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映画感想「トンネル 闇に鎖された男」

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ハ・ジョンウ主演の「闇に鎖された男」見ました。
鎖される→とざされる と読むそうです。(ひとつ利口に(笑))

タイトルから想像できるように、トンネルの崩落で閉じ込められた男の物語。
たいていこういうパニック映画って、核心となる事故、事件が起きるまで、結構その人間模様に尺をとるものが多いと思うんですけど、この作品は潔いまでに、あっという間にトンネルが崩れてしまいます。
それなら、そこから約2時間、どうやって物語を引っ張るのか?と、思っていましたが。
冗長にならず、緊迫の2時間でした!
話が想定できるような気がするんだけど、いやいや、結構予想外のほうに話が進んだりして。
もしも自分の身に(どの立場であれ)こういうことが起きたら??
地震大国日本では、トンネルの崩落に限らず、こういう悲劇はなきにしもあらずですから。
他人事ではないのです。
考えさせられる内容になっていました。



以下、ネタバレです。



崩落したトンネルの中で身動きができない主人公のイ・ジョンス。
しかし子犬が顔を見せたことで、その近くに同じように閉じ込められた人物がいると分かった。
ミナという女の子。わんこは彼女の飼い犬です。
大きな岩がおなかの上に乗っていて身動きが一つも取れないでいました。
この役者はナム・ジヒョンと、今知りました。

弱っている彼女に、乞われるままに残り少ない水を与え、大切なバッテリーの携帯電話を使わせ、極限の中でこれだけしてあげられるのは、ジョンスはかなりの親切な男だと思いました。先が見えない救助活動の中で、水もケータイも生命線だもんね。
でも、惜しみながらあげてたのが印象的です。
犬にはやりたくないんだけど、彼女の手前やらないわけに行かない。
どこかコミカルな部分があるのも韓国映画らしいと思います。
その犬が、ケーキを一人で食べつくしちゃうんだなぁ(^^;
動物だもん。欲望の赴くままに!
ジョンスはあとでミナと一緒に食べようと思っていただけに、大ショックで取り乱す。
ジョンスの気持ちはわかるけど、ちょっとおかしかった(^^;

でもこのミナは、実は大きなコンクリートの塊が腹を圧迫してるだけじゃなく、中の鉄骨が腹に刺さってたのね。
それで死んでしまうんです。
ジョンスは水を欲しがられて、でも、残り少ない水なので躊躇してたのね~。
後悔するジョンスが悲しかった。
誰でもきっとそうだよ、いやむしろ、あなたミナに親切にしてあげたよ。と慰めたい気持ちでした。

こんなに人がいいジュンスシなのに、トンネルの外では大変なことが起きてました。
まず、このトンネルは手抜き工事によって崩落したらしい。
手抜きだから、設計図というか工事の計画書といか見取り図というか、と、現実の施工が違うんだ。
見取り図の通りに、ジュンスの言葉通りに、見当を付けて上から掘り進んできたけど(レスキュー隊はオ・ダルス。頑張りました)、そこにはジョンスはいないと分かって落胆する掘削作業のレスキュー隊のひとたち。

そのころ、そのトンネルの横にあるもうひとつのトンネルの工事が、救助のために中断していたけれども、そろそろ再開しないと経済損失がすごいと!
ただ一人の救助のために、トンネル工事が止まっていて、そのためにたくさんのお金が無駄になってるというんです。
世論も、ジョンスを見捨ててトンネル工事を再開するべきという意見に傾いてしまいます。

一人の命よりも、経済損失を重視するって。

そして間が悪いことに、ジョンスのケータイもバッテリーが切れたので、生死が不明になってしまうんです。
ジョンスは生きているのに、それを外に伝えるすべがない。

生きているかどうかわからない、恐らくもう死んでいると思われるただひとりの命のために、第2トンネルの工事をこれ以上は遅らせられないと。

余談ですが、メキシコ地震がこの9月19日に起きまして。
一週間がたった今、死者が333人という発表でとても痛ましいのですが
そのなかでこんなニュースがありました。



「少女生存」情報は誤り、そもそも実在せず メキシコ
2017/9/22 13:54

メキシコで19日に起きたマグニチュード(M)7・1の地震で、倒壊した校舎で生存しているとして大規模な救出作業が続けられていた少女が、実際には存在しないことが分かり、メキシコ社会に驚きが広がっている。救出にあたっていた同国海軍の幹部は21日夜、「誤った報告が原因だった」と認め、謝罪した。

 生存しているとされた女児の名は「フリーダ・ソフィア」。メキシコ市南部の学校で多数の生徒が生き埋めになった悲劇の現場から出た生存情報だったため、希望のシンボルとしてメキシコ国内だけでなく世界中から注目を集めていた。

 「倒壊した校舎内に少女がいる」との情報が流れたのは地震発生翌日の20日。救助隊は具体的な救出作戦を発表し、ほかの関係者も報道陣に「子どもは生きている」などと説明。「少女の指が動くのを見た」「ホースで水をあげた」「ほかにも生存者がいる」といった情報が次々と流れた。

 一刻も早く救出しようとクレーンや最新のセンサーが導入されたが、同じ名の生徒が学校にいないことが判明。無事だった生徒、入院している生徒、遺体で発見された生徒ら全員の安否が確認され、少女はそもそも存在しないとわかった。

 ログイン前の続き落胆と批判の高まりを受け、海軍幹部は「少女の話は事実ではない」と発表して謝罪したが、虚偽の情報が広まった経緯について具体的な説明はなかった。

 スペイン通信によると、メキシコ市を中心に1万人以上が死亡した1985年の大地震でも、「モンチート」という名の9歳の少年ががれきの下にいるとして、大規模な救助活動が行われた。だが少年は3週間経っても見つからなかった。当時の専門家はこのてんまつを「集団的興奮」と呼んだという。

 AP通信は今回の少女のニュース拡散について、アナリストの言葉でこう伝えた。「悪意があったとは思えない。誰だって、まだ子どもたちが生きていると信じたいということだ」

 この学校の倒壊現場ではこれまでに生徒11人が救助され、生徒19人と教師ら6人が遺体で見つかった。誰かががれきの下に残されている可能性も否定できないため、当面は捜索活動を続けるという。(メキシコ市=田村剛)

朝日新聞デジタル




これは、この映画の対極にあるような話だなぁと。
映画のほうも、フィクションだからジョンスを見捨てる方向に話が進んだけど、もしも実際にこんなことがあればきっと人々は「命」を尊重して助けようとするはずなのでは。と思います。


救助活動の途中で、レスキュー隊員が一人死んでしまいます。
それがジョンスのせいだとして遺族がジョンスの妻(ペ・ドゥナ)につらく当たります。
あんたのせいだと。
でも、違うよねぇ。
責任は手抜き工事をした会社だろうし、認可した政府なんじゃないの。
ジョンスだって被害者なのに。。。
だけど、妻は心が折れてしまい、ジョンスを見殺しにする決断にOKするんです。
ケータイはもう使えないので、ラジオでジョンスに呼びかける妻。
それを聞いて焦ったジョンスは、何とか自力で脱出しようとするんだけど、無理・・・。
隣のトンネル工事のハッパのせいで、ますます崩れるトンネル。
生き埋めになりそうなときに、わんこが吠えまくり、間一髪で危険回避。
わんこお手柄!

