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感想「ムーブトゥヘブン」

Netflixオリジナル作品「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」を見ました。
とてもハートウォームな素敵な作品でした。
タイトルのムーブトゥヘブンは、サブタイトルの通り、遺品整理をする会社名です。
「天国への引越し」「最後の引越し」という意味ですよね。
主人公のグルは父親と一緒にムーブトゥヘブンで働いていましたが、その父親が急逝してしまいます。
グルは自閉症なので、父親の遺書により後見人が指定されました。
それはサングという名前の、グルの叔父、父親の弟でした。
しかしグルはサングとは初対面で、しかもサングは粗野で乱暴で不潔、あの清潔で几帳面で思慮深く愛情深い父親とは似ても似つきません。
そのうえ前科者だったのです。
遺言により、3ヶ月間は後見人として同居することになったサングは、渋々グルとムーブトゥヘブンで働くことになります。
これはその3ヶ月の物語です。


まあともかく、泣いた!
グルは「愛の不時着」の北朝鮮の兵隊さんのマンネ役の男子でしたが、わたしゃ言われるまで分からなかったよー。雰囲気全然違うんだもん。すごい演技力だったわ。

そして、叔父サングはイジェフンssi。
こんな粗野な感じの役は初めてでした。
後ろ髪長めなのが気になったけど(笑)細マッチョで素晴らしい肉体美!!

2人を見守る近所に住むナムという女の子は、親の反対を押し切ってムーブトゥヘブンで働くんだけど、彼女の存在感がすごく良かったです。


途中のエピソードでは、お葬式っていいなーって思えるものがありました。
みんなでその人の死を悼み、その人の人生に思いを馳せ、悲しく寂しいけれども温かい気持ちで見送る儀式、もちろん葬式の中にはそうではないものも多いですけど。。
「マイディアミスター私のおじさん」でも、お葬式に感動したことを思い出しました。



以下はネタバレ感想です











サングは幼い頃兄に捨てられた記憶によって、苦しみながら生きてきました。
グルの父親はほんとうに優しく弟思いでしたから、何があったのか不可抗力だったのだとしても、幼い子どもに理解できなかったでしょう。
三日間、ひたすら隠れて駅で兄を待ったとの事、なんて可哀想なサング。
その姿に泣けてきます。

兄はその頃、例の百貨店倒壊事故に巻き込まれてしまっていました。
それも、待っているサングの誕生日プレゼントのナイキのスニーカーを買いに行ったからでした。
そのためにふたりは離れ離れになったのですが、じつは怪我が癒えてから兄はずっとサングを探していました。

その事が、サングがムーブトゥヘブンの物置を見た時に、初めてわかったのです。

⤵︎ ⤵︎

グルがある日謎の行動をとりました。
ひとりで遊園地に行き、全アトラクションを周り(怖くて乗れないので見て回っただけ、途中でサングが合流し)チキンやジャージャー麺を食べて、ある駅に入りました。

その駅こそが、サングが兄を待ち続けた約束の駅だったのです。

兄への想いが押し寄せるサング、ムーブトゥヘブンに帰り、物置を探ってみると、そこにはナイキのスニーカーがいくつも積み上げられているのです。

それは兄が自分に買うと約束してくれた誕生日プレゼント。兄は毎年自分のためにスニーカーを買い続けてくれていた!
兄は自分を忘れてはいなかった。
それどころか誕生日には自分のやりたいことを、毎年グルと一緒に実行していた!

チラシもあった!
尋ね人のチラシです。
自分を探す尋ね人のチラシです!

自分は捨てられたのではなく、兄に愛され続けていた、ずっと想われていた!


そう知った時のサングの胸の中を思うとこちらも号泣ですよ。

捨て鉢な人生を生きてきて金銭トラブルも起こしたし、警察沙汰にもなった、だけどこれからはもうそんな生き方をしなくてもいいんです。
捨てられた自分を愛せなかったでしょう。
でも
これからは自分を大事に生きていける!


