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感想「あなたには帰る家がある」

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山本文緒さん原作のドラマ、『あなたには帰る家がある』最後まで見ました。
ヤマフミさんの小説は好きなのでこれも読んだような気がする。。
でも結局ぜんぜん覚えてないので、読んでないのかもしれない(^-^;
ヤマフミさんの小説が醸し出す独特の切なさがあまりなく、
コメディタッチだったので、ちょっと違和感もあったけど
おおむね面白く出来ていました。
家庭の主婦としてがんばっている真由美、
家計を支えようと仕事を始めたのに、夫の秀明は家事分担もしないし
真由美の頑張りを白々しい目で見たりして。
あげく、仕事で知り合った顧客の茄子田の妻と浮気をしてしまう。
それがばれたら、今までのクールで家事にも非協力的だった態度を急きょあらため、
真由美のご機嫌を伺ったりするんだけど
それができるのなら罪滅ぼしのためじゃなく、家庭人として最初からやれよ
と思ってしまいました。
ほんとうにこの夫がいい加減な男で笑いました(冷笑です)
玉木宏って年をとってもまだかっこいいなーと思っていたんだけど
このドラマではかなりくたびれた役柄でカッコよさも皆無になっていたと思います
もちろん、わざと消していたことでしょうけども。
かたや茄子田家の太郎、
セクハラ、モラハラ、パワハラのハラスメントの総合商社みたいな男でした。
妻の綾子が彼を愛せないのはよくわかった。
何で結婚したんだろう?と思ったほどです。
でもこれには事情があったのだとのちにわかりました。
(結婚したときにはすでに妊娠していた。その子どもともども綾子と結婚した)
このドラマでは茄子田太郎の変身が一番の見どころだったのかもしれません。
最初は本当に嫌な男だったのが、最終回ではかなり好印象のキャラに変わってましたもんね。
それは、綾子が秀明と浮気をしていったん家庭が壊れてしまい
それを機として自分を見返すことをしたから。
自分を見直して悪いところを改める、結構難しいことだと思うけど
それをやった茄子田は結末に向けてどんどんと株を上げましたね。
雨降って地固まるというか
禍福は糾える縄の如しというか。
人生、いいことばかりは続かないけど、嫌なことばかりも続かない、みたいな(^^;
話題になったのが綾子を演じた木村多江さんの怪演!
秀明に執着してストーカーと化したり
夜な夜な秀明のためにものすごい御馳走を作ったり
表面上はにこにことほほ笑んでいて、実は腹の中は不満が渦巻いていた。
あの夫なら仕方もないことと思ったけどね・・。
まぁ笑顔が怖かったこと(笑)
真由美とは好対照でますます真由美を応援する気持ちが湧いたもんです。
誰に出も悪いところといいところがあるけど
真由美を本当にすがすがしいかっこいい女性として描いていたので
ドラマとして面白かったな。勧善懲悪の面があったと思います。
ちゅうばん、ちょっと飽きたなーって思ったんだけど
すぐに持ち直して、途中からは長女も見出して二人で見てました(笑)
夫婦では気まずくて見られない気がします。
面白かった!


16:25 : [邦ドラマ]あなたには帰る家があるトラックバック(0)  コメント(2)

感想「秘密の森」

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チョ・スンウとぺ・ドゥナの『秘密の森』を見ました。
地味ながらリアルで、奇をてらったところなどない、地に足のついた重厚なサスペンスでとってもとっても見ごたえありました!
夢中で数日で見切ってしまい、見終えた後は軽いロスになってしまいました。
今後これ以上に面白いサスペンスがあるんだろうか?
ひょっとして頂点に達してしまったのでは…と、今後を思うと不安にすらなりました(^^;

ストーリーは、警察内部の不正を暴く、お決まりといえばお決まりのストーリーなんだけど
『シグナル』は時空系、『被告人』は記憶系だったように、今回は感情系とでも言いますか
主人公の検事は幼いころの病気により脳の機関の一部を手術していて
その副作用でほとんどの感情を持たず、その代わりに優れた認知機能を持つという設定です。

正直、韓国ドラマって長いから、
最後まで見てると、最初のほうに何があってここまでこうなったのか、
見失ってしまうんです(^-^;
要するに、っていうことで、ラストがきっちり合っていればまぁいいか。

しかし、かなりそれぞれのキャラがたっていた。
キャラのそれぞれに好感が持て(悪はもちろん憎し!)
共感しやすくて、とくにファン検事は感情がほとんどないにも関わらずなんだか共感してしまうし
感情豊かなハン刑事はもちろん、共感しやすいキャラだったし
そういう点でも面白いドラマでした!


