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「長安二十四時」#4 午の刻~窮地の靖安司~

ネタバレです。ご注意ください!


また新しい人物が。
右刹(ゆうさつ)「狼王」
波斯僧(パーシー僧)と呼ばれています。

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今回の作戦の失敗について曹破延を締め上げています。
故郷がなくなったので、もうあなたは狼王ではないと曹破延は言っています。

彼らの故郷は大食(タージー=アラビア)に壊滅させられたようです。
今回の計画は王宗汜(おうそうし=将軍、第1話で李必が自分の友達と言っていた)の娘を誘拐して、人質として軍隊を動かし、大食(タージー=アラビア)を討つ計画だったのです。

この誘拐劇と、唐を火の海にする計画は連動しているんでしょうね?

酉の刻(午後5時)まではここをうごくな!
チェラホトが降臨する
王宗汜の娘は「あるもの」が連れてくる
と、右刹。

崔六郎を引き入れたのが作戦の失敗の原因だったことから、誰が引き入れたのだと曹破延が聞きますが右刹は答えませんでした。

狼衛達はいったい何がしたいのかな。
・唐を火の海にする(チェラホト降臨)
・大食を掃討する
・そのために地図を探し、将軍の娘を誘拐する
・地図はほかの誰かが手に入れ、将軍の娘はある者が連れてくる


そして「誰か」というのはトゥガルを殺したコインの腕輪の人物のようですね。
      

張小敬は牢屋の中で程参からヒントをもらい、狼衛が唐を火の海にするのではとひらめきました。
檀棋に訴え、牢を出た張小敬は、靖安司で「油坊を調べろ」といいます。
1か所で発火すれば4時以内に37坊が延焼する、というデータマン徐賓の試算に、張小敬は「灯篭は」と指摘。
そうです、上元節の灯篭祭です!
町中の軒先に飾られた灯篭に引火すれば、あっという間に火の海になり消火は難しい!大勢が犠牲になる!
しかし、城外から搬入された油は、不審な取引はなかったけれど、宮中の取引は調べられないので、どれほど油を買ったかわからないのです。
当然宮中の油坊も調べるべきだという張小敬に対して、陛下に取り調べが及ぶことに慎重な靖安司。下手をしたら靖安司が潰されてしまう。
張小敬は民の安全が最優先、そのために狼衛をとらえなければ!と言います。
靖安司が潰されてしまっては、狼衛をとらえられない、という何執正。
意見が割れています。

何執正は頼りがいはありますが、とても慎重で、狼衛を捕まえるまでは靖安司の「使命」だけど、それ以上のことをしてはいけないというのですね。
それ以上というのが何を指すのか今はまだわかりませんが・・・(いや、なんとなくわかりますが・・・)
それをすれば、靖安司は潰されてしまう。元も子もないというのでしょう。そして大勢が犠牲になるのだというのです。
「陛下は太子に、若い寵臣たちと結託することを禁止した。
李必だけは害のない超脱した導師とみられて交流を許されているので、太子のために若い人材を取り込める。
将来の繁栄を守るための礎を築くために。」
何執正は非常に慎重に、唐の将来を、太子の未来を慮っているようですね。
慎重すぎてちょっと事なかれ主義なのかよ!と思ってしまいます(^_^;)そんな単純なことじゃないんですよね。
懐遠坊の名簿を、大司儀が見せてくれるってせっかく言った時も、「名簿に高官の名があれば戸籍を調べて敵を作ることになってしまう」と、断ってましたからね。
いやいやいやいや、名簿必要なんですってば!!
李必が師匠の意向に背いて、無理やり受け取りましたけども、何執正の姿勢がわかります。


その時、龍武軍と右驍衛が大挙して靖安司に押しかけてきました。
靖安司が賊を取り逃がした手落ちから、本日の防衛を引き継ごうというのです。
長安の安全をネタにして勢力争いをしているとしか思えませんが・・・。
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同時にやってきた宦官が、何執正に陛下の詔を伝えました。
なんと、何執正は前々から引退願を出していたらしいのですが、それがこの時急に陛下の許可が下りたというのです。
なぜこのタイミング!!??
そりゃ…林九郎の差し金にちがいありません!!
「陛下の命で靖安司を立てました
今夜灯篭を鑑賞するときに事件は解決したと報告させてください」
と、宦官に請うのですが受け入れられるはずもなく・・・
それどころか、灯篭祭の出席も認められていないとのことで、ショックを受ける何執正。

しかしそこは老練な何執正、ただでは引き下がりませんでした。
「1時のあいだに靖安司が手がかりをつかめたら、退け」
と龍武軍右驍衛に迫りました。
引退で一般人になったのに、そんな権限があるのかといわれてしまいますが、張小敬が助け舟を出しました。
「何監は太子の師である。“一日の師は終身の父”という」と。

そして何執正はとぼとぼと帰途につきました。
李必にむかい、「朝廷に仕えて五十数年、肩の荷を下ろして家に戻りたかった。」と、こぼす何執正が気の毒でした。
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誰が灯篭祭の出席者を決めたのか(右相だろうか?)と問う李必に、その者に盾ついてはならん!と言い含める何執正、この処世術で生き残ってきたんでしょうね。ほんとうに賢いんだろうな。弟子の身を案じる気持ちも本物でしょう。
最後に李必に「靖安司が誤らなければいいのだ」と言い聞かせて去りました。

靖安司は強力な後ろ盾をなくしましたが、李必のやる気は本物です。
自分が靖安司を引き継ぎ、自分に何かあったら張小敬が後を継ぐのだと・・・。

ふたりのタッグが強まってきた感があります。

そして調べていた懐遠坊の名簿から「龍波」という名前が浮上しました。戸籍を偽っている可能性があるようです。
家宅捜索をしてみると、龍波は2か月前から姿が見えず、家には薩珊(サーサーン朝 今のイラン)の金貨が大量にあります。
そして、龍波には同居の(妻ではない)女がいたようで、その女は腕に縄で銭を巻き付けていたそうです!!(コインの人物!)
姚汝能は龍波の家で「思恩客(しおんかく)」「平康坊」と裏表に書かれた札が隠されていたのを見つけました。
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その少し前に封鎖中の懐遠坊の坊門を通ろうとしていた若い女がいます。
これがコインの女です!名前は魚腸。
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姚・汝能(ようじょのう)に通すことはできないと言われて戻りましたので、たぶんまだ懐遠坊の中にいるはずですね。
李必と張小敬のところにも伝令が飛びました。

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そのほかには
※ 右相の玉佩を持っているはずの影という女は縊死していたとのこと
  玉佩は何者かに奪われました
  隠れ家がばれたのは間者がいるから?
  影は独特の香を使っていた。
  唐で香を使うのは10万人、だが、そこから玉佩を探すしか手掛かりはない
・・・そうです。なんて気の遠くなる話(^-^;



続く!!


19:24 : [中国ドラマ]長安二十四時トラックバック(0)  コメント(0)