また、チ・ジニssiがそういう温かな役柄が似合うんだなぁ。さすがミンジョンホさま!!
泣けたー!


最終話に、グルが父親への思慕を全開にするのもまた泣けました。
大好きなアッパがいなくなって寂しくてたまらない。
グルは家出してひとりで思い出の水族館に行きました。
両親の思い出に癒されたグルは、お父さんの最後の引越しをします、遺品整理士として。
そのときお父さんのスマホを見つけました。
ギャラリーには自分の写真だらけ!
そのなかに、自分へのメッセージ動画がありました。
急逝に見えたけれども、じつは病気を隠していたアッパ。
寂しがるにちがいないグルのために、メッセージを残したのですね。

グルは捨て子でした。
救急士としてグルを助けたのがグルの父親で、そのまま引き取ったとのことです。

お前の母親になれてありがとう、といったオンマのように、アッパもお前の父親になれたことがいちばん幸せだったよ、
アッパのことばを覚えているね、
これからは鏡に向かって自分で「よくやったね」と、「世界一なのはハンジョンウの息子のハングルだ」と、言うんだよ




お父さんのお葬式をやっとできたグル。樹木葬で、お母さんと同じ木に名前のプレートをかけました。

見えなくてもそばにいるよ
記憶の中で生き続けるよ

アッパの声が蘇ります。
アッパは生きている。
グルの目の中に、頭の中に、胸の中に。
アッパの言葉がグルの胸を温かく満たします。


まだまだ寂しくて、アッパがいないことがとてもつらいグル。
だけど次第に受け入れていくでしょうね。

サングも、3ヶ月の後見人のお試し期間が終わり、弁護士から不相応の烙印を押されてしまうのですが、グル本人がサングを後見人として必要としている旨を知り、嬉しそうです。

家族をなくした二人が本当の家族として再生し、成長していく物語で、ほんとうに感動しました。








13:27 : [ドラマタイトル]ムーブ・トゥ・ヘブントラックバック(0)  コメント(2)

感想「人生最高の贈り物」

WOWOWの朝ドラマ「人生最高の贈り物」を見ました。

まあ、ふつう、かな。


以下はネタバレあり感想です。







冒頭、赤ちゃんを抱いて逃げる女、
追う男、
これは誰?
どういう状況?


時は流れて現在、
下宿屋サムガんハウスはいつも賑やかです。

長女のビッチェウンはデザイナーを目指して奮闘中。やさしいお母さんは全力応援しています。

そんなビッチェウンはLXというアパレルメーカーに契約社員で入社しました。

しかし、社長の娘で本部長を務めるソアは、ビッチェウンの宿敵でした。

中学時代ビッチェウンにあらぬ濡れ衣を着せて、退学に追い込んだのがソアだったのです。

ソアは当時の確執から今回入社に当たっても、またビッチェウンを妨害しました。

ソアには幼なじみで最愛のジェヒという男性がいるのですが、ジェヒとビッチェウンは恋人になり、ソアはまたしても煮え湯を飲まされてしまいます。

このソア、
感情の昂りを我慢できず、ありとあらゆる場面で駄々っ子のように怒鳴り散らす、ものを投げる、観衆の前でも臆せず倒れ込んで泣きわめく、など、なんでこうなった??
というくらい酷いキャラクターです。
ジェヒを愛するあまりビッチェウンに憎しみの全てを向けて、やることなすことチンケな妨害をしてきます。
それならまだしも、最後はジェヒの人生を壊すほどの詐欺を働いて、ジェヒにも「報復」をするのです。
なんちゅうひどいキャラだ!


ビッチェウンは、じつはこのLX社長の娘なのでした。ビッチェウンそだての母はそれを知りつつ、打ち明けることができません。
もどかしい!!

なぜ??