主人公を演じているチョ・スンウし、
『馬医』に出てましたが、私は見てないし、ちょっと前に映画『インサイダーズ』を見たぐらいです。
この人はドラマにはほとんど出てなくて、舞台俳優として有名な人なんですね?
日本で言うと井上芳雄さんとか山崎育三郎さんみたいな感じなのかな??
でも『インサイダーズ』のチョ・スンウさん、とてもかっこよかったです。

相手のペ・ドゥナさんは、ほとんどの感情を排除した検事とは真逆で
とっても熱い正義の熱血刑事を演じていて、好対照になっています。
彼女もドラマよりも映画のほうが多いのかな?
私が韓ドラを見るきっかけとなった、ウォンビンのドラマ『クァンキ』に出てました。
最近では『ハナ・奇跡の48日間』『私の少女』『トンネル闇に鎖された男』が印象深い。

チョ・スンウの演じるファン・シモク検事は、あんまり感情がないので
ロボットみたいな感じなんですね。
でも、それだからものすごく冷静に考察判断するんです。
あまりにも冷静過ぎて、その場の空気を読むこともないし、けっこう疎まれる存在。
でも、ペ・ドゥナ演じるハン刑事は、そんなファン検事に人間らしく接し、名コンビが誕生します。
ファン検事もハン刑事には心を許したところがあったり。
ふたりのあいだには友情というか同士としての絆が生まれ、二人ともが揺るぎない正義感を持つために安心して見ていられるのがよかったです。

かたや、自分の父親が3年前に贈収賄で失脚しているヨン・ウンス検事、
演じてるのは『ドキドキ再婚ロマンス お父さんが変』『ああ私の幽霊さま』に出ていたシン・ヘソン
このひと、長身なのねぇ。
『ああ私の幽霊さま」のときは車いすだったし
『お父さんが変』のときは彼氏の役がソンフンで釣り合いが取れていたのであんまり実感しなかった。
このドラマではなんだか可哀想だったなぁ。
お父さんが失脚して、それも濡れ衣で、家族が不幸に見舞われたのに
その復讐をしたのではないかと、ファン検事に犯人と疑われたり
冷たくあしらわれたり
頑張ってたのに。。。
見ているこっちも、ファン検事が心を許さないから、同じように見てしまった瞬間もあって
最終的にはあんな目にあってしまい、ほんとうに胸がふさがりました。
ごめんね~~一瞬でも疑ったりして、信じなくて。
それはファン検事はもっと思ったのですよね。。

ファン検事の同僚のソ検事は、
どういうの?このひと、どうとらえたらいいの??
なんとかして!!って感じの人でしたね。
ラストまで「このひとの成長物語でもある」みたいに思っていたのに…


以下ネタバレ含みます!
ご注意願います!!




































結局犯人は、最初のパクムソク社長の殺人と、
キム・ガヨン殺人未遂に関しては、ユン検事が犯人、
このひと、唐突に出現して変だなぁと思ってましたよ(あと付け(^^;

でも、それを操ったのはイ・チャンジュン(最後には首席)検事次長。
(このひとの奥さんが怪しいと思ってたのに)

ユン検事を殺したのは、イチャンジュンの義父のイ・ユンボム
の、秘書かなんかのウ室長ってひとらしい。
そのとき、ユン検事が持っていた不正の証拠を奪ったのかな。

イ・ユンボムが隠し金庫かなんかに入れたのに
イ・チャンジュンが持ち出し最後にファン検事に託して自殺してしまったのですね。

その証拠をもとに、イ・ユンボムや不正の温床の企業たちを告発するファン検事。
そして、地方に飛ばされてしまいました。




ファン検事って病気で手術したからロボットみたいだったけど
それをハン刑事の温かさで人間らしくしていく
みたいなところ、好きでした。
ハン刑事はけっしてバイアス掛けてファン検事を見てなかった。
フラットに、ちゃんと理解していた。
お得意の似顔絵(ファン検事の)を、笑顔に描いてプレゼントしたんですよね。
それを、ファン検事が出向先でも目に見える所に貼っていたのがぐっと来たわ。
それ見て、笑顔の練習したりして。
そんなつながりが二人の間にあったのがよかったです。
ヨン検事もきっと、ファン検事にはなくてはならない存在になったんだと思うんだけど
思い返してもつらいです。

ミステリーとしても
サスペンスとしても
ヒューマンドラマとしても
とても見応えがあり、サスペンスなのに泣けました。


reoさん、ありがとうございました!!