物語は結局ジョンスが助けられるんだけど(オダルスが頑張った)
助かれば助かったで、世論は「よかったねー!!ばんざい!」みたいになって。
なんと身勝手なんだろうと思いましたけど。

めでたしめでたし、、、となったとしても、その後PTSDとかになりそう。
あるいは人間不信になって人嫌いになったり。

自分だったらどうだったか?
自分がジョンスなら
自分がジョンスの妻なら
自分が何も関係ない一般人だったら
自分がレスキュー隊だったら

いろいろと、考えさせられる部分もあり、見応えがありました。
さすが韓国映画、パニック映画も面白い!!
17:40 : [その他]その他トラックバック(0)  コメント(0)

感想「恋のスケッチ~応答せよ1988」その2

書き足りないことがあったので。
(結末がわかるネタバレを含みますのでご注意!)



このドラマは懐かしい時代を懐かしく思いだす韓国の人たちは郷愁を誘うドラマと思います。
韓国のその時代を知らなくても、かかっている曲がとてもよかったなぁ。

とくに好きだったのがメインテーマでしょうか?ドラマオーラスのエンディングでもかかっていました(それにしてもやっぱり最後のエンディングロールの時はスタッフとのメイキングシーンだよ!!)

「クデ コッチョンアジ マラヨ・・・」

という歌。(と、聞こえるのです)

これがもう、しみじみしてていい歌だったなぁ。
言葉はわからないけど
(心配するな。というのはわかりますが)
琴線に触れるというか。
メロディもいいし、歌ってる人の声もいいしね。
なんだか涙腺が緩んでしまう、そんな歌でした。






あと、このドラマで、最初ソヌとボラの交際がなぜ反対されるのかがわからなかったけど、
韓国では同姓婚を禁止する法律があったんだねー。
びっくりしました。
だって、韓国って日本と違って名字が少ないのに、それで同姓の結婚を禁じるなんて
かなり選択肢が狭まるよねぇ。

あと、姻戚の結婚も嫌われる。
これはこのドラマでも、ソヌとテクが義理とはいえ兄弟だから
姉妹で同じ家と結婚するとは考えられないって言う感じでした。
(「ドキドキ再婚ロマンス」でも、同じような問題が起きている)

あと、ドクソンの名前が占い師の御神託によってソヨンって名前にされちゃう。
そんなことで運勢が変わるとか、またもや根拠のないことを信じる人々。

いろいろ新発見があったり、面白かったわ。

さて、応答せよ の後番組は「果てしない愛」。
見るべきか?
ちょっと録画ドラマがたまっているのでそっちの消費に励みたいかもしれません。


10:00 : [ドラマタイトル]恋のスケッチ~応答せよ1988トラックバック(0)  コメント(2)

感想「恋のスケッチ~応答せよ1988」

恋のスケッチ~応答せよ1988~ DVD-BOX1
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見終わりました、「恋のスケッチ~応答せよ1988」

・・・ねー。どうして「恋のスケッチ」なのかね。
「応答せよ1988」でいいじゃないの?

と、それはともかく。
結末にガンガン触れての感想になりますので、見てない方はどうぞお引き返しくださいますよう。





ネタバレ注意!!です!!







いやはや、このジャケット見たら一目瞭然じゃないか~~!
けっきょく、テクなのよ。
ジョンファンは添え物だったのよ!
テクがいつからドクソンを好きだったか。。
私は前の記事で、テクが横入りしたみたいなことを書いたんですが、テクのほうがジョンファンよりも前からドクソンを好きだったと。。。小さい子どものうちから好きだったと、そうみたいで。
となると、ジョンファンのほうが横入りってことになるやん?
いや、なんかもう、虚脱してしまって。


最後の最後までドクソンの結婚相手がわからないのかというと、そうでもなくて。
終盤には明らかになっていたわけですが。

その前から私はネタバレを見て、ドクソンの夫がテクだと分かってショックを受けてました。
それから見たドラマでは常に

「あーージョンファンのばかばか!」
「なにやってるんや、今やろ、今!!」

などと、あきらめきれないでジョンファンを応援したり、がっかりしたりしたり。

ドクソンに上着をかけてあげようとしても、うまくできない。
ドクソンにプレゼントしてもらったピンクのシャツ、さっさと着ればよいものを。
ジョンボン兄にくれてやったとか誤解されてもうまく誤解をとけず。
ドクソンが泣いていてもさっさと慰めに行かないし。

そのつど、そのつどで私はジョンファンに「ばかばかばか~~!!」と、じりじりしてしまいました(^^;
結末がわかっているから余計に。

でも、ジョンファンはテクに遠慮した部分もあったよね。
テクが好きだから。仲間だから。友達だから。。。
そしてテクもジョンファンの気持ちを知って、ドクソンへの気持ちを封印する。

そうして時間ばっかり流れて。
「低空飛行」などと呼ばれ、学校で一番成績が悪かったドクソンが、いつのまにかCAに!!

大人になって、やっとテクがドクソンに気持ちをぶつけますが、それもけっきょくはジョンファンが「はやくドクソンを捕まえろ」などという言葉で「解放」したから。

ジョンファンはわざと財布をテクの部屋に落としたのかな?
だとしたら姑息だし。
それとも繊細だと思うべきか?