じつは、ビッチェウンは、LX社長ジョンウォンとパクピロンの娘でした。
パクピロンが悪人だったので、社長の母親が産まれたばかりのビッチェウンを死んだことにして、サムガンハウスの女将スンジョンに預けたのです。
スンジョンには、ジョンウォンが産後うつになったので、しばらく預かって欲しいと嘘をつき、あずけたまんまアメリカに行きました。
ジョンウォンは娘が誘拐されたうえに、殺されたと説明されました。
だからビッチェウンの存在を知りません。

ビッチェウンに真実を告げるには、スンジョンはビッチェウンの父親が犯罪者であること、祖母から捨てられたことを告げねばなりません。
それがビッチェウンをどれだけ傷つけるかと思うと、なかなか、真実を告げられないのでした。

しかし結局は全員が真実を知り、ビッチェウンはジョンウォンにも受け入れられました。
そしてサムガンハウスを去るビッチェウン。
心を鬼にして送り出すスンジョン。
このあたりは涙なくしては見られず。
面白さのピークでした。


サムガンハウスには、ファンナロという詐欺師が入り込みました。
ビッチェウンが実は自分の娘で金持ちの娘だと、刑務所でパクピロンに聞いていたファンナロは、ビッチェウンに近づく目的でやってきたのでした。

ファンナロが詐欺師だということは次第に周囲にバレていき、サムガンハウスを出るように言われるのだけど、その中でスンジョンだけはファンナロを優しく包むのでした。
ファンナロもスンジョンには誠実でした。


ソアはファンナロを利用してジェヒとビッチェウンに報復をします。
しかしふたりは次第に愛し合うように。
その頃からソアの性質も少しだけ変わってきました。

私はソアが大嫌いだったから、急に純愛されても受け付けられませんでしたけど。


最後の方は興味が持てず流し見。
大方予想通りに話が進み、大団円に向けてみんなが善人に。
とくに天誅を下される人物もなく。。。
あ、ひとりいたか。キム社長とやら。でも流し見だったから、どうやって逮捕されたかわからないです。


終わってみれば、いちばん興味深かったのはファンナロ。
この人の人生をダーク→スンジョンやサムガンハウスのおかげで愛情を取り戻す、みたいに描いたら私には好みだったかも。


ジェヒの両親の話はおもしろかったかな。
妹ヘドゥンのラブストーリーはまったく興味なかったですね。


イジャンウは韓国のオンマたちに人気があるんだそうです。
むかーし、人気絶頂期の渡辺徹を彷彿とするのは私だけですか?(笑)

15:58 : [ドラマタイトル]人生最高の贈り物トラックバック(0)  コメント(0)

感想「マイネーム:偽りと復讐」

またまたNetflixオリジナル作品
「マイネーム:偽りと復讐」を見ました。

いやもう、スピーディですごくテンポがよく、展開に勢いもあり、とても面白かったです。

主演はハンソヒ。
私はこの人端役か、あるいは「夫婦の世界」のときの印象が強くて、あんまり好きなタイプではなかったんですよ。

ところが!
このドラマのハンソヒちゃんはすごいキレのあるアクションを、多分ですがほとんどスタントなしで演じています。
もう、惚れてしまいました!!

日本のドラマでこんなにスピーディで心鷲掴みにされ、俳優のアクションも切れてて、演技力もある、脚本キャストともに太刀打ちできるものがありますか、なんて思ってしまいました。

ストーリーも、いつもの韓ドラにありがちな、詰め込みすぎ感もなく単純で、とても見やすかったです。
話数も8話で短いし、サクサクとあっという間に見ることが出来ました!