ところで、この役者さん
チョン・ヒョンソクさんというらしいのですが
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このドラマでは、一記者として登場してましたが
片っ端からドラマに出ていませんか?
見るドラマ、全部出てる感じです←大げさだけど
それでたいてい、名前もない役柄なんですが
だいたい、記者や医者のうちのひとりってかんじで、いわば端役。
『被告人』では刑務官の一人
『グッドドクター』では記者の一人
と、同時に見ていたドラマに全部って言うぐらい出てます(^^;
今後のドラマ鑑賞のひとつには、そのドラマにこの人が出ているかを確認する
「チョ・ヒョンソクをさがせ」というテーマができた気がします(^^;





17:23 : [ドラマタイトル]秘密の森トラックバック(0)  コメント(2)

感想「被告人」

被告人 DVD-BOX1
被告人  DVD-BOX1

BS JAPANで放送があった『被告人』を見ました。

どんな不正や悪も見逃さないソウル中央地方検察庁のエース検事ジョンウ(チソン)

家庭では愛する妻と娘に囲まれ、満たされた人生を歩む彼だったが
ある朝目覚めるとそこは刑務所で当惑する
妻と娘を殺した罪で服役していたジョンウは事件当日から4か月間の記憶を失っていたのだった。

無実を主張するジョンウを誰も信じない中、新人弁護士ソ・ウネ(ユリ)が彼の弁護を引き受けることに。
一方殺人容疑で彼に追われていたチャミョングループの副社長、ミノ(オム・ギジュン)は、4か月前に双子の兄ソノ(オム・ギジュン二役)を殺害、彼になりすまして暮らしていた。

だが死刑判決を受けたはずのジョンウの奇妙な動向を知ったミノは……。

果たして死刑囚ジョンウは記憶を取り戻せるのか?彼が妻と娘を失った背景にある真実とは?

(BSJAPAN公式HPより)



ん~~~
正直、ちょっと長いなぁと思ってしまいました(^^;
最後のほうはもう、気持ちが保てなくて、流し観…。
最初のほうは面白かったんだけど。

記憶喪失になったのは、結局強いストレスが原因ということでしたが、
何度も何度も記憶喪失になっていることから、そこに悪役の介入があったのでは
とか、
そのせいでジョンウの体が蝕まれていき、命にかかわることになるのでは
とか予想してたけど、どうもうがちすぎていたようで
ありていに言えば、拍子抜けした部分がありましたかねぇ(^^;
記憶喪失の時に思い出す記憶の断片の中で
ジョンウの呼び名が二通りあったんですよね。
ボングだったかな?それもなんだったんだろうか?

なによりも主演のお二人の演技が…(^-^;
演技対決と言う点で見応えがあったのかもしれませんが
私的には、おふたりの演技はちょっと…くどいというか…。
ファンの方には申し訳ないのですけど。。

それよりも、子役の女の子の演技の巧さには驚きました。
末恐ろしいわ。
すごい女優さんになりそうです
が、そう言う子役ちゃん、韓国ドラマや映画にはいっぱいいるもんね。

刑務所の面々は味があったけど
役どころとしていまいちパンチに欠けるというか
一緒に脱獄した二人はまぁおいしい出番がありましたが
ほかの3人はもっとうまく使っても良かったような
なによりも、脱獄そのものもそうですけど、
脱獄にあたって下見したり、刑務所内のセキュリティーが甘すぎて
ツッコミどころが満載と言うかね…
あのあたりがくどかったなぁ…

弁護士の彼女ももっと活躍してほしかったし、
ソンギュの結末は不満だし
そもそも、いつも思うけど、入れ替わりって絶対にムリ~~

でもそれを言ったら物語が成立しませんよねぇ
13:27 : [ドラマタイトル]被告人トラックバック(0)  コメント(4)

感想「モンテ・クリスト伯」

モンテクリスト伯

フジテレビモンテ・クリスト伯見終わりました
画像は公式サイトから引っ張ってきました(^^;

で、

この写真↓ 白いシャツの人はだれ?