そこと、もうひとつ。

ドンリョンにけしかけられた振りをして、ドクソンに告白するシーンがあったけど、なぜ、ジョークですませてしまったんだぁぁ!!
もうそのときは、ドクソンはテクが好きで、たとえマジな告白だとしてもたぶんジョンファンは振られてしまったんだろうけど、振られてもいい、いちどは正々堂々とドクソンに気持ちを伝えてほしかった。

最初は、ジョンファンのツンデレぶりが好きだったけど、終盤はちょっとがっかりしたかな。

それでもう、ドラマは見るのにテンションがさがってしまいました。

それでもほかの部分で面白く、とくに母親連中の友情など、見ごたえあったです。
いちいちあげてたらきりがないほど、好きなエピソードがいっぱいありました。

・ジョンボンとマギーの初デート
 一日中待ったのに、マギーの前で「待っていません、さっき来ました」なんて、
 相手に申し訳ないと思わせないために。。優しいジョンボンに泣けた。
・ボラが一人暮らしをするときに、お父さんが道中で待ってたところ、泣けた。
・テクの父親がごはんに水かけて食べてたのを見て、テクが再婚したらいいと思ったという話も。

最終回は泣けたところがいっぱいありました。
ボラの手紙やボラ父の手紙など、べただけどね。
引っ越しの時の別れの寂しさも泣けたし。

でも最後まで、ドクソンとテクが恋人になったことがオープンになったとは出てこなかったと思うけど?
見逃したのだろうか?

でも私にとってはどうでもいいけど(^^;

それほど、私はジョンファンとドクソンがくっついてほしかったな。
いや、テクもよい子なのでスキでしたが。
このテクはちょっとセクシーさにかけるというか
恋人って感じがしなかったかなーって。

あくまで私見ですので。
悪しからず。。。。

まぁ正直、最後のほうはもうどうでもよかったです。。。
(泣くには泣いたけど)
00:34 : [ドラマタイトル]恋のスケッチ~応答せよ1988トラックバック(0)  コメント(2)

視聴中「ドキドキ再婚ロマンス~子供が5人」33話まで

今日は、登場人物の一人、ジンジュのことを書きたい!

どのドラマにも登場する金持ちのわがまま娘。
そんなポジションだったジンジュ(サンテの妻の妹)。

最初は私も苦手でしたけども。

脚本がいいのか、女優さんの演技がいいのか、かなり、いいキャラです!

コミカルな演技が板についていて、ニューコメディエンヌとして花咲くときが来るのではと期待してしまいます。

女優さんはイム・スヒャン。
私は「アイドゥアイドゥ」と「感激時代」で見ていますが、正直、「アイドゥアイドゥ」はなんとなーく記憶があるだけで、ほとんど覚えていません。靴の会社の副社長だったとか。そういえばそんなキャラあったなぁって感じ。

でも「感激時代」はよく覚えています。
カヤって名前の日本人の役でした。
姐御みたいな立場で組を引っ張る、とても迫力のある女の人の役柄で、とっても似合っていました。
だから今回のジンジュの役は正反対な感じがしましたね。

たとえば、最近のエピソードで言うと

恋人のテミンがいるのに、親の勧めるお見合いに行ってしまいます。
お見合い相手はテミンの兄のサンミンなんですけど、それは置いといて。
それを知ったテミンが珍しく激怒、話がこじれてしまい、二人は別れることになってしまいました。
売り言葉に買い言葉、本心では別れるつもりもないのに、言葉が先に出てしまい取り返しがつかなくなってしまったんですね。
でも、やっぱりジンジュはつらくて泣いてばかり。
それを、甥っ子のスが日記帳に書いたら、見るのは担任の先生、それがまた、テミンなんですね(狭き世界ここにも)。
テミンは、スがジンジュの甥だと知っています。
日記に、ジンジュを励ますように言ったりします。
やがて、ジンジュもㇲの担任がテミンだと分かると、スにわざと日記で自分のことを書かせます。
スは本当はサッカーのことなど書きたいのに、ジンジュに命令されて、
「おばさんは泣いている」だの
「本当に別れた恋人が好きだったようだ」など、わざと書かせたり。
このお話がとても面白くて楽しかったデス。
結局、スの日記が鳥もちを務め、2人はよりを戻しましたとさ。
バカップルだけど憎めない。ほほえましい二人です。
正直、いまちょっと物語が暗く沈んでいます(^^;
その中でジンジュの面白いはっちゃけた存在は癒しです(笑)



さて、今日はいよいよ、サンテは義両親に再婚と、そのために家を出ると告げました。
義母の嘆きが本当に痛々しくて、ミジョン側から見たら憎たらしいんだけど、憎みきれません。
孫と亡くした娘を重ね合わせて、生きるよすがとしている姿は、涙なくしては見られません。

でも、言いたい。

おバカさんだね。
サンテは再婚するつもりはなかったのに。
ミジョンのマンネの成長を待っていて、それから結婚するつもりだったから、あと15年は一緒にいられたのに。
黙って見守っていればよかったのに。
それを騒ぎ立てるから。
だからサンテの実家にも知られることになり、サンテの母がまた騒ぎ立て、結局はふたりに再婚の意思を固めさせてしまった。

墓穴掘っちゃったなぁ。

身から出た錆

というには、あまりにあわれ。
サンテに優しくしてもらったことを思いだして郷愁に浸る義母の姿にこちらも、なみだなみだ。

お義父さんは浮気者で、奥さんを困らせてばかりいたらしいけど、けっこう常識的。

この二人も寂しい思いをしなくて済むといいです。
きっとジンジュがテミンと一緒に住んで、また孫ができてにぎやかに。
サンテと同じようにテミンも義両親に優しくしてあげてくれるんじゃないかな?


あと、憎めないのが、ミジョンの夫を略奪婚したソヨンです。
彼女も立場的には憎きライバルなはずだけど、憎めないキャラです。
その母もとても憎たらしい部分はあるけど、常識的で、つねに娘の略奪婚を苦々しく思っています。
この母娘は、「二人の女の部屋」でも親子として共演していました。
二人ともえらい雰囲気が違う!!
役者やのう~~~(古い>)

このドラマ、イライラさせる嫌な人がいないです。
そこがとてもいいですね!




