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感想「ザ・ファイブ 選ばれた復讐者」

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キム・ソナさん主演のサスペンススリラー「ザ・ファイブ」を見ました。
まだDVDリリースされてないですね。WOWOWでの鑑賞です。

ひさしぶりに、満足のいく韓国ノワール作品でした。
ノワールと言っても主人公は「被害者」なのですが。

ちょっとあり得ないなぁ・・・という突っ込みどころはやっぱりあったし、ところどころ納得できなかったり、腑に落ちなかったりする点はありましたが、それでも、ドキドキハラハラの感じが「おおう!これこれ!求めてたのは!!」的な・・。最近の韓国サスペンスでは、ちょっと物足りなかったものが多かった(「共謀者」とか「ある会社員」とか・・)のだけど、今回久しぶりに満足させてくれました!個人的には好きな作品です。
「チェイサー」「アジョシ」なんかが好きな人には受けるんじゃないかな。
まぁもちろん最高峰「オールドボーイ」ほどじゃありませんでしたけども。
と言うわけで★★★★です。
容赦も救いもないのがまた良かったです。






では、ネタバレで内容ご紹介と感想です。









夫と娘に囲まれ、幸せな日々を過ごしていたウナ。だがある日、謎の連続殺人鬼が自宅を襲撃、目前で夫と娘を惨殺されたあげく、ウナ自身も車椅子の身となってしまう。すべてを失った彼女は、犯人への復讐だけを生きる糧とし、きわめてまれな血液型である自らの臓器を提供するという条件で仲間を募る。やがてそれぞれの理由で移植臓器を必要とする4人の男女がそろい、ウナ自身を加えた《ザ・ファイブ》は復讐へと突き進んでいく。


と言うのが、WOWOWホームページに書かれた紹介文ですが・・・。
正直、ネタバレしすぎじゃないか?と思います。(^-^;
が、まぁそれは置いといて。。。まさしくそういう物語です。

要するに「復讐もの」です。
コ・ウナを演じる主演は韓ドラではおなじみ、キム・ソナねーさん。
コメディのイメージが強い彼女ですが、今回は迫力ある「被害者の母」を演じていて、堂に入ってて感心しました。
理不尽にも惨殺されてしまう一人娘を演じたのは「根の深い木」「星から来たあなた」などの子役キム・ヒョンスちゃん。
子どもと動物は(ほとんど)死なないハリウッド映画と違い、韓国映画では容赦なく子どもも惨殺されたりします。そこが私は好きなんですけど。でも、さすがに子どもが死ぬ場面を直撃では写したりしない・・・と思ってたら、のちにそういう場面も登場し、さすがの私も「・・うっ・・」となりました(^-^;
コ・ウナも犯人に殺されかけて、一命を取り留めたものの、車いすの生活になってしまいました。
犯人を憎んで余りある彼女は、道行く人を犯人と間違えて、ナイフを振りかざしたり、かなり「危ない人」になっています。
ジッポライターの収集家のふりをして、ネットで「高く買います」と宣伝し、その持ち主との接触を計っているのは、「あのとき」犯人が夫のジッポを持ち去ったから。
夫のジッポには娘の字で「パパ。禁煙して」と書かれているのです。
ついにその持ち主から連絡が入る!!
絶対にこいつが犯人だ!!!
と思い全身をわななかせるも、結局その相手とはそれ以上接触できず。。。
犯人を殺すために拳銃を買おうとすれば、車いすの女と言うことで、踏みにじられお金も騙し取られる始末。
そこで、思いつくのです。
自分の血液型が珍しいタイプだということを利用して、「協力者」を募ることを。
世の中に、ドナーを待っている患者はたくさんいて、その中でウナは自分にとって「駒」4人を人選し協力を呼びかけます。
復讐が成功したら、自分の臓器を差し出すことを条件に・・・。
その4人はみんな、その家族が移植手術を必要としているのでした。