そのぶん、すこし描き足りないかなという部分もありましたけど、ほとんど満点に近いくらい満足しました。


私が今年見たドラマのかなり上位になるでしょう。




パク・ヒスンはこないだ「凍てついた愛」ですごいいい役だったけど、やっぱり本来こっち系の人って気がしましたねー。

アンボヒョン、キムサンホ、みんな良い!
チェムジンの懐刀の役の人、どっかで見たと思ったが、こちらも夫婦の世界に出てくるDV彼氏野郎でした。


以下ネタバレでちょこっとラストについて














最後チェムジンと死闘のときにふと、この子の父親はこんなこと決して望んでないのにな、って気持ちになってしまった。

それに、あっさり殺したらチェムジンは自分が死ぬこともわからないうちに死ぬ。
もっと死への恐怖をジワジワと味わわせて殺したい。

と、真逆の思いが頭に浮かんだ。


ま。こいつとは死ぬか生きるか、殺すか殺されるかのどっちかだったので。。
殺すしかなかったよね。(ドラマですから!)

短いからサクサクッと短時間に見られてよかったけど、その分少し物足りない。
もう少し、ジウと警察官たちの信頼関係や、裏切っていることにジウが苦悩するとか、両者の間に立つ葛藤とか、潜入してることでの、バレないかいつバレるってハラハラ心臓バクバクするスリルがほしかったかも。

ネトフリオリジナルだとラブシーンも濃厚だね。イカゲームでも思った。テレビで放送できないね。それが狙いだったりして。
12:50 : [ドラマタイトル]マイネーム: 偽りと復讐トラックバック(0)  コメント(0)

感想「D.P.-脱走兵追跡官-」

Netflixオリジナル作品の「D.P.-脱走兵追跡官-」を見ました。
とても見応えがありました。

韓国に軍隊があり、男子は全員兵役の義務があるのは今や誰もが知る事実。
私がそれを初めて知ったのはウォンビンにハマった時に見た「フレンズ」で、だったかも知れません。

韓国は国家として兵役を義務化しているのだから、こんなドラマ(反軍隊的な?)作ってもいいのかなと思いました。
日本なら作れるだろうか?とすら。

このドラマを見る限り、軍隊の中で虐待や暴力は日常化していて、それを苦とする(だけではないかも知れないけど)脱走は5年で500件とか。

セクハラで自殺したりするひともいたとか?

そんなことは大々的にアナウンスしたくないだろうに、こんなふうにドラマ化してしかもそれがヒットするとは。。
韓国の人達の内心はどうなんだろうかと思います。

関係ないけど、私は日本語で発信している韓国の男性のアカウントをフォローしているのですが、韓国文化や日常のことを発信する合間に、軍隊のことや軍備開発のことを発信しています。

みんなが従軍する韓国では、軍備がとても身近なのでしょう。
でも、私は空恐ろしいのです。
軍備の開発はとりもなおさず、人を殺す目的で開発されるのです。
それが当然であるということは、恐ろしいことではないですか?

そんなことを思い出しながらこのドラマを見ました。

軍隊は楽しくもないし、できれば行きたくないところ、そんなふうに韓国の人たちも感じているんだろうなと、思います。

軍隊の中では階級によって上から順番に虐待や暴力も「下りて」きます。

主人公ふたりはそんな脱走兵を捕まえるために奔走し、失敗もあれば苦々しい成功もあり、その活躍がドラマとしては面白いのです。
ふたりのコンビネーションも次第に密度を増してきて、陰のジュノ(チョンヘイン)陽のホヨル(ク・ギョファン)のタッグも見応えがありました。

最終話にかかるエピソードのストーリー展開は、元になった事件があるんだそうで、ほんとに胸が痛みます。

シーズン2もあるようですね。
楽しみにしています!