17:55 : [ドラマタイトル]ドキドキ再婚ロマンストラックバック(0)  コメント(0)

視聴中「ドキドキ再婚ロマンス~子供が5人」31話まで

たいへん面白く見ています。
「ドキドキ再婚ロマンス~子供が5人!?」

タイトルが語っているように、子持ち同士の再婚がテーマ。
おたがい、3人と2人子どもがいるために、再婚すれば子どもが5人になるという大所帯に。

31話までは、主人公2人の出会いから恋愛関係に至るまで、そして「再婚」について考える所までが描かれています。
ここまでとっても面白かったです。
なによりも、登場人物たちがみな魅力的。
主人公の2人はもちろんのこと、周囲の人間模様も、サイドで展開されるストーリーも面白く、捨てゴマがありません!
(若干、もうこのパートはどうでもよくなってきた、というのはありますが(^^; )

31話時点では物語が大きく動く局面を迎えておりまして、今後も目が離せず、タイトルの意味とは違う意味で「ドキドキ」させられています。韓ドラ歴も長くなってきて「中堅」といってもいいと思う今日この頃、すっかり倦怠期に似たような…正直トキメキとか萌とかいう感情は当初のように湧かなくなってきました(^^;
(こないだも「シンイ」のことつらつら思い出して、あ~~萌えたなぁ~~~なんて懐かしい気持ちになってしまいました)
この「再婚ロマンス」も、トキメキとか萌は正直ありませんですが、とても丁寧にリアルに誠実にストーリーが展開するので、共感しやすく、若干、萌という感情を思い出す感じがします。
とても好きなドラマです。


では、以下はネタバレで、登場人物紹介の形で今までの展開を追っていきます。





●イ・サンテ本部長
ともかく誠実!!!
5年前に最愛の妻を亡くしています。妻が長女だったために、妻の死別後妻の両親の家にて、二人の子ども達とともに同居生活。義理の両親と妻の妹にはとても好かれ、信頼されています。
新しく部下になったアン・ミジョン代理とは、子持ちの片親同士という共通点もあり、相談に乗ったりしているうちに、いつしか好意を抱いていきます。
ソフトで温厚で知的で、仕事もできるし優しいし、上司として理想的!
アン代理を好きになったと自覚したとき、亡き妻への思いから、これ以上の深入りはすまいと決意し、一度はアン代理を遠ざけようとします。わざと突き放し冷淡に。
気持ちはわかりましたが、その冷淡ぶりに胸が痛みました。
本人もつらいはず。冷淡なのは、アン代理を思って、という側面もあったでしょう。二人の関係を深めるつもりがないのなら、優しくしてはかえって酷だというのもわかります。
でも、結局、サンテはアン代理と「恋人」になることにします。
いったんそう決意してからは、本当に男らしくアン代理を思っていて、その誠実さに感動します。
若い時のような駆け引きは必要なし!
喧嘩しても「大人」な態度に、見ているこっちはストレスフリー(笑)
安心して「おまかせ」できるイ・サンテ本部長。男前なんです!
また秘密の職場恋愛のために、同僚たちの目を盗んでアイコンタクトしたり、内緒で二人でランチをしたり、「大人」の恋愛だけど、「秘密の恋」はどこかやっぱりドキドキさせてくれるし、中年同士の恋(私の苦手)なのに、ぜんぜんいやらしくない!さわやかです。
アン代理を包み込む大きな愛、すばらしいです。


●アン・ミジョン代理
頑張るシングルマザー!
若いころから学業成績もよく、良い大学を出て、いまもバリバリのキャリアウーマン。
3年前に夫の浮気が原因で離婚。3人の子ども達と、自分を育ててくれた祖母と5人暮らしです。
夫との離婚を子ども達には打ち明けられないので、「父は外国にいる」という嘘をついて、父と子ども達はテレビ電話で時々話しています。
この夫インチョルがどうしようもない男で、妻の親友と浮気をして、アンミジョンと離婚、そして浮気相手のソヨンとその母親と一緒にベーカリーを開業しました。
別れるときも、3年たった今も、インチョルに過大なストレスを強いられているミジョン。
同じような立場のイ・サンテについ、夫とのことや子ども達のことを打ち明け相談に乗ってもらっているうちにひかれていきました。
このひと、とても強い人です。
女手一つで祖母と子ども3人を養っている(元夫から養育費を受け取ってはいますが)からして、強くないと生きていけないですよね。でも、懸命に誠実に生きています。
気が強いとはいえ「すぎる」こともないので、それに、とても「わかる」ので、ぜんぜん嫌な感じがないのです。
「がんばれ!!!」という気持ちで見ています。
サンテとの恋愛もすごくかわいいし、ともかく「加減」がいいんですよね。可愛すぎたり、甘えすぎたりしない、すごく「適度」なんですよね。だから見ていて心地いいんです。




●イ・ホテとスンヨン
ちょっと情けない次男坊。
私の好きなシム・ヒョンタクが演じてます。
イサンテの弟。映画監督を目指しているけど目が出ないでいい年して親のすねかじり。サンテにはよく助けられている。
すねかじりのくせに、昔の恋人スンヨンを妊娠させてしまい結婚に至ります。
この人とスンヨンのパートは、いちばん、どうでもいいパート(^^; ごめんね(笑)


●ヨンテとキム・サンミン
ヨンテはサンテとホテの妹マンネ。
成績優秀でこのたび教師になりました。
7年越しの片思いの相手、テミンに告白しようと決意したとき、テミンはヨンテの親友ジンジュに一目ぼれ。
テミンとジンジュは恋人同士になってしまいました。
傷心のヨンテとひょんなことでかかわり合ったのがプロゴルファーのキムサンミン。実はこの人、テミンの同居の兄なのです。(相変わらず狭い相関図ですねぇ(^^;)が今はそうとは知らないふたり。
なぜかヨンテの失恋を慰める羽目になり、そうしているうちにキムサンミンはヨンテに惚れてしまいました!
華やかな世界で生きているキムサンミンには、華やかな女性ばかりが近づいていたでしょう。
ヨンテのような女性はきっと初めてだったんじゃないかな?
実は堅実な女子が好きなのに、今まで付き合ってきたのは派手な女性ばかりだったとか?
ともかく、この二人が恋人になって、サンミンの弟がヨンテの初恋の相手だったと知られる時がひと悶着あるのかな?