さて、一方犯人はというと、ありがちですが、社会的には成功者です。
なかなか顔を見せてくれないですね。(^-^;
とくに「はっ。この人だったのか!!」という意外性があるわけではないので、隠す必要もないとは思うんだけど、顔がわからないというのは確かに不気味でした。
山岸凉子さんの漫画に「パイドパイパー」って言うのがあるんだけど、ある種の殺人者は子供を安心させるものごしと風貌だというくだりがあったんです(かなり端折ってます!)。それを彷彿とさせる、優しい感じのイケメンです。
人形作家としてマスコミにも取り上げられる著名人でした。
でも、じきに「かなり変態っぽい」とわかるんだけど。
自分の留守中に防犯カメラを作動させ、スマホで確認できるようにしておくなど、かなり周到な防犯意識の持ち主。
それに比べて、この復讐軍団の脇の甘さと言ったら!
ど素人の私にも「甘い甘い!!!」と言わせるほどです。

復讐軍団はチームワークもないし、またその道のスペシャリストって言う感じは・・・、しないでもないけどあまりに頼りないのです。途中でウナを裏切ろうとしたりして、考えてみればウナのためにそこまでリスクを負う必要性もないのだし。
彼らが途中で思いついたように、どうせ非合法なんだから、ウナをどうにかして臓器だけいただいてしまえば済む話で。
だけど、壮絶なウナの家族が殺された話を聞いて、みんな心から協力しようとするんです。
もちろん、「報酬」はもらうつもりなんだけど。(それはウナの死を意味するにも関わらず)
でも「甘い」軍団だから、結局犯人にやられていく。

この映画の釈然としないことのひとつは、ウナの事件とは無関係の人が、何人か死んでしまうこと。
たとえそれが移植目当てだったとしても、やっぱり「なんでこの人が死なないといけないの」と思ってしまいます。
ウナのために、娘ちゃんのペンダントを取りに犯人宅に忍び込んだのが、例の防犯カメラ+スマホで犯人にわかってしまう。急いで自宅に戻った犯人に、殺されちゃうんですよ。
病気の息子と妻を残して死ななくっちゃならない。本末転倒ですよね(^-^;

もうひとりの被害者は、復讐とも移植とも何の関係もない「善意の人」だけに、余計につらいです。

この二人が死んだのが、まったく腑に落ちず、もやもやします。
でも犯人の残虐性を際立たせるのでOKですけど。

復讐軍団の中で一番頼りになったのがマ・ドンソク演じる男です。
彼、「いかさま師 タチャ」「プランダン」や映画「FLU運命の36時間」で、いとしのヒョクと共演している。
いつも「強い男」の役柄で、今回も強いです。
一番頼りになりました。結局犯人を捕まえたのもこのマ・ドンソク演じるイ・ギウクでした。
でも、やっぱり甘い!!
死んだ工作オタクが処刑台を作ってあり、犯人をこの処刑台でじわじわと、恐怖のどん底に落としつつじわじわ殺す・・・と言う予定だったのです。
が、ギウクは犯人が気絶していると油断して、処刑台に乗せただけで、ベルトで固定せずあろうことか犯人に背を向けて電話なんかしてる!
案の定、背中の向こうで犯人は復活して、ギウクを殴って昏倒させる。
ギウクが目覚めたときは、自分が処刑台に拘束されていたという間抜けな状態に陥っています。

釈然としないことの、もうひとつはこの、脇の甘さです。
あきれるばかりです(^-^;
ただ、そのために見ててハラハラ感が増長したかもしれません。

ウナは犯人の家に入り込み、犯人の製作した人形たちを壊して回るというシーンを、スマホのテレビ電話で犯人に見せます。その人形と言うのは、犯人が今まで殺してきた少女たちの骨など肉体を使って作られたもの。
犯人にとっては「思い出の戦利品」なんですね。命の次に大事・・・と言う感じです。
自分の家にやってきた犯人は、ウナが仕掛けたトラップで、かなり危ない目にあいます。
ウナはピタゴラスイッチみたいな仕掛けが得意だったことが、物語の冒頭にありました。
娘の誕生日にも、ピタゴラ風にプレゼントを渡してました。
それがここで効いてきてますね。
もちろん一人じゃできないですから、それ今まで目立った働きをしてこなかった女性協力者が(裏切りと言う点で目立ってたけど)、今ここで動いたんでしょうね。
でも彼女もまた甘かった。。。。犯人を気絶させたと思い込んで背を向けて・・。
背中見せるなーー!!まったく懲りないなぁ。。。デス。
なまっちょろそうなのに強い犯人。
もうだめだー・・・
と思ったとき、ギウクが登場してウナを助けます。
ギウク、かなりのダメージなのに・・というか、死んだと思ったのに生きてたのねみたいな。
で犯人をいったん倒すも、ここでもまたしてもまたしても油断して、やっぱり背後からやられちゃう。

