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感想「太陽をのみ込め」

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先日テレビの放送で「秘密」を見て面白かったので、主演のチソン氏(「秘密」でお初でした)のドラマ「太陽をのみ込め」を見ました。
なかなか面白かったです。
済州島を舞台に繰り広げられる骨肉の復讐劇・・の中に、底辺から上りつめていく主人公のサクセスストーリーもあり、ラブロマンスあり、なによりもそれぞれのキャラも立っていました。
序盤から中盤までは、正直そんなに面白く感じなかったけれど、再び済州島が舞台になる後半は、ぐっと面白くなりました。そこから最後までは飽くことなく楽しく見ました。
「秘密」では、傲慢で横柄で金持ち体質な役柄のチソン氏、今回は孤児院育ちの粗野な男子。
孤児院育ちと言いながら、主人公ジョンウ(チソン)の周囲には、いつも人が集まってて、信頼できる人間関係をきちんと持っていたので、殺伐とは感じませんでした。
ジョンウがなかなかに無鉄砲と言うか、捨て鉢な行動をとるんですが、仲間がいつも一緒にいて、連帯感があったため、安心して見ていられたような・・そのため、あんまりハラハラした感じがなかったんですけどね。
ジョンウはみんなのリーダーでありながら、みんなの息子、みんなの弟的な存在で、すこし可愛くて、母性本能をくすぐられました。
あらためて、チソン氏のイケメンぶりも堪能しました(^o^)丿
でもま、少し長すぎた感じがして(^-^;
もうちょっとコンパクトにしたらよかったなぁ。
海外での傭兵活動とか、その辺必要だったんか??
と思ってしまいます。。。
だから、
★★★☆
って言う感じかな!



以下は結末に触れたネタバレ感想です。




このドラマは、主人公以外の脇役たちが凄く光っていました。
特に、主人公以上の存在感を示しました、チョン・グァンリルし演じるところの、ジョンウの父親である、チョン・ミノ会長。
ジョンウはその父親に復讐するといきり立っていたけど、母親のミヨンが、決して手籠めにされたわけではなく、ミヨンも当時はイルファンと言う名であった父親を、心から思っていたことを視聴側は知ってるわけですから・・。
ミヨンが愛したイルファンが、その後、どえらい極悪非道な人間になってしまったなんて、ちょっと受け入れがたかったんです。と思っていたら、案外いいところがあって、憎めなくなりました。
私は、もっと、この父親を悪役らしく描いてもらった方が良かった・・と思っていたけど、最後は憎まれ役担当を、ペク・ソンイルが引き受けてくれたので、私もなんとなく納得しました。
その後のジョンウと会長の親子の和解は、良かったです。
最後は復讐で終わると思っていたから。

それよりも、テヒョクですよ!!
ジョンウ以上にテヒョクのほうが可愛そうな気がしたんですけど!
ジョンウは、母親が会長にずっと愛されていた、その母の子供ですから。
でもテヒョクは違う。幼いころの境遇は、ジョンウ以上に悲惨で可哀想でした。
スヒョンにも片思いだったし・・。
描き方によっては、ぜったいにもっといいキャラになったのに。。
「イルジメ」のパクシフみたいに。。
海外での傭兵生活よりも、もっとテヒョクの人物像の成り立ちみたいなところに時間を割いてもらったら、ぜったいに私はこのテヒョクをもっと好きになって、ドラマももっと面白く感じたような気がしました。惜しかった(^-^;

あと、ジャクソン。
彼も存在感がありましたね。
「シンイ」のトクソンプオングンキチョル(「奇皇后」のお兄さん)・・のひとだよね?
映画では「母なる復讐」で刑事役をやってました。
「友へ チング」に出てたそうで・・見たんだけど、ぜんぜんインプットしてませんでした。
シンイからインプット。キチョルは強烈キャラだった。
それに比べてこちらは、懐の深いジョンウのよき理解者でした。

ジョンウの育ての父親、刑事のヒョン・キサン。
イ・ジョンジェ氏がまたいいんですよねー。
ジョンウを思い、ジョンウにも父と慕われて、二人の関係がよかった。この刑事が死んだときは唯一泣けました。

ヒョン刑事はずっとジョンウの母ミヨンを愛していました。
だから、奥さんが可哀想だった。(この奥さんは「トンイ」のチャン・オクチョンの母親のイメージが強い)
奥さんもジョンウを可愛がっていました。
恋敵の息子って言うことになるんだけどね。