11:46 : [ドラマタイトル]D.P.脱走兵追跡官トラックバック(0)  コメント(0)

感想「ドクタープリズナー」

「ドクタープリズナー」配信で見ました

この前に書いた「ペガサスマーケット」の感想に「池井戸潤っぽい話かと思ったら違った」と書きましたが、こちら「ドクタープリズナー」こそ池井戸潤っぽいストーリー展開でした。

テガングループに復讐を誓うイジェ(ナムグン・ミン)と、テガングループの内紛とか、いろいろちょっとややこしくて( ̄▽ ̄;)
ここに説明するのができないんですけど( ̄▽ ̄;)

見ている最中はイジェのやられてはすぐに反撃!する姿が楽しかったです。
ハラハラしつつもわくわくする展開に、次はどうなるの?と先を急ぎながら見ていました。


ナムグン・ミンってどうしても主人公なので、安心感があるのですね。
この人が本当の悪人になるわけない、とかね。
なんか、刑執行停止するために、「仮病」というか「詐病」を作り上げるんだけど、それもなんか理由があるんだろうなという。
ともかく、クールでやり手でスマートでかっこよかったです~
頭脳派って好みなんですよね。


以下はネタバレです。

そのまえに、
キム・ビョンチョルさん、
この前に見た「ペガサスマーケット」にも書いたけど、この二つの出演作を同時に並行して視聴していたんですよ。
まるで別人!!
あんまり違和感なかったですけどね(^^;

チェ・ウォニョンさんは、いつも思うんだけど、声が近石真介さんに似ているんですよ。
初代マスオさんです。
いっつもそれが気になるの(笑)同じ人いないかしら。

この人たちと財閥夫人が、なんとSKYキャッスルの出演者ですね。


ではネタバレで・・・↓



















一番の黒幕が、ジェジュンだったということで、それはなんかわかっていたと思うんですよ。
テガンの中でも骨肉の争いがあって、敵の敵は味方になるので・・・
ジェファンが最初の復讐相手だったけど(あんなドラ息子が晋の標的であるわけがなかったですが)ジェファンは結局イジェ側につきます。
ジェファンのせいでイジェの患者が3人も死んでしまったので、許すわけにはいかないぞ!と思いきや、ジェファンの心底からの懺悔の気持ちを見ていると、本当の贖罪とは、こういうことかなと思いました。死刑になるとか、じゃなくて。

そんな改心したジェファンがジェジュンによって脳死状態に・・・・

と思ったけど、たぶん、これもイジェの予防措置によって助かっていた。
そうだろうなぁと思ったよ。

ジェジュンもなんだか遺伝子病もあったり、親に冷遇されたり、気の毒な面もあったけど、最後は刑に服したし、しかもイジェの刑務所に!よいオチだったと。


そして、あんなにも憎たらしかったソン・ミンシク(キムビョンチョル)とも仲間??になってた。
ペガサスマーケットを見ていた私は、やはりこの人を憎み切れず、最後はイジェと結託したことがほっとしてしまいました。
今後は裏切るなよ!!!
と言いたいですけど。



18:20 : [ドラマタイトル]ドクタープリズナートラックバック(0)  コメント(0)

感想「ペガサスマーケット」

少し前に見終わっています。

主人公はチョンボクドン、大馬グループの理事としてやり手で有能でしたが、とつぜん左遷されてしまいます。
左遷先はグループのお荷物的存在のペガサスマーケット。
誰がこんなスーパーで買い物するんだろう?
と思うほど、商品も悪いし店員も悪い、最悪なスーパーです。
そこにはムンソックという超真面目な堅物店長がおりました。
が、じつはこのスーパー、チョンボクドンのライバルであるクォン専務が、とある悪巧みのために利用しているスーパーでした。
それを知ってか知らずか、チョンボクドンはスーパーの改革にのりだします。
まずは人事。
社員を増やしていきます。
しかしそのメンツは。。。。
チョンボクドン社長の斬新な改革に、ついていけない真面目なムンソック店長。
しかし次第にふたりの、そして店内のチームワークは高まっていくのでした。



このドラマはなんといっても、キャストが地味!
だけど評判が良くて、前に放送があった時に見逃したのを残念に思ってました。
キャストの人気に頼らないでドラマの評判がいいとは、きっと面白いに違いないと思ったのです。

たしかに面白かった!