でも、ウナがヤツの弱点を突きます。
自分が死ぬほど愛して大事にしてきた戦利品、インタビューでは「汚れたものを僕が綺麗によみがえらせる」とか言ってたっけ・・・それがヤツの弱点だったのです。
ウナがそれを壊して回り、結局部屋の真ん中に、聖母マリアのように後光を背負って吊るされてた「大作」が燃やされると呆然自失となる犯人。結局、その吊るされてる人形のロープが燃えて、勢いよく振り子のように、凶器と化した人形が襲い掛かり犯人を殺してしまいました。
ウナは、あっけなく死んだヤツの体に「こんな簡単に死なないで」と、悔しい思いをぶつけます。
もっと苦しんでほしい。
もっともっと悶絶して死んでほしい。
こんなにあっけなく死ぬなんて。。。

さて、復讐が終わったらやっと登場したのが、医者。
さっそくウナの命を頂こうとします。
だけど、女性メンバーが「やめよう」と止めるのです。
そんなことをしても、あなたの娘さんは喜ばないと思う。他人の命を奪ってまで・・・。

どうしても娘を助けたい医者も、いざとなれば、ウナののちを奪う注射をためらいました。

その医者から注射を奪って自ら自分に刺したウナ。
ウナは約束を守ったのです。

後日。
ウナの臓器をもらって、健康体を取り戻した家族と、幸せそうに過ごしているメンバーの姿がありました。

ジ・エンド。。。

と言うわけで、うーん、ラストも釈然としませんでしたが(^-^;
まぁ途中がすっごく緊迫感があったし、それでOKということに。

ところで、医者の役をしてたチョン・インギさん。
私が今まで見てきた作品中、一番よく出演してるのは、この人だと断言できます。
ほんとうに良く出てる!!
主役級じゃないんだけどね。


しかし、長々と書いちゃったな。
普段ここまで書かないのに。
他の記事と比べたらかなり長く丁寧に書いたけど、★×4なんだけどなぁ(笑)




23:04 : [感想]映画感想トラックバック(0)  コメント(2)

reo1975

ザ・ファイブも面白かったです。
ショートさんも感想に書いてらっしゃいますがウナの共犯者たちの頼りないこと!これで犯人倒せるの?と何回も思いました。おいおい、ここで仲間割れしてる場合じゃないやろ!と突っ込みどころも満載でした。

犯人に逆に殺されるんじゃないかと最後までハラハラしながら見てました(笑)
犯人の方が弱そうやのに、しぶとい!!
最後は犯人倒せて本当に良かったです。
映画のエンディングでウナの臓器が役に立ってることが分かって良かったです。

同窓生面白そうですね!!チェックチェック!
でも週に5本も映画見たので疲れました。
とうぶん映画は休みます(笑)

2015/02/14(土) 23:26:44 | URL

short

reoさん、こちらもコメントありがとう!

なかなか面白かったでしょ?
キムソナさんが全然イメージが違ってましたよね。
共犯者たちは。。
考えてみたら能力じゃなくってただ、臓器が欲しいだけの集団ですもんね。
いろいろとツッコミどころ満載でしたね。

ウナの臓器が役立ってよかったのは良いかもしれませんが、そもそも、ウナが死んでしまうというラストに、もやもやを感じましたよ。
あと、ふたり死んじゃった人たち。
それもなんだかもやもやでした。
しかし、どうして敵に背を向け油断するか。
いつもこれなんですよ~(笑)

2015/02/15(日) 17:27:57 | URL

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