●ジンジュとテミン
ジンジュはヨンテの友だちで、その縁がきっかけで、ジンジュの姉とサンテが結婚したらしい。
金持ちのわがまま娘で、辛抱も足りず、大学も卒業できず留年。
派手で過去に何人も恋人がいたらしい。
なによりもヨンテがずっと好きだったテミンを、あっという間に攻略したのを見て、こちらはとても反感を持ちました。
でも、テミンと出会ってからは、ジンジュは変わりました。
まぁヨンテの相手は、テミンじゃなく、テミンの兄のサンミンなんだとわかってきてから、テミンがジンジュと結ばれてもいいか~って気持ちに(笑)
かなりのバカップルですが(^^;
でも、ヨンテが7年も片思いしたテミン。
実はテミンもかつてはヨンテが好きだったんだそうな。
片思いじゃなく、両想いだったんだよ、ヨンテ!!
でも、不器用なふたりは、恋人になるまでには至らなかった。
それがご縁というものなんですよね。





そのほかの登場人物としてはまず、サンテの両親。
焼き肉店を経営していて(ホテの恋人のスンヨンがここの従業員。またまた狭き世界!)サンテが亡き妻の実家で暮らしているのを面白くない気持ちで見守っています。
お父さんはとっても心が温かく人格者なのですが、お母さんがちょっと癖がある。
こんかい、この中途半端なところで途中感想を書こうという気になったのは、このお母さんのせいかもしれません。

お母さんはともかく、サンテを再婚させたいんです。
サンテがそのために、恋愛をするのを心待ちにしています。

そこで、ミジョンと職場恋愛をしていることを知り、最初は大喜び。
でも、ミジョンがバツイチで、子どもが3人いると聞き、トーンダウン。
そのうえ、ミジョンには再婚の意思がないと知ると、ミジョンを罵倒します。
サンテにも、彼女と別れろの一点張り。
結婚する意志もない女と付き合っていては、時間の無駄だ、というのです。

サンテが「結婚するなら、許してくれるのか?」と尋ねると。。
いやそれでも、結局、ダメだと言います。

・今はお互い想いあっていても、時間がたてば気持ちは変わる。
・お互いの所帯を合わせたら8人家族になる。そんなに養うのは大変だ。
・名字の違う孫ができたら嫌だ。

などなど、詳細は忘れましたが、けっこう言いたい放題なんですねぇ。
子持ち同士の再婚になるんだから、なにもかも、お互いさまなんじゃない?
名字の違う孫ができるのがイヤって、相手さんだって同じことでしょ。
子持ちのシングルマザーがダメだったら、子どものいない初婚を狙ってるの?
それこそ、この母親の論理で行けば、図々しい話じゃない?
聞いてると本当にむかついてきました!
(ドラマなんだからそう熱くならなくても…と思うけどね(笑))

ぎゃくに、お父さんはサンテを応援してくれてます。
自分たちも母親の大反対を押し切って結婚したらしい。
(それを思ってもお母さんってば!!)
そのとき、同じように父親が盾になってくれたそうです。
そして、「お前の好きなようにしろ。お前の母親は俺に任せろ」といってくれたらしい。
今回サンテにも、自分の父が自分にしてくれたように、自分もお前を応援する、と言っています。
優しく大きく温かい心の持ち主で、サンテはこの父親の息子だから、こんなに誠実な男になったんだなぁと思いましたよ。


さて、もう一方、サンテの妻の両親、(ジンジュの両親)は、サンテがミジョンと交際しているのを知りつつ、黙認するつもりでした。
が、サンテとミジョンの子ども達は学校が同じ。
長男同士、長女同士が親友という、これまた狭き世界。
子ども達が行き来する中で、両親はサンテとミジョンが再婚するのではないかという危惧を抱き始めます。
そのため、義母がミジョンの長女を傷つけたり、サンテの実母と一緒にミジョンの家に乗り込もうとして、ミジョンのおばあさんと喧嘩になってしまったり、大騒動を繰り広げています。

この義両親は学がなく、成り上がりの成金・・・という設定です。
それで時々常識外れの行動をとったり、お金が「ものさし」になっていたり、いけすかないところはあるんですが、いかんせん、長女を若くして亡くしている。
とても気の毒な人たちです。
サンテが誰かと付き合うことを心配したり、再婚しないかと恐れたり、どれもこれも、娘が生きていればしなかった心配です。
この人もミジョンにひどいことを言い、別れろと強要しますが、サンテの母に比べてこのお母さんは、言うことはスジガちょっと違うような気がしても、どこか哀れです。


この、サンテの実母と義母ふたりに、ミジョンはいまコテンパンにやられていて、再婚をあきらめ、サンテと別れるつもりでいます。
自分と家族の間で板挟みになるサンテを憂うのと、反対、困難を乗り切る自信がないのと、子ども達のことを考えるのと、再婚はとても無理だと思っているんだと思う。


私ならあきらめるな~。
こんな親、相手にしたくないもん(^^;

でも、サンテはあきらめないのね。
俺を信じろ、って。
困難を乗り越えて見せるって。
とてもとても男らしい。

こないだまで見てた「偉大なる糟糠の妻」の、ヒロインのジヨンを恋人時代に、親からの反対にめげて捨てたヒョンミンとは違うわ~~(笑)

この続きがとても楽しみです!




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感想「リメンバー~記憶の彼方へ~」

リメンバー~記憶の彼方へ~ DVD-SET1
リメンバー~記憶の彼方へ~ DVD-SET1

リメンバー~記憶の彼方へ~(コンプリート・シンプルDVD-BOX5,000円シリーズ)(期間限定生産)リメンバー~記憶の彼方へ~(コンプリート・シンプルDVD-BOX5,000円シリーズ)(期間限定生産)

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ユ・スンホくん除隊後の初ドラマ「リメンバー~記憶の彼方へ~」を見終わりました。
思ったよりもストーリーは普通。
それなりに面白く見たのですが、もっと面白く出来そうで(私には無理ですけどね!って断らなくても誰も期待しないでしょうが(^^;)ちょっと残念でした。

ただこの手の話としてはいつも思うんですが、最後のほうでどうしてもくどくなってしまうようです。
同じような展開が続き、飽きてしまいました。
ネタバレ部分で詳しく書きたいけど、不必要な設定もあり疑問に思うところも。

だいたい、悪役がやりたい放題なのはいつものことでしょうが、そこまでちからがあるのなら、無秩序というか治外法権というか、なんでもあり!ありすぎて正義の味方には分が悪すぎる感じです。
その割に変なところでスキがあったりで、バランス的にもなんだかなぁって感じです。
だいいちに、ユスンホくんの特殊能力、町記憶症候群?これが物語にほとんど生かされてないように感じました。

ユスンホくんが美しく健気で、彼を取り囲む周囲の温かいサポートや人情もよくて、パクミニョンもいつもながらのいい感じの役柄で、パクドンホ弁護士の憎みきれないところもよかったし、ナムグンミンの切れっぷりもよかったし、それなりに楽しく見たのですが、そこまでは絶賛できないというのが感想です。



