2015'10.23

見終わりました、「家族なのにどうして」・・・。
最初はすごく楽しく見てて、結構ひんぱんにここにも感想を書いたりしていましたが・・・・
途中、中盤以降、とくに終盤は見るのが辛くて感想も書く気になれず・・・。
タイトルとはずいぶんイメージの違う内容だったような・・・。
どっちかと言うと「棚ぼたのあなた」みたいな、わりとほのぼの系(?)のファミリードラマと思ったり
あるいは、ダルボンとソウルのラブが中心と思ったり
期待の方向が違ってたのが原因かな。
全体としては、★★★☆ かなぁ。★4個でもいいんだけど・・。
母などはすごくハマってました。
いや、私もハマってはいたんだけど・・・。
以下ネタバレです。
お父さんが「親不孝裁判」を起こしてから、ちょっとテンションが下がってしまいました。
特に終盤はお父さんが怒鳴ってばかり。
ガンシムの結婚に関して、
ダルボンの豆腐屋継承問題について
いつもいつも怒鳴ってた。
それで結構つらくて、テンションが下がりました。
もちろん、お父さんの病気のこともありまして。
お父さんが病気を家族に伏せてるのが痛々しくて。
だんだんと周囲にわかっていくんだけど、最後まで知らされなかったのが、叔母さん。
叔母さんこそ一番に知ってもいいと思ったのですが、案の定。
「お別れする時間が欲しかった」
と言ってましたが、本当にそのとおりで、あまりにも残酷でした。
「ママ 最後の贈り物」も、今ちょうど見ているのですが、こちらも母親ががんで死んでいく物語。
おなじように、一人息子に、かたくなにがんであることを伏せています。
「家族なのにどうして」のお父さんも、「ママ最後の贈り物」のお母さんも、どちらも、病気を伏せる理由は同じで「残り少ない時間を、家族の悲しむ顔を見たくない」と言うもの。
でもそれは間違ってるでしょう?
ドラマの登場人物も進言するんだけどね「遺された者が後悔する」って。
いきなり、死なれたら、どう思いますかね。
事故や災害なら仕方がないんだけど、病気なら最期の時を大切に過ごして、なるべく悔いが残らないように死んでいく家族に尽くしてあげたり、思い出を語り合ったり、いろいろ出来ることもあるじゃないのでしょうか?
それなのに、家族に伏せてしまうと、遺された家族はどれだけの後悔と喪失感に苛まれなければならないか・・ちょっと考えれば分かるはずなのですが。
それと、こんなことは言ってはいけないかもしれないけど
「ママ最後の贈り物」は死んでいく母親がまだ30代で、13歳の身寄りのない一人息子を置いて、逝かねばならないと言う設定。
死んでも死にきれないと思う気持ちは、簡単に想像つきます。
でも、「家族なのに」のお父さんは60代で、子ども達も成人しています。
だから死んでもいいと言うつもりは毛頭ないけど、でも、30代の死(ママ 最後の贈り物)のインパクトが大きすぎました。
何度も言ってるけど、私はダルボンとソウルのラブに、一番の関心を寄せていたので(またタイトル的にもそういう方向性を感じてしまったので)思ったのと「違う」って感じです。
ダルボンは13年前からずっとソウルが好きなんです。
ウノとのケンカも、ウノがソウルをバカにしたからダルボンが怒って絶縁したんです。
ソウルがそれを知って、感激してますますダルボンを好きになるとか、そういう流れを期待していたのに、二人のラブはとんとん拍子に進んで(それはそれでストレスフリーで良かったんだけど、やっぱちょっと物足りなかったかな(^-^;)
ドラマの中でウェイトが軽かった。。。
かわりに、中心になったのが、ガンシムとムン室長のラブ。
最初はあり得ないと思ったふたりでしたが、だんだんとムンテジュが(ときどき)カッコよく見えて、ふたりのラブの描き方は満足しましたけど・・・。
おおむね、登場人物が多くても、ちゃんと風呂敷たたんだ形になってて、良かったと言えば良かったんですけど。
そして、テーマであろう「家族愛」は十分に描けていたと思うんですけど。
返す返す、期待の方向を間違えてしまって、修正が効かなかった点があるのかなと思います。
面白く見たし、感動もした、最後は泣きましたし、良いドラマだったと思います。
ムンテジュとユンウノの兄弟
ユンウノと会長の義理の親子関係
院長とガンジェの義理の親子関係
院長夫妻
などの、人間模様?
年末のGOGO場
退院後の歌合戦
などなど、大好きだし、面白かったのですが。
でも・・・・
と、どうしても言いたくなってしまうのが少し残念でした。
コメントの投稿