モンテクリスト伯2


まぁいいや(^^;
「モンテクリスト伯」なら、もう30年以上も前に原作本(もちろん翻訳本)読みました。
それがめちゃくちゃ古い本で読んだのですよ。
漢字も古い漢字だったし、旧仮名遣いだったかもしれません。
文字も細かくてかなり読み辛かったと思います。
そのころ、私は鹿児島に転勤したばかり。
長男がまだ小さくて(1歳)
出かけるのもままならず。
郊外だったので中心部の図書館にも行けず。
(お給料の関係で本をバンバン買うなどできず。)
まだ若くて車の運転も下手だったし、方向音痴で迷子になるのが怖かった。
右も左もわからない転勤先でした。
夫は忙しくまるで母子家庭のような生活だったなぁ
遠い目・・・。
(移動図書館があってバスに本を積んで公園まで来てくれました)
実家から読める本をたくさん持ってきて読んでいました。
その中に、モンテクリスト伯があったんですね。
つまり、それだけ条件の悪い本だったにもかかわらず、
夢中で読んだということが言いたかった。
すみません、前書きが長くて…。
すごく面白かった!
でも、肝心な内容はあんまり覚えてないわ(^^;
脱獄のシーンは有名で、そこは本を読んで覚えているというよりも
エピソードとして一般常識の範疇での知識。
ともかくですね
面白かったと言うことだけ覚えておりました。
それが日本を舞台としてドラマになる。
これは見たい!
というのと、
無理はないのか?
というのと半々、ハーフハーフ(笑)でしたが。
案の定、最初のうちは設定に無理があるような気がしてました。
だって原作は150年以上も前の物語ですもんね。
現代風にアレンジしてはあるけど
でも、牢獄だけはその雰囲気で、突っ込みたかったけどね(^^;
復讐劇に関しては、原作なんてぜんぜん覚えてないんだから
原作との違いを楽しむってこともできず。
さほどにはハマらなかったんですが
これがもう、音楽が最高に良い!!

特に好きだったのがこのOP。



これが、すみれと【暖】の再会の時にBGMで流れたときは
その音楽のせいで泣けました。
切なかった~。
ドラマが終わると頭の中でずっと鳴り響いてましたわ(^^;
ドラマにハマるというよりも、この曲にハマったかも。

復讐劇で言うと、またもや言っちゃうけども、韓ドラですよ。
韓ドラの復讐劇に面白いのがあって比べると生ぬるい。
と思ってしまいます。
でも、その中でも目を疑ったのが神楽留美と安堂完治のエピ。
韓ドラでもこれはないやろと。エグイ!!!
というか、神楽留美って、暖に何かしましたっけ?
関係なかったのでは?
(今風に言うと→関係なくない?)
神楽の財で有閑マダム生活を送っているのが罪でしょうか。
でも、留美はそれでも完治に出遇えたことを喜んでいました。
このドラマの中で一番印象深かったかもしれません。

終わって見れば、近ごろめったにない、超ド級のシリアスでした。
どんなシリアスなドラマも、どこかにほっこり笑える部分があったり
お笑い担当のキャストがいたりしませんか
それなのにこのドラマはそう言う部分が潔いほど、ないと思いました。
かけらも笑いがなかったですね?
(あったらごめんなさい。私には通じなかったんです)

最後の浜辺のシーン
すごいロングショットだったから意味深だけど、
「あの」二人なんだぁと思うととても感慨深い
良いラストシーンでした。


(右腕の包帯はやけどというよりもアレを隠してるんでしょうね)



11:12 : [邦ドラマ]モンテ・クリスト伯トラックバック(0)  コメント(2)