以下ネタバレ



どうして、息子のジヌまでアルツハイマーにしたのか?確かに遺伝する可能性はあるらしいですが、こんなに若くして発症する設定にしなくてもよかったのに。それで、そもそもジヌの記憶力が劇的に良いのもそれが原因だという設定で、記憶力が良すぎるのも「障がい」の一種だというのです。
その設定、必要でしたか。
そのせいで物語の面白さががくんと下がった気がしました。
最後は切ない感じで泣けてくるような雰囲気で幕が下りましたが、そんなことしないで、普通にハッピエンドでもよかったんじゃないかなぁ。それよりもイログループに対してスッキリと溜飲が下がるような、そういう法廷闘争を描いていればもっと私は面白かったんじゃないかなと思いました。

ナム・ギュマンに関しては、あんな破壊的な性格の御曹司が、やりたい放題したらとっくに会社はたたかれていると思いました。
今はネット社会だし。
本当の悪人は、悪人であるところを見せないのでは。
あんなに見せまくっているギュマンは悪人というよりもただのバカ。
悪い奴はもっと賢いです。
ナムグンミンの切れた演技はよかったデス。

イログループが証人を懐柔したり、脅したり、裏取引したり、いろいろやって、ハナからまともな裁判にならない。
最後はドンホの兄貴分のソク社長を殺そうとするんだけど、それならもういっそ、パクドンホやジヌを殺したら?
手っ取り早いじゃないか、と思いました。
それぐらいやりたい放題。
最後のほうは飽きてきました(^^;

でも、もしかして??
と思ってたんですが、イナの先輩検事はやっぱりスパイだったんだと分かったとき、嬉しかったです。
お金に目のくらまない法曹人がいてほっとしました。
「やっぱりね」とは思いましたけどね!(笑)


17:30 : [ドラマタイトル]リメンバー~記憶の彼方へ~トラックバック(0)  コメント(4)

視聴中「応答せよ1988」

うーーーーーん。

こんなことはめったにないんだけど、誘惑に負けてしまって、結末(ドクソンの結婚相手)を、見てしまった。



以下、ネタバレです。
いちおう、名前は明記しません。

















いや、韓国ドラマのキャスト紹介のサイトを見てて、大人バージョンの「彼」がいるのに、もう一方の彼はいない。
ということは、ドクソンの夫になった人は、このキャストに名前のあるほうなんだね?
と、そこで結末がわかってしまった。
とてもショック。
それで、どういう感じの結末なのか、最終話なのか、ニュースやあらすじ紹介サイトの記事を読んでしまった。
こんなことしたのは、つまらないと思っているドラマの場合はたまにあるけど、面白く見ているドラマでは初めてのこと。
そしてとっても虚脱しているワタシ…。



いやいや、それはないでしょ。
あちらの人は私から見たら「横入り」ですよ。
ドクソンをずっと陰ながら思い続けていたのは、こっちの彼でしょう。



こっちの彼の思いが通じてほしかったよう~(>_<)


なんだかもう、見るのがつらくなってきた。


「1997」はちゃんと望む通りの結末になっていたし、ふたりのラブラブっぷりもちゃんと描かれていたので、とっても満足できたけど、このまま見続けてもこの「1988」で私はたぶん満足できない~。


というか、かなり虚脱しています。

うわ~~~~ん。
残念!!


けっこうあっち派とこっち派に分かれてるんだってね。
ほかの人はどうだったのかなぁ。
09:26 : [ドラマタイトル]恋のスケッチ~応答せよ1988トラックバック(0)  コメント(0)

視聴近況・追記アリ

9月に入りました。
「偉大なる糟糠の妻」が終わり、その次の枠が「いとしのクムサウォル」で、見たことがるので当然パス。
ということで、毎日見ていた(ほとんど早送りで見ていたけど)ドラマが一つ減ってほっとしてます。


だって…一日4本は多いよね??ちょっとしんどかったなぁ。
これから、毎日見るものは「月桂樹洋服店の紳士たち」と「応答せよ1988」と「ドキドキ再婚ロマンス」の3本です。



しかし「月桂樹」は、やっぱりいつまでたっても面白くならない(私見です!)。
登場人物たちのどのパートにも興味が持てず・・・。
唯一気になるのは、テヤンを取り巻く人々の話。
元彼女と、その彼氏社長に天誅が下るのを楽しみにしているというか(心の薄汚い私です)

(うわ~~(^^;
昨夜ここまで書いて、下書き保存のつもりが、アップしてしまったようです。
以下、続きを・・・何事もなかったように・・・(^^;  )

テヤンと彼女(ミサアパレルの社長の妹)が・・・
この彼女がまた私の苦手なタイプ。
二人の関係は「おバカちゃん注意報」の、ヒョンソクとジュヨンの関係にそっくり。
自分に振り向いてもらいたいばかりにストレートなのはいいのかもしれないけど
あまりに独りよがりで子供っぽい言動に嫌気がさします。
おバカちゃん注意報の時も、ジュヨンがイヤだったので、役者さんまで好きじゃなくなってしまいました。

ほかにも好きな役者さんがいない、気になるカップルがいない
ということで、見るのをやめようと思っています。


ということは、一日のノルマが2本になって、かなりラクになります!
って、どんな生活なんだか(^^;


「応答せよ1988」はとてもおもしろいです。
若者たちのエピソードにも楽しませてもらってますが、大人パートのお話もおもしろい!
月桂樹では敬遠したかったイ・ミランさんも、ここでは素敵な(というよりも頼もしい)「アジュマ」です。
でも、ちょっとショックなことが・・。
出演者のリストを見ていたら、ドクソンが誰と将来結ばれるのかがわかってしまった・・・。
いまのところ、ドクソンを巡って二人の男子が思いを寄せているのですが
ドクソンは、自分を好きだと思われるジョンファンを好きになってるみたいなんですよね。
でも、天才棋士のテクがドクソンを好きで、それを堂々とドクソン以外の仲間の間で公表したもんだから
ジョンファンは遠慮しちゃってるんですよね。
それでちょっとドクソンとぎくしゃくしているんだけど、ドクソンはそんなこと気づかず、
ジョンファンを笑わせようとしたり、コンサートに誘ったり、とっても健気なんです。
ドクソンのそういうところがとても可愛いです。
ジョンファンもテクに遠慮してるのがいじらしい。
だから私はジョンファンとドクソンが結ばれてほしいのですが・・・
どうも、出演者リストを見ていると、違うんじゃないか?と思われてきました。
ジョンファンは「運勢ロマンス」の彼氏役だったし、身近に感じてしまう所があるようです。
この人と結ばれてほしかった~。

あとは、ドクソンの姉とソヌのカップルもほほえましくて好き。
こちらは順当に結婚するんじゃないかな!