チョンボクドン役のキムビョンチョルさんね、これまではクセのある悪役が多かったと思うんですよ。
「トッケビ」の敵役とか、「SKYキャッスル」のお父さん役とかね。
「ミスターサンシャイン」では、人情味のあるチュノ師の役をしていたから、それも印象的でしたけど。

なんと言っても私は、このドラマと同時に「ドクタープリズナー」を見ていました。
まあ、その役柄が憎たらしくて、ひどい悪人なんですよ。
すごいギャップを感じます。

でも、
さすがにおのおののドラマでその役になり切ってますから、割と別人と割り切ることが出来ました。
カメレオンってこういう事ねと、納得しました。


このドラマのキムビョンチョルさんは、かなり変わった役どころで、ひょうひょうとした掴みどころのない感じでした。
でも、来る者拒まずみたいな愛に溢れた人のようでもありました。

はじめは、この人たちがスーパーをバリバリと改革して、ライバルの不正を告発し、上り詰めていく「池井戸潤」的な展開かなと思ってたんですが、たしかにそれもあるにはあるんですが、そうではなくて、ペガサスマーケットが愛に充ちた(笑)素敵なスーパーで、ひたすらユニークで、次は何が出るのか?と楽しみにしてしまう、そんなドラマでした。

キムビョンチョルさんはダンスも出来るんだね。
体が柔らかくてキレのいいダンスを見せてくれたり、引き出しの多い人だなと思いました。

みんなのチームワークがほんとによかったです。
笑いながらほっこり出来るドラマで楽しく見ることが出来ました。

以下はネタバレすこし!




















個人的に一番笑ったのは、みんながサブネームをつけようとムンソック店長が言い出した時ですね。

ワロタ〜

チョミラン代理、別名が「拳を握って立つ女」って、ダンス・ウィズ・ウルブズやん〜!

パヤ族たちがみんな、イケメン俳優の名前持ってきたり、

も、ほんとに笑ったー


あとは、ムンソックがお母さんのこと語った時は泣けました。まさか亡くなってたなんてね。

ゆるゆるほのぼの、
あんまりないタイプのドラマで面白かったです!
11:28 : [ドラマタイトル]ペガサスマーケットトラックバック(0)  コメント(0)

感想「クミホ伝」

kumihoden.jpg

WOWOWで放送された「九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~」を見ました。

<ストーリー>
1999年、“狐峠”で奇妙な交通事故に遭ったナム・ジアは両親を失う。それから21年後、30歳になったジア(チョ・ボア)は、怪奇ミステリーを探索する番組「都市伝説を探して」のプロデューサーとして活躍していた。
ある日、結婚式場で花嫁が風のように消えたという不可解な事件に遭遇したジアは、現場で新婦が抵抗した跡と血痕、そしてキツネの毛を発見。事件の真相を突き止めるために取材を進めた先で出会ったのは、21年前に“狐峠”で彼女を救った九尾狐(クミホ)のイ・ヨン(イ・ドンウク)だった。(WOWOW HPより

イ・ドンウクが超絶かっこよかったです。
今まで見てきたドラマ(そんなに多くないけど)のどれよりもかっこよかった。
え~~このひとこんなにかっこよかったの??と思いましたもん(失礼な!!)
眉毛をくいっと上げる表情にときめいた!
お肌はツルツル、真っ白で陶器のような。
髪はサラサラ、茶髪でちょっとチャラそうな感じがこんなに似合うとは!!
脱げば乳首もピンクだし(爆)

イケメンすぎであまりにもびっくりして、それでノーチェックだった「真心が届く」を見たのです。

正直いえばこちらよりも「真心が届く」のほうが好みだしよく出来ていたと思う。すんごいよかった。
( ̄▽ ̄;)
感想はこちら

クミホのドラマは私はお初でした。
他とは比べられないけど、このドラマはなんだか「トッケビ」の「残念」版みたいな感じ。
あちこち似てました。BGMも似たのがあった。

他の方々は大絶賛で号泣と書かれているので、私の感想は顰蹙ものかも、噴飯ものかもしれないです。。

以下はネタバレと辛口
あしからずです




正直言うと中盤すぎあたりからなんだか興を削がれてしまって、半分流し見になってしまった。
ジアの親が無事に見つかったのはいいけど、どうやって?とかどこにいたの?とかその辺は曖昧だし。。
そこが大きなメインかと思ったらわりとそうでもなく。。あっさり!