感想「シグナル」日本バージョン

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日本版、「シグナル」を見終えました。
正直韓国版と比べると物足りないのは否めません(^-^;
最初は面白く見ていましたが、韓国版を途中から見始めてしまい
そちらが面白くて一気に見ました。
すると日本版は筋を知ってるだけに、そこまでハマれなくなってしまって(^^;
どうなるかわかったるので、ハラハラしないんですよね(当然だけど)
それと、
韓国版は、1話が60分以上あるんですよね。
それを16話。
でも日本版の1話はCMを除いたら45分ぐらいです。
それが全10話ですか。
時間にして半分以下に縮めてあるんですね。
それで内容はほとんど同じでした。
多少の変更はありましたが、忠実といえば忠実でした。
ラストとか変えてもよかったのになぁと思います。
たとえば幼い主人公が小汚い食堂でオムライスを食べる設定、
あれは韓国版の通りなんですが、日本ではちょっと無理があるというか
日本の子どもがおなかが空いて手元に500円しかなかったら
まずコンビニへ行くでしょうね。
韓国バージョンでは無理がないように思えた設定も
日本版では無理があるような設定がちょいちょい見られました。
警察の腐敗具合にしても、
韓ドラや韓国映画では警察の無能ぶり、権力にすり寄るのは定番で
日本でも実はそうなのかもしれないけど(最近特にそう感じますが)
ちょっと説得力に欠けたんじゃないかな?
なにより、時間が短いぶん削られていたのは、人物の心理や背景
人間関係、絆、相手への思いなど。
そこがすっ飛ばされていたので、なんだか物足りなく感じてしまいました。
主人公三枝の孤独感、正義感、上層部にも物おじしないで自分を貫くところ
それは大山刑事も同じで、こちらはもっと信念に篤く、刑事魂も熱~~い男なんですよ
そして、その大山を思う桜井刑事ももとの韓国版ではもっと大山ポジションの刑事を思う気持ちが大きくて
その辺がばっさりでしたね~~それは仕方がなかったけれども。
ぎゃくに渡部篤郎演じる刑事部長(韓国版は『局長』でしたが)も、もっともっと
嫌なヤツであくどいヤツなんですよ。
あのラストも、韓国版と同じなんですが、
韓国版はもっと流れがスムースで納得がいきました。

キャスト的にはうまく当ててあって
とてもよかったと思います。
もうちょっと日本独自の色を付けてもよかったのかな。
韓国って、ドラマも映画も連続女性殺人事件みたいなのがモチーフになることが多い
じっさいにそういう事件が過去に起きていて未解決だったりするそうです。
それが国民の共通したトラウマみたいになってるのかもしれませんね。

それから、韓国ドラマがこの物語の原作だと思っていたけど
アメリカに「オーロラの彼方に」と言うドラマがあって
そえが元ネタだという話もどこかで見ました。
映画版の「オーロラの彼方に」は見たことありますが
たしかに、時空を超えた物語でした。
親子の話だったと思いますが…。
それをドラマにしたものがあって、それを韓国版でドラマにして
…ややこしいね(^^;

機会があればアメリカ版も見てみたいなと思います。
辛口ごめん遊ばせ~~~
21:03 : [邦ドラマ]シグナルトラックバック(0)  コメント(2)

感想「ヘッドハンター」

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テレビ東京のドラマ、『ヘッドハンター』見ました。

あなたの値段、いくらですか―?

ヘッドハンター【headhunter】

①所定の事業についている者の、転職を斡旋する者
②首を狩る者。

その男、救世主か。悪魔か。

ある者は「転職して救われた」と言い、
ある者は「あの男に騙された」と言う―

黒澤和樹(江口洋介)は「SAGASU」という黒澤を含め、
社員わずか3名の弱小転職斡旋サーチ会社の社長兼ヘッドハンター。
対象者やクライアントの心の中に深く入り込み、
強引ともいえる手腕で企業と候補者のマッチングを実現させていく、
異端のヘッドハンターである。

黒澤を支えるのは社員の灰谷哲也(杉本哲太)。
黒澤とは腐れ縁で2人の関係には表には見えない因縁が―?
さらに、高いPCスキルを持つ若手社員の舘林美憂(徳永えり)。

元経済新聞記者で黒澤に力を貸す眞城 昭(平山浩行)。
そして、黒澤と対立するのは業界最大手の転職斡旋会社
「ブリッジ」に務めるやり手の赤城響子(小池栄子)。

“転職”を通して、様々な人々の大きな「転機」に巻き起こる
出来事や人間模様を時にスリリングに描く―



できたら1話完結のドラマじゃなく、せっかく連続ドラマなのだから、1クール通して長編を描いてあるドラマのほうが個人的には好みのはずでしたが、このドラマは1話完結の形をとりながら、主人公黒澤の背景について全編通して徐々に明らかになるというスタイルで、短編苦手な私もとても楽しめました。

短編とはいえ1話の中に一つのドラマがきちんと作られていて、全8話、ヘッドハンターというちょっと特殊な、私の周りではあんまり聞かない話をさもリアルに描いてありました。本当に一つ一つの話が面白くて!!
見てよかったー(^◇^)
もっと見たかったなぁ。8話では短い気がしました。



15:39 : [邦ドラマ]ヘッドハンタートラックバック(0)  コメント(0)

