2017'02.17
WOWOW制作の「沈まぬ太陽」を見ました。
年末に一挙放送があったので録画してみたのでした。
面白かったです!
どこまでが真実なんだろうか?すごく気になりました。
主人公の恩地のモデルとなった人物も実在するらしいですし・・。
御巣鷹山の飛行機事故もそのまま登場しますし・・。
全部が真実ってことはあり得ないにしても・・・。
この会社の内部が本当にこんな風だとしたら、まったく呆れるというか・・。
背筋がぞっとします。
このドラマを見ながら当時の事故を振り返ったり検証しているサイトも見てました。
当時ももちろんものすごく衝撃を受けましたが、やっぱり年月がたち、忘れていますね。
お恥ずかしいですけども、自分のことではないので、忘れてしまうのでしょうか。
サイト巡りをして、時間がたっているからこそ分かってきたことなどの記事を見て、実際に脂汗が出てきました。
特に事故で亡くなった方々の様子を書いた記事などは、血の気が引きました。
坂本九ちゃんのことも今読んでみると、事故を繰り返したJAL機には乗りたくないと言っていたらしく
ギリギリまで別会社の飛行機に乗ろうとしていたと、お盆の帰省ラッシュでJALしかチケットが取れなかったと
それであの事故で亡くなってしまったと書かれてて、ほんとうに痛ましいです。
主人公の恩地の正義漢ぶりももちろん見ものなのですが
なんと言ってもこの会社の内実に驚かされる方が大きかったデス。
おそらくモデルがいるとはいえ主人公や、のちに会長となった国見などのキャラクター造形は美化してあるというか、すごくカッコよく描いてあると思うのですが、この会社の内実はおそらく結構現実に近いんじゃないかと思わされます。
どうしようもない体質の中でいたずらにもがいているだけのようにも見える恩地と国見の姿は、ともすれば痛々しいほど無力にも感じられますが、それでもあきらめないで会社を立て直そうと最後の最後まで努力する姿に、感動しないではいられませんでした。
またフィクションとして「悪役」が本当に憎たらしい!
現実はきっとそんな風に「悪」「善」に分かれているわけではないと思うのですが、小説だから、ドラマだから、小気味良いぐらいの悪役が用意されていました。
もっと娯楽的な物語なら、巨悪のボスには天誅が用意されていたりもするんだろうけど、たとえば昔は恩地の親友で志を共にしていた行天と言う男は、恩地を裏切り出生街道まっしぐら。スチュワーデス(今はCA)と不倫しているんだけど、恩地がわからして行天をけん制するために、浮気現場の写真をもとにゆするとか、そういうありがちな展開はない。
胸がすくような、八馬っていうのもすごく憎たらしいけど、こいつが恩地にひれ伏す場面とか(土下座シーン??)そういうのもない。
でもそこが却って見応えにつながっていると思う。
現実にあの事故を起こした会社は、経営破たんしたんだし。
恩地と国見のはたらきで会社が持ち直して、二人がヒーローに
なんて、そんな単純な物語だったら(そういうのも好きだけど)こんなに見応えあるドラマにならないと思う。
出演者たちもよかったし、音楽も良かった。
久しぶりにすっごく面白い大河ドラマを見た感じがしました。
しかし、まだ存命中の政治家をモデルにしてこんなストーリーを描くとは、かなりの反骨精神。
あっぱれと思いました。
年末に一挙放送があったので録画してみたのでした。
面白かったです!
どこまでが真実なんだろうか?すごく気になりました。
主人公の恩地のモデルとなった人物も実在するらしいですし・・。
御巣鷹山の飛行機事故もそのまま登場しますし・・。
全部が真実ってことはあり得ないにしても・・・。
この会社の内部が本当にこんな風だとしたら、まったく呆れるというか・・。
背筋がぞっとします。
このドラマを見ながら当時の事故を振り返ったり検証しているサイトも見てました。
当時ももちろんものすごく衝撃を受けましたが、やっぱり年月がたち、忘れていますね。
お恥ずかしいですけども、自分のことではないので、忘れてしまうのでしょうか。
サイト巡りをして、時間がたっているからこそ分かってきたことなどの記事を見て、実際に脂汗が出てきました。
特に事故で亡くなった方々の様子を書いた記事などは、血の気が引きました。
坂本九ちゃんのことも今読んでみると、事故を繰り返したJAL機には乗りたくないと言っていたらしく
ギリギリまで別会社の飛行機に乗ろうとしていたと、お盆の帰省ラッシュでJALしかチケットが取れなかったと
それであの事故で亡くなってしまったと書かれてて、ほんとうに痛ましいです。
主人公の恩地の正義漢ぶりももちろん見ものなのですが
なんと言ってもこの会社の内実に驚かされる方が大きかったデス。
おそらくモデルがいるとはいえ主人公や、のちに会長となった国見などのキャラクター造形は美化してあるというか、すごくカッコよく描いてあると思うのですが、この会社の内実はおそらく結構現実に近いんじゃないかと思わされます。
どうしようもない体質の中でいたずらにもがいているだけのようにも見える恩地と国見の姿は、ともすれば痛々しいほど無力にも感じられますが、それでもあきらめないで会社を立て直そうと最後の最後まで努力する姿に、感動しないではいられませんでした。
またフィクションとして「悪役」が本当に憎たらしい!
現実はきっとそんな風に「悪」「善」に分かれているわけではないと思うのですが、小説だから、ドラマだから、小気味良いぐらいの悪役が用意されていました。
もっと娯楽的な物語なら、巨悪のボスには天誅が用意されていたりもするんだろうけど、たとえば昔は恩地の親友で志を共にしていた行天と言う男は、恩地を裏切り出生街道まっしぐら。スチュワーデス(今はCA)と不倫しているんだけど、恩地がわからして行天をけん制するために、浮気現場の写真をもとにゆするとか、そういうありがちな展開はない。
胸がすくような、八馬っていうのもすごく憎たらしいけど、こいつが恩地にひれ伏す場面とか(土下座シーン??)そういうのもない。
でもそこが却って見応えにつながっていると思う。
現実にあの事故を起こした会社は、経営破たんしたんだし。
恩地と国見のはたらきで会社が持ち直して、二人がヒーローに
なんて、そんな単純な物語だったら(そういうのも好きだけど)こんなに見応えあるドラマにならないと思う。
出演者たちもよかったし、音楽も良かった。
久しぶりにすっごく面白い大河ドラマを見た感じがしました。
しかし、まだ存命中の政治家をモデルにしてこんなストーリーを描くとは、かなりの反骨精神。
あっぱれと思いました。
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