そして、どうもストーリーがややこしくなってきて、面倒くさがりの私は集中力が続きませんでした(^^;




いちばん違和感があったのは、コロナなんか目じゃないくらいのパンデミックに見舞われながらも世間は全然パニックにもならず。平然と街を歩てたところですかね。。
ヨンとジアもゲーセンで遊んでましたが・・。
即刻ロックアウトでしょうよ、っていうぐらいのひどいパンデミックだったのに、ね。

と、そういうツッコミをいたしてしまい。。。

なんとなく私には合わなかったかな。

最後には弟の命と引き換えに蘇るのだけど、弟の命という大きな犠牲を払ったらもっと辛いだろうに。
やたらハッピーで腑に落ちなかった。そんなあっさりでいいの???
弟があんたのために死んだんだよ??
と。

まぁ転生してたようですが。
だからそれでいいのかな?


たぶんイ・ドンウクのかっこよさがなかったら、私は途中離脱したと思われたドラマでした。

11:45 : [ドラマタイトル]クミホ伝トラックバック(0)  コメント(0)

視聴近況

あ!!!

っというまに12月、今年もいよいよ終わってしまいます。
11月はなんとブログ記事を一つしか更新しませんでした(^^;

でも、まずまず順調にドラマは見ておりましたよ。

視聴中は

「人生最高の贈り物 ~ようこそ、サムグァンハウスへ~」WOWOW
これは日本のドラマにも同タイトルがあるようですね。
イ・ジャンウ主演です。
お家騒動と出生の秘密など、いつもの感じですが、面白く見ています。

「潜入弁護士」土曜日2話ずつ放送中 BS12
ユン・ギュンサンが教師になって事件の真相を究明するために高校教師となる物語。
サスペンスなので好物!
楽しく見ています。

「ドクタープリズナー」配信
ネッ友さんにおすすめされました。
ナムグン・ミンの医療系復讐物語。
これも面白く見ています。終盤に差し掛かりましたが、ちょっと展開がしつこいかな。。。


そして、見終わったのは

「クミホ伝」WOWOW
イ・ドンウクが超絶カッコいいドラマでしたね。
感想はまた別記事に上げますね。

「ペガサスマーケット」
ドクタープリズナーでは主人公の敵役のような憎たらしい悪役のキム・ビョンチョルさんが、ここでは非常に温厚でユニークでユーモラスな役柄で出ていました。
けっこう「トッケビ」の死神とか「SKYキャッスル」の妙ちくりんなお父さんとか、曲者役が多いというか印象的でしたから、こちらも曲者には違いないけど、意表を突かれました。
これと「ドクタープリズナー」を偶然にも同時視聴しておりました(笑)
でも、「ミスターサンシャイン」では人情味あふれるチュノ師の役をしていましたよね。
だからやっぱり、役者さんってすごいなと思わずにいられませんでした。
とても面白いドラマでした。


さて、ペガサスマーケットが終わったので、とうぶんテレビ録画をやめまして配信のほうを見ていきたいです。
ネットフリックスなんかもう、見なくっちゃ!!的なドラマがてんこ盛りですよね。

とはいえ、、WOWOWでは「クミホ伝」が終わって、次からはエル(キム・ミョンス)主演「暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~」が始まります。
これ面白そう!!
楽しみ~~~~!!
「人生最高のおくりもの」の後番組も「ペントハウス」らしく、12月中に放送が開始、これまた超絶楽しみにしています!!

まだまだ韓ドラ熱は健在ですのでご安心を(笑)
10:53 : [その他]視聴近況トラックバック(0)  コメント(2)