2020'04.26

WOWOWで始まった「長安二十四時」を見てみました。
唐の時代の物語ですが、上元節というお祭りを舞台にテロを阻止するというスリリングな内容のようです。
面白そう!!
と早速第1話を見てみたけど、情報量がとんでもなく多くて頭がついていきません!!(^_^;)
ともかく漢字が多くて(^_^;)
見てるだけで疲れて眠くなってしまいました。。。
だいたい、十二時辰というのが慣れなくて、丑の刻参りとか、丑三つ時くらいしか使いませんもんね(^^;
何時のことか全然わからないんですよね。
この画像をお借りしましょう。
気になる話題・おすすめ情報館さんからお借りしました。ありがとうございます。
時間の詳細も書いてあるので参考になります。
ドラマでも、巳の正刻、とか初刻など、巳の刻でも何種類もあるんですよ。
今で言うと、2時間も幅があるからなんですかね。
ほんとうにややこしいです。慣れなくて無知で(^-^;

そこで、備忘録を兼ねて整理しながらあらすじを書いてみようかと思います。
最後まで続ける自信はありませんが(^_^;)
いかんせん48話もあるらしいですからね。
とりあえず登場人物や背景などメモしていきましょう。
時は唐の天保3年、正月14日。ところは唐の都長安の市場、西市です。
上元節の始まり。灯篭祭では都中に提灯が飾られます。
Wikipediaを見てみましたが、唐の時代の元号に「天保」というのは見当たらないんですけど、架空の年代なのかな?
「唐 天保3年」と入力するとこのドラマがヒットしますし。
ストーリーにもどりまして(^^;
これより明日の巳の刻まで夜間外出禁止令を解く
どこから来た者でも検問は一度、誰でも出入り自由。
タイトルが「巳の正刻」なので、午前10時、次の巳の刻まで、これが十二時辰=24時間なのですね。
主人公は張小敬。

もとは不良帥(罪人を取り締まる捕吏の頭領)でしたが、いまは上官を殺した罪により、死刑を待つばかりの囚人です。
彼がとつぜんとある人物に呼ばれます。
呼んだのは 李必という文官。

靖安司の司丞です。
太子やナントカ将軍とは友達だの、唐の前朝・隋の皇族の血筋だとかなんとか威張った?自己紹介をしています。
太子に近い人のようではあります。
彼の勤める靖安司、それは4か月前に設けられた新設の、秘密の部署です。
乱を靖んじて世を安寧に導く、の意味だそう。
長安の治安維持をつかさどります。
中書省、門下省、尚書省、
吏部、戸部、礼部、兵部、刑部、工部、御史台、大理寺、光禄寺
三省六部の機密文書が集められているとのこと。
ここには砂盤という都の町をミニチュアにした模型があります。
壮観です。

張小敬は
これが悪人の手に渡ったら長安は終わりだと言っています。
地図ってそういう意味で昔はとっても貴重で、慎重に扱われましたよね。
この話の途中に、李必の師匠であり、靖安司の高官・秘書監の何執正(かしゅうせい)がやってきます。
ひどく酔っぱらっていて、砂盤を見ながら「もうおしまいだ」と叫んで倒れこんでしまいます。
なにがおしまいなんでしょうかね?

何執正には、知的障害があるように見える養子息子がついています。
何孚(かふ)です。でんでん太鼓を持っています。

さて、靖安司の役目ですが、
長安城の108坊は300歩ごとに望楼(見張り台)が置かれ朔方(朔方とは?朔=北、唐の北にあるのはウイグルですが…)より送られた武侯(治安、防火要員)が守る。
武侯は各地の戦を勝ち抜いた精鋭たちで視力がよく街を見張っている
異常があれば隠語で靖安司に伝達し、靖安司の指令は瞬く間に各所に伝わる
武侯は弩弓を持ち230歩以内ならすべて射止める
という厳重な警戒態勢です。

この白と青のパネルを目視して、太鼓を打ち鳴らして伝令します。

この望楼の伝令は見ごたえがあります!
4か月でこの完成度、すごいですね。
靖安司での李必の部下は
檀棋 (だんき)下女
このひとが張小敬を連れ出しました

戸部の役人 徐賓(じょひん)
大案牘述(だいあんとくじゅつ)というデータの分析術で、張小敬と崔六郎を任務に選びました。
張小敬とは初対面ということですが、何やらいわくがありそうにも見えました。
どうなのかな?

