ったのです。
しかし、王韞秀は助けられるというよりもまた、別のところに拉致移送されるようですが…。
とても助けらえているようには見えません。
王韞秀には「助けてやる」と言い
封大倫には「王韞秀を返してはダメだ」と言い
靖安司や右相には「王韞秀を救った」と言い
けれども、実際は助けず「一石二鳥」と封には言うけど、実際は自分だけが得をする計算をさっとしたのでしょう。
元載はこれを張小敬の仕業にする算段なのですね。
その張小敬はようやく狼衛達のアジトにたどり着きました。
魚腸と一戦交え、逃げられた後、曹破延と対決、死闘です。
曹破延は瀕死の重傷を負いました。
そこに旅賁軍が到着しますが、小敬が止めるのも聞かず屋敷に押し入ろうとした旅賁軍たちは、龍波が細工準備したチェラホトが大爆発します。
「伏火雷だ」と張小敬…。
その音は遠い靖安司にまで響き渡りるのでした。
そこで旅賁軍は大勢死傷する事態となり、阿鼻叫喚を極める惨状が繰り広げられてしまいます。
これがチェラホト…。
すごい威力です。
しかしこれは狼衛達、というか龍波たちの時間稼ぎのようで、その間進行している作戦のことを思うとぞわぞわします。
続く…!!
徐賓の首飾りに興味があるようで、記憶力がよくなる効果があるのでしょうか。
そして徐賓の首についた墨の汚れから程参は、チェラホトの大きなヒントを思いつきます。
徐賓もはっとし、牢から出すように大声で叫びました。
ついでに程参も叫びます「飯を食わせろ!」と。
この程参は唯一笑い担当のキャラなのですね。
チェラホトの正体、それは、
徐賓が李必に言います。
チェラホトの原料は墨です。
燃える墨です
西北の湧き水は岩の亀裂から流れ出て黒い油が浮くとか
脂身のように粘っこい感触で地元では「石脂」と呼ぶ
その石脂を秘密の方法で精製し豚の油などで点火すれば消えることはない
張小敬によれば西域での籠城の際1壺の石脂で数十人は殺せたそうだ
石脂の火は激しく体にまとわりつき振り払えず消えず
あんな凶暴な燃料はないと、張小敬が認めていた
軍では「猛火」と呼んでいる
大量の石脂を使い一夜で長安を焼き尽くすことも可能だ
石脂は酒泉、玉門、延州などの地で生産していて
現地の民と駐留の兵しか存在を知らないはずだ
石脂は燃えるとき濃い黒煙が出るので延州ではその煙のすすから墨を作る
「延州墨」である
狼衛が税関を通る時「墨の原料」と報告したなら、すんなりと通れるはずだし
我々が「可燃物」を探しても墨にはたどり着けない
李必は部下に延州の墨を探すように命じます。
しかしこのことから、李必は徐賓がやはり張小敬を以前から知っていたことに気づきました。
大案牘述で張小敬を選んだ、二人は初対面のはずなのになぜ、そんなことまで知っているのか。
徐賓はやはり張小敬を知っていたのです。
どういう関係なのでしょうか?
それにしても、ちょっとうかつでしたよね(^_^;)
李必は大案牘述で今度は徐賓を調べるつもりです。
評事の元載は封大倫に張小敬をとらえる算段を相談しています。
元載は非常に利にさとい男で、あっという間に安業坊の立ち退きに関して利権が絡んでいることに気づき、自分もただでは動かぬぞという感じで封大倫に持ち掛けています。
張小敬の経歴を聞くと、彼を大理寺に引き渡す糸口が、聞記香舗の家族にあると瞬時に見抜く、空恐ろしい明晰さ。
それを聞いた封大倫は得意げに、いまその聞染を捕えていると伝えます。
しかし、元載、人質を見て一目で一介の商店の娘ではない、もっと高貴な家の娘だと見抜きます。
どこまで頭いいのか。
善人には見えないけど、かなりの切れ者です。
この人質の娘が王韞秀と見抜いたきっかけは、やはりかんざしです。
皇家お抱えの職人である毛順とやらの手によるかんざしをしていると、一目で看破しました。
さすがいつも女の人に囲まれているだけのことはありますね(違うのか?)
皇族や高官の娘を間違えて拐したとしたらとんでもないことです。
困った封大倫に元載がすかさず手助けを申し込みました。
抜け目がない!
さっそく囚われている王韞秀のところへいき、彼女が王将軍の娘だと知ると、自分が助けてやると断言しました。
プライドの高い王韞秀は最初は元載を信用しませんが、結局頼ることにします。
人質が王将軍の娘だと知った封大倫は大慌て。
自分の首どころかお家断絶の危機です!
早速解放しようとするのですが、解放したところで許されないと元載はそれを止めます。
張小敬を殺して手中の火種を送り返せば禍根は残らぬ、と、
「仲間を数人犠牲にできるか」と問えば「構わぬ」と封。
とんだゲスですねこいつら…(^_^;)
大理寺の名で靖安司に捜査を求めるつもりのようです。
そして靖安司と右相のもとに同時に元載からの伝令が渡ります。
工部主事の封大倫とともに狼衛から王将軍の娘の王韞秀を救ったと。
小敬が狼衛に右相府の地図を描いたこともバレています。
王韞秀が見ていたことを元載に言ったのです。
しかし、王韞秀は助けられるというよりもまた、別のところに拉致移送されるようですが…。
とても助けらえているようには見えません。
王韞秀には「助けてやる」と言い
封大倫には「王韞秀を返してはダメだ」と言い
靖安司や右相には「王韞秀を救った」と言い
けれども、実際は助けず「一石二鳥」と封には言うけど、実際は自分だけが得をする計算をさっとしたのでしょう。
元載はこれを張小敬の仕業にする算段なのですね。
その張小敬はようやく狼衛達のアジトにたどり着きました。
魚腸と一戦交え、逃げられた後、曹破延と対決、死闘です。
曹破延は瀕死の重傷を負いました。
そこに旅賁軍が到着しますが、小敬が止めるのも聞かず屋敷に押し入ろうとした旅賁軍たちは、龍波が細工準備したチェラホトが大爆発します。
「伏火雷だ」と張小敬…。
その音は遠い靖安司にまで響き渡りるのでした。
そこで旅賁軍は大勢死傷する事態となり、阿鼻叫喚を極める惨状が繰り広げられてしまいます。
これがチェラホト…。
すごい威力です。
しかしこれは狼衛達、というか龍波たちの時間稼ぎのようで、その間進行している作戦のことを思うとぞわぞわします。
続く…!!
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