あと、週一で「W」が始まり、3話までかな?見ました。
突飛な設定でおもしろいんだけど、話がちょっと遅い・・というか、
なにがどうなろうとしているのか見えなさ過ぎて。
テンポが悪いというわけでもないんだけど
まだまだ乗り切れないですね。
漫画の世界と現実の世界が交錯するんだけど
漫画の作者ですらそれを制御できない、
そして漫画の主役を自分で「殺そう」とするんだけど
それがなぜかできない。
だれがこの物語を動かしているのか?
作者が主人公を「ケムリ(化け物)」と呼ぶんだけど
そんな風に思えないなぁ。
どうなるのかな?


そしてため込んでいた「リメンバー」を見ています。
これもまぁ・・・めちゃくちゃ魅かれるっていうほどでもなく。
主人公のユ・スンホくんが演じているのは、めちゃ記憶力のいい
瞬間記憶者っていうか、見たものを完全に覚えてる人なんですが
その設定が、まだまだうまく生かされてなくてもどかしい感じがします。
役者はそろってるんだから、面白くなってくれないとね!
今後に期待です。

あとは「オクニョ」ですね。
いままでどんな困難もあっという間に乗り越えてきたのに、いまとってもドツボにハマってて
(奴婢にされそうになって→山賊に襲われ→逃げ出すも大けがを負う←いまここ)
ちょっと不自然な(^^;
ドラマ盛り上げのためにわざとオクニョに試練を与えているとしか思えない気がしてますが
でも安定の面白さ。さすがです。


ほかにためているのが「記憶」「ショッピング王ルイ」です。
まだ一話も見ていませんけども汗

韓国ドラマは面白い!!
日本のドラマは負けているなぁ
と思ってるけど、先日WOWOWでやってた「アキラとあきら」はとっても面白かったですよ!
この枠このスタッフは「沈まぬ太陽」もすごくよかった。
日本のドラマでも頑張っていてうれしかったデス!







00:59 : [その他]視聴近況トラックバック(0)  コメント(0)

映画感想「純情」

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こちら「グローリーデイ」と同じく、EXOのメンバーであるD.O.出演作品です。
WOWOWのEXOフューチャーシリーズですね。


内容紹介(アマゾン紹介より)

D.O.(EXO)主演映画『純情』が10/28(金)に待望のDVDリリース決定!!

D.O.主演映画『純情』がDVDとなって10/28(金)に待望のリリース決定!
1991年夏の港町を舞台に描かれる甘酸っぱくも切ない少年少女の初恋物語(ルビ:ラブストーリー)と、
仲間たちとの青春を描いた本作は、劇場公開と同時に「とにかく泣ける! 」と口コミが話題を呼び、リピーターが続出。
気持ちを上手く伝えられない初恋のもどかしさと、泣けるほどに熱くて真っ直ぐな仲間たちとの友情に、
涙すること間違いなし! ぜひこの機会にご覧ください。



ん~~~。
リピーター続出の涙間違いなし!
というのは、私には当てはまらなかったなぁ。

キム・ソヒョンちゃんは「太陽を抱く月」や「会いたい」に出てましたが、大人っぽくなって久しぶりに見ました。
そのヒロイン、スオク。
全羅南道 コフンの離れ小島で、高校に入った友達が夏休みになって帰省するのを心待ちにしています。
スオクは足が悪くて高校には行かれなかったよう。
スオクを島に残して、ポムシル、サンドル、ケドク、ギルチャの4人は高校へ行ったようです。
夏休みは5人で再開する大事なひととき。
ヒロインのスオクを想っているのが、DO演じるポンシム。

これらの物語は、現代にてラジオ番組のDJをしているヒョンジュンのところへある手紙が届いたことから、思いは過去の懐かしい日々へ。。。その回想と今現在の彼らとの姿を交錯させて綴られます。

回想シーンでは男子はみなニックネームで呼ばれていた為、本名がわからず、だから大人になった姿のどの彼がポンシムなのかわからないのですが・・・
もうひとつわからないのは、その手紙を誰が送ったのかということ。
それが結局はっきりしなかったような???

以下ネタバレ

スオクは手術で足が治ると、島に来ていた医者のインターン(兵役)に言われて希望を持ったのだけど、それはインターンのごまかしだった。治るどころか、スオクの足はもっと悪くなっていつかは歩けなくなるのだと言う。
それを知ったスオクは死んでしまいます。
それも自殺か事故かははっきりわからない。

この島では独身者の死は葬式なしで共同墓地に放り込まれるのだとか。
ポンシムたちは自分たちで葬式を出してやります。

そして何年も音信不通だった彼らが、ラジオ放送をきっかけに集まり、久しぶりに島へ戻る。
スオクの墓参りをします。


ざっくり書くとこういう展開だけど、それが美しい背景、スオクを想うみんなの、そしてポンシムの気持ちやまなざしが優しくて、スオクのピュアな笑顔がまぶしくて、そういうディテールと言っていいかどうか、切なく感動を呼ぶ

だと思います(^^;

私はそこそこだったかな。
魂の薄汚れたおばちゃんだからそこまで感動しなかったのかも。
21:32 : [感想]映画感想トラックバック(0)  コメント(0)

映画感想「グローリーデイ」

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WOWOWで「EXO」をフューチャーしてて、そのメンバーの出てる映画もちょいちょい放送がありまして、そのうちのひとつがこの「グローリーデイ」。
EXOっておばちゃんは知らないんだけど、この映画に出てるメンバーはスホっていう人。
私の場合、このスホは知らなかったけど、主人公4人のうち、ほかの3人は見たことありました。

この4人は仲良しのグループで、スホの演じるサンウが翌日入隊するので、その送別会代わりに一日思い出づくりをしようと。まるで結婚前のバチェラーパーティーみたい。
4人グループのリーダー的存在はヨンピ。演じてるのはジスで、「麗 花萌える8人の皇子たち」に出てました。
ほかは、ジゴン役にリュ・ジョンヨル。「運勢ロマンス」「応答せよ1994」の彼で、立て続けにこの人を見ることになった私です。そしてドゥマンにキム・ヒチャン。彼は「プロデューサー」や「恋はチーズインザトラップ」「二度目の二十歳」に出てました。