太子の側近、姚・汝能(ようじょのう)
なんだかちょっと嫌味な感じがしますね(^_^;)

司天台・報時博士 ほう(マダレに龍)霊
時を告げる役目です

張小敬の任務は、犯罪集団「狼衛」の首領、曹破延(そうはえん)を捕まえること。

この日の朝、丙六倉庫で旅賁軍によるおおとり物がありました。
しかし作戦は失敗、16人の狼衛のうち15人は殺害したものの、肝心の曹破延を取り逃がしました。
丙六倉庫には都には無断で作った地下水路があり、それを使って逃げたようです。
長安の民が上元節のために市中に集まっており、危険があるために旅賁軍には任せられない。
そこで、
・都の裏表を知り尽くしている
・生き延びたい理由がある
という張小敬に白羽の矢が当たったのです。
「生き延びたい理由」ってなんでしょうね。
誰でも死にたくないと思いますが…
同じ理由で先に崔六郎(さいりくろう)が任務についていたのですが、そのおおとり物の失敗で曹破延に殺されてしまいました。
崔六郎には崔器(さいき)という弟がいまして、この人は旅賁軍所属です。
この兄弟には聞くも涙語るも涙のエピソードがあるのですが、ここでは割愛します。
あまりにも長くなるのでね(^_^;)
ところで旅賁軍って?
ググってみたら「劇中出現的「旅賁軍」,是「太子十率」之下的府兵」と出ました(^_^;)
なんとなくわかりましたよね(笑)
さて、肝心の曹破延ですが、例の地下水路を通って川に流れました。
それを助けた焦遂という官吏を殺し、その通行証を奪いましたよ。
恩を仇で返す極悪非道な奴ですよね。
曹破延は、城門を無理やり突破して西市の髭剃り屋さん(散髪じゃないし何ていうんでしょうか、床屋でいいですか)でひげをそり落して変装するつもりです。城門、警備が緩いように思うのは上元節だから?不審者と思って追いかけたのに、追いきれなくて放置って、いいんだろうか(^_^;)
捕り物のあった丙六倉庫、持ち主の李陸苟までは、データマンの分析で判明したのですが、旅賁軍が連行に行くと、一家5人殺されていました。首を折られて頭をそがれていたのです。それが狼衛のやり方です。
李陸苟はだれかに大金をもらって丙六倉庫に地下水道を作ったらしい。
資金源が不明なのです。
西市は闇取引が横行しているということです。
張小敬は大捕り物失敗の話を聞いただけで原因を指摘したりして、早速その能力を発揮しています。
死んだ崔六郎のからだから、地図の切れ端を取り出して六郎のダイイングメッセージともいうべき、狼衛の思惑を発見しました。
「狼衛は今日、ことを起こす」
地図には目印が書いてありました。それは、龍武軍(近衛兵みたいな?)の官署、右驍衛の寄宿官舎(高官の子弟の集まりで頼りないらしい)皇宮内の衛兵詰め所、そして右相官邸…。
六郎が正確な地図を作ったのは命に代えても伝えたかったからだ、都に大きな陰謀が渦巻いていると…!!!
大きな陰謀とは何でしょう!?
というところで、続く…!!
ふぅ、結構端折りましたがこの情報量。
これを把握すると面白くなりそうなので頑張りましょう!!!
第一話は登場人物や舞台とか、情勢とか、いろいろインプットすべきことがありますよね。
ここまで書くのにすっごく時間がかかりました。
ぜひとも、おもしろいドラマでありますように(^_^;)
長安の地図がありました。
これもお借りしてきました(^^;
自作中国歴史地図集さま、ありがとうございます。

長安の街中は碁盤の目になっているのですよね。
この小さな四角いのが「坊」なのでしょう。
坊は城壁(坊壁?)に囲まれていてそれぞれに城門(坊門とでもいうのか?)があるようです。
コメントの投稿