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「長安二十四時」#6 午の刻~地下都市の住人~

張小敬と姚汝能は「葛の旦那」に会いに、平康坊の地下都市に入り込みました。
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混とんとした猥雑な、まるで異国のようなところです。
そこには張小敬を「頭領」と呼ぶ人物もいます。張小敬が以前放った間者のようです。
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葛の旦那というのは、崑崙奴こんろんど=黒人の奴隷で、かつては葛という次官の下人だったそうです。
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2年で、主から下人の籍を抜かせてこの地下都市を作り上げたのだとか。
平康坊の女はすべて彼の情報網のようです。
妓女をダシにして官吏などから情報を盗んでいるのですね。

瞳児はこの地下で、囚われていました。
書生と駆け落ちしようとしたからです。
書生は凄まじいリンチを受けたようで傷だらけです。
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瞳児から龍波の情報を引き出そうとすると、葛の旦那は取引を持ち掛けました。
ほしい情報を得たければ、お前も情報を差し出せというわけです。
葛の旦那が欲しいのは、名前。
この地下都市に張小敬がかつて放った間者を差し出せというのです。

張小敬が絶句していると、ひとりの男が自ら名乗り出ました。
(間者は何人もいるようです。)
その場でのどをかき切られて殺されます。
その間者は自ら名乗り出たために、葛の旦那との取引は成立しません。

葛の旦那が知りたいのは、以前自分が2年がかりで追っていた件を邪魔した男です。
郭利仕(かくりし)将軍が金器を隠し持っていたこと(金器は皇家のみ使える)を暴いて不正の証拠をつかむつもりだったのですが、あとすこし、というところで12人の優秀な手下まで殺されてしまったとのことで、それが張小敬の配下だと勘付いているようです。
張小敬もいちどは、自分の配下ではないと言いますが、結局は名前を言わざるを得ませんでした。

姚汝能は「間者を売れば斬首だ。私を巻き添えにするな!!」と言いますが・・・。

「あの世で武勇伝を聞き、飲み交わそう、来世は自分が間者になるからな!小乙!!」

妓女の小間使いのような小乙が、張小敬の間者だったのです。
葛の旦那もこれには驚きます。
この小乙をかわいがっていたようですね。
裏切られたショックを隠せません。

張小敬はあっというまに小乙を弩弓で射殺します。

葛の旦那は、瞳児からの情報を与えるために、もうひとつ条件を出しました。
小乙の目を繰り出せ。記念品にする。と。
張小敬はこれ以上、小乙を裏切る気にはなれず、目玉をくりぬく代わりに、自分の小指を切り落とすのでした。

それはかつて不良人としての仲間(部下)だった小乙が、葛の旦那のもとに間者として潜り込むために、自らの指を切り落としたことへの返礼であり、鎮魂の意味があったのではないでしょうか。
(郭将軍の金器の件を張小敬達不良人もしらべていて、そして郭の旦那にたどり着いたようです。
そこで誰かが間者として、地下都市に赴かねばならず、みんなが、自分が行くと志願したのですね。
不良帥の張小敬を信頼していたからこそですね。
そのとき、小乙が指を切り落としてまで「不良人に指を落とされて恨んでいるということで自分が行く」と言ったことがあったのです。
そこで張小敬も、今回自分の指を切り落としたのです。すごい因縁ですね
小乙、死んでしまってからの存在感がすごい!
もっと登場してほしかった~~(T_T)
弩級の修理にかけては天下一品の切れ者だったみたいで…。)


そして、龍波と魚腸のところへは、「延州からのブツ」が届きました。
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龍波は「チェラホトの魂が届いた」とつぶやきます。
配送した業者たちは皆殺しです。
↓魚腸
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李必はいまだに、右相に目通りするのを待っています。

靖安司は龍武軍と右驍衛がしびれを切らして狼藉を働いています。

続く!!
17:57 : [中国ドラマ]長安二十四時トラックバック(0)  コメント(0)

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