どうも、予想した内容と大きく違って戸惑ってしまいました。

グローリーデイって、栄光の日とでもいうのか、輝かしい一日という感じで、きらきら切ない系の物語だと思ってた。


以下ネタバレです。


4人でばか騒ぎしてますよ。
バチェラーパーティーみたいに。
その最中に、女が男から暴力受けてるのを見て、助けます。
騒ぎから警察が来て逆に女性を襲ったと勘違いされて追いかけまわされる4人。
悪いことをしていないので堂々としていればいいのに、親に連絡されるのが嫌で逃げ回り、その最中にサンウがひき逃げにあってしまいます。重体で意識もない。
4人が助けた女性は有名なアナウンサーで、夫からDVを受けていたんですね。
でもその夫が、4人の知らないうちに死んでいました。
4人は殺人の罪を着せられてしまいます。

韓国ではおうおうにして警察が無能に描かれる。
今回もそうです。
事件の真相を調べもせずに、4人の犯行と決めつけます。

誰も、なすすべがないんです。
警官のひとりは、4人は殺してないかも、ちゃんとアナウンサーを調べようというのですが、ほかの警察はなんかテレビ局からの圧力や親のわいろに屈してまともな捜査をしない。
する気がない。

結局3人は意識がないサンウが殺人を実行したことにしようと。
サンウに罪をかぶせようと言いだして。
最初は反対していたヨンビもほかにどうすることもできなかったか、そうしたようです。
ついにサンウは意識を戻さないまま死んでしまった。

なんとも胸のいたい幕切れでした。
どこがグローリーデイなんだろう?
もう二度と彼らにはグローリーデイなんかないと思うよ。
一生罪悪感に苦しみながら生きるんだと思う。
それもこれも、彼らに罪を着せたアナウンサーのせい。
まともに調べなかった警察のせい。

うーん。

大人と社会の薄汚い私欲と理不尽に屈するしかない哀れな若者の物語でした。

11:41 : [感想]映画感想トラックバック(0)  コメント(0)

感想「偉大なる糟糠の妻」

偉大なる糟糠の妻 DVD-BOX1

けっきょく最後まで見てしまった、「偉大なる糟糠の妻」個人的には…
見なくてもよかったかなぁ~…って(^^;

ジャケット見てるとすごいコメディタッチですよね。
コミカルな部分は確かにあるけれども、ほとんどもっと深刻ですよ。

以下ネタバレです。
辛口なので、お気を悪くされる方がおられたらごめんなさい。






だいたい、冒頭の「殺人事件」(実は勘違いで誰も死んでなくて事件でもない)からして、なぜこれが必要だったのって感じで、これがあったから、チキン店主と懇意になっていくんだけど、和解した後はチキン店主は存在感があまりなく、3人のヒロインたちの使いッパシリみたいになってしまい。

いちばん謎なのは、チェ・スジョンの出生の秘密ですよ。
流れからして、彼女はジヨンの母親違いの妹なんだ!と、思っていました。
スジョンの母が、あまりにもジヨンの夫との不倫を嘆くので、まぁ嘆くのは当然と思うのですが、それがもう、尋常じゃない域の嘆きようで、これは何かあるぞ!とミスリードしたんです。
けっきょく、たしかにスジョン母はジヨン父との間に子どもを儲けましたが、その子は死んだのだって。
同じころにスジョンを拾ったので、代わりに育てた。
だからジヨンの妹も同然で、だからこそ、姉の夫との不倫は許せない、という理屈でしたが、ちょっと謎。
ジヨンの実の母親違いの妹って言うことにしたほうが、ストーリーが面白くなったと思う。
拍子抜けしました。あまりにも泥沼なのでそれは避けたのかな?
スジョン母、スジョンを心から愛していると言いながら、ギョンスンにもその存在を長らく知らせず、自分で育てていない。
それで愛情を注いだとは言えないと思うのですが。

私はジヨンの夫、ユン・イリョンの動向に注目していました(^^;
このひと、教え子をたぶらかし、不倫して、妻と別れ、慰謝料をびた一文払わず、開き直り…
ひどい夫だったなぁ。
もちろん、ドラマの悪役は不倫相手のスジョンなんだけど、ここはやっぱり、最初にスジョンに手を出したイリョンが悪いでしょ。
たとえ美人に言い寄られても、それが学内の教え子なのに、手を出しちゃいかんでしょ。
現実にはそういうこと、多いのかもしれないけど、たとえばダブル不倫よりも罪深いと言う意見もあります。
スジョンの親にしたらそりゃ相手の教授が悪いよー。
大人だし、立場があるんだから。踏みとどまらないと。大大大…喝!!
ただ、ハナへの愛情だけは本物で、そこで憎みきれないろくでなしになっていますね。
またハナも実の父親よりもイリョンを慕っていて、ふたりの姿を見ていると、ひき裂くのが罪のような気分になります。

前回の記事でも書いたけど、ハナの実の父親、ト・ヒョンミンが私は嫌いでして。
自分の都合で(それも、親の反対にあって疲れたからもう君とは付き合えないと)ジヨンを捨てたのに、今になって見れば「自分はハナの父親だから、ハナに会う権利がある」「君と別れたのは本意じゃない」「ずっとよりを戻したかったが、君はすでに結婚していた」などなど、見苦しい言い訳大魔王になってたし、時には逆切れを交えながらしつこくジヨンに迫っていました。
お―気持ち悪い。
なーんか生理的に受け付けなかったわぁ。(私見です)

ラストは、イリョンは遠方の教授の口にありつき、引っ越しする寸前でしたが、ジヨンが事故に合いそうになったのを助け、身代わりに死んでしまいました。
この人とジヨンは壊滅的にダメになってて、イリョンはよりを戻し、ハナの父に戻りたかったけど、ジヨンがもう許せなかったのでそれは仕方がない。いろいろと、この元夫にされたことを思うと許せない気持ちはわかる。
そこでよりを戻したら、なんじゃそりゃ!!ってなるよねぇ。
でも、この人がいるのにヒョンミンと結婚させるのもなんか違う!
おうおうにして、どっちかが死ぬのが定番だよね(^^;
イリョンも人生を棒に振ってしまった。
ゲス不倫のせいで。

自業自得というにはあまりにあわれ。

ドラマのコンセプトは、夫に虐げられた妻たちが夫に逆襲するという感じで、でも実際にはそんな痛快感なんかほとんどなくて、夫の悪っぷりがとても中途半端だったし、期待した内容とは違うドラマでした。
ほかにも登場人物のそれぞれのドラマがあるんだけど、それはほとんどスルーしてしまいました。

辛口になってしまってすみません(^^;








11:14 : [ドラマタイトル]偉大なる糟糠の妻トラックバック(0)  コメント(1)