感想「60 誤判対策室」

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WOWOWのオリジナルドラマです。

ベテラン刑事・有馬英治(舘ひろし)は、国策で創設された機関「誤判対策室」で60歳の定年を迎えようとしていた。死刑囚の冤罪の可能性を調査する「誤判対策室」には有馬のほかに若手エリート弁護士・世良章一(古川雄輝)と検察庁から左遷された検事の春名美鈴(星野真里)が所属する。凄腕で知られた有馬だったが、かつて担当した事件で無実の者を冤罪に陥れた過去があった。

世良と春名をよそに、定年までを惰性で過ごす有馬にとって「誤判対策室」での日々はどうでもよかったが、ある時一つの事件の情報を入手する。なぜか有馬は取り憑かれたようにその事件を調べ、一人の確定死刑囚・古内博文(康すおん)にたどり着く。かつての事件への贖罪の気持ちと冤罪を疑い必死になる有馬はついに隠されていた真実をみつけるが、すでに古内の死刑執行は迫っていた。



まぁまぁ面白かったかな。
印象的なセリフがありました。

検察とか警察は自白させれば裁判は勝てると思ってる
冤罪を立証しようとしたらやってないと言わせてるだけじゃ再審請求も通らない
23日間の拘留は異常
(刑法87条の1で認められているらしい)
拘留取り消し請求が通ったことなんてない
認められるのは拘留の延長ばかり
検察や警察は有罪のためだったら証拠の隠ぺい偽造ねつ造なんだってやる
それが発覚してもほとんど罪に問われない
裁判所もそっち(警察検察)の味方であり
冤罪の証明なんかよほどのことがないとできない


日本では、国家が管理できる死刑囚の数が60人なんだそうです。
でも、いまはその倍以上の死刑囚がいるそうです。
小説のはなしだけど、誤判対策室は結局その未執行の死刑囚を減らすためにあるんだそう。

それと、世界は死刑廃止の方向に向かっているのに
日本はそうではありません
それに言及するシーンでは
「アメリカもまだ死刑を執行している」というセリフがあり
それに続けて
「日本はアメリカの先を行くことはできないのだ」
というのです。
なんだか納得。

このドラマ、舘ひろし演じる主人公刑事の心理描写の場面が少しくどく感じたのと
(あんまり本編と関係ないので)
何を言ってるのかよくわからないシーンがちょちちょいあったのと
けっしてものすごく面白いってわけでもなかったけど

個人的には主人公と一緒の誤判対策室の同僚のふたりが気にいってました。
とくに左遷された検事を星野真里さんが演じているんだけど、このキャラがよかった。
古川雄輝くんともども、若い二人の成長物語的な部分も見ごたえありました。



01:30 : [邦ドラマ]60 誤判対策室トラックバック(0)  コメント(0)

視聴近況

一気見ドラマ(シグナル、ト・ボンスン)を見てしまったので
ためてあった中華ドラマ『女王未央』を見始めました。
4話ぐらいまでは見ていたのですが
ほかのドラマを消化していて、その間ためてました。
いったん見始めたらノンストップの面白さですわこれ(^^;
いまはだから、この『女王未央』が一番のウェイトです。

録画ドラマは『被告人』をだいたいその日のうちに見ています。
けっこうツッコミどころが多いのですが
まぁ楽しくハラハラしながら見ています。

WOWOWのアメリカドラマ「グッドドクター名医の条件』は週一回の放送ですが
こちらも、すぐに見ています。
『女王未央』と同じぐらいハマっています。

そしたら、WOWOWで本家本元の韓国版「グッドドクター」の放送が始まりました。
これも2話までですが見ました。
でも、正直、アメリカ版のほうがおもしろいです。
ストーリーは似た感じなんだけどどこかアメリカ版のほうが面白い。
それと、音楽やCGが凝ってるし。。
日本版も7月から放送されるそうですが、見てみるつもりです。

『グッドドクター』が「輸出」なら「輸入」的な
『クリミナルマインドKOREA』が始まりました。
1話見てみたら、『グッドドクター』に出ているムン・チェウォンが出てて混乱しました。
こちらも続けて見ていく予定です。

同じく輸入的な『グッドワイフ』が放送中ですが
ためててまだ見てません。
アメリカ版も見ていませんが面白いのかな?


けっきょくドラマ漬け生活はなんにも変わっていません(^-^;
00:45 : [その他]視聴近況トラックバック(0)  コメント(6)