そのヒョン刑事の奥さんをずっと好きだった、チグク兄貴。
この人もやっぱり人情深い人で、この奥さんへの気持ちはもちろん、ジョンウのことを心配していた。
最後はヒョン刑事の奥さんと良い感じになってほんとによかったなーと思います。
ジョンウとスヒョンの二人よりも暖かい気持ちで見守りますよ、ええ!(笑)

ジョンウの友達の、セドルやガンレ(孤児院仲間)、一時はジョンウの思うところあって決裂するんだけど、それ以外は友情がずっと暖かく続いていましたね。
セドルって、トンイのオテプンのバカ息子役で初めて見たので、こうやって見ると結構イケメンなのねぇ。ちょっとビックリしました(笑)

孤児院仲間に、ソンテ兄妹がいましたが、ソンテ兄の友達のジンギも結構イケメンでした。王家の家族たちでは、詐欺師の役だったので、今回印象が変わりました。

最後に、ソンテ妹のソニョンについて。。
あまりにも気の毒な彼女・・。
ずっとジョンウを思っていたのに、成り行きでソンイルみたいなおっさんの女にならざるを得なくなってしまった。
いや、やめておきなさい!!
と誰もが思うんだけど、ソニョンはジョンウのために、ソンイルの女になる道を選ぶ。
そして、ジョンウのために、スパイ行為までやります。
頼むジョンウもひどいと思ったな。。
そういうつもりではなかったにしろ、結局、ソニョンの気持ちを利用した形でした。
スパイ行為で得た情報は結果的にはなんにも役立てることもなく。。あれは何だったんだと思いました(^-^;
ジョンウの成功を願ったソニョン、その結末はジョンウをスヒョンのもとへと送っただけ。
あまりにも報われない、可哀想なソニョン。
いつか、きっと、誰か良い人が出来るといいなと心から願います。


チョンミノ会長のお城はドラマのために建てたんだって!
セットも豪華で見応えがありました。

面白かったです(^o^)丿


17:54 : [ドラマタイトル]太陽を飲み込めトラックバック(0)  コメント(0)

視聴近況

「スベクヒャン」と「おバカちゃん」が終わってしまって、正直、なんだかテレビを録画してまで見たいタイトルがないわぁ・・・・と思って、プチ廃人状態になっていました(^-^;

久しぶりに図書館本など読んだりして。。
韓ドラにハマってから本当に読書をしなくなってしまったのでした。
でも面白かったです。
奥田英朗さんの「ナオミとカナコ」。おススメです。

ま、それは置いておいて。

実際にいま何を見てるかと言いますと。。。
先週やっとテレビ録画を見始めました。
それが
「花たちの戦い~宮廷残酷史~」
です。
残酷大好きな私(おいおい)今後の展開、楽しみにしています。
というか、このドラマにもチンム公のチョン・テス君が出てるのです。
知らなかったんだけど、登場してテンション上がりました!(*^^*)
見る気がますます上がりました!
ヒロインがキム・ヒョンジュさんです。
38歳ですって。
それが娘っ子の役をやってるので、(今だけでしょうけど)すごく違和感が大きい。(ごめんなさい・・)若い子ぶりっ子がハマってない(^-^;仕方がないですけどね・・・。
相手役がチョン・テスくんなのですね。
若く見えると思ったら、テスくんも31歳だって。
でも、年齢よりも若く見えるので、この二人のカップルぶりは、あんまり似合ってない。
ヒロインも性格がうっとおしくて好きじゃないです。
でも、時代背景も興味深いし、今後の展開に期待しています!

あとは、土日の放送で
「抱きしめたい~ロマンスが必要~」です。
チソンさんの「秘密」の後始まったので、そのまま録画しています。
これもヒロインがなぁ・・・(^-^;
あのぎゃんぎゃんと喚くようなしゃべり方が好かんです。
ヒロイン対抗馬のワン・ジウォン(運命のように君を愛している でもライバル役でしたが)も、好きじゃないのですねぇ。ナムグンミン演じる局長があっさり、彼女とよりを戻して、あれれ?って感じです。
でもなんとなく見続けてます。
7話まで視聴済み。

そしてお借りしているDVDでは
チソンつながりで「太陽を飲み込め」見てます。
前半はそれほど面白くなかったけど、中盤に来て面白くなってきました。
24話あるのかな。
ちょっと長いよね(^-^;

それから「アイリス2」もゆるゆる見ています。
話が難しくって、なかなか進みません。。(^-^;
ヒョクさんの髪型も変だし。。←結局これ。。。(^-^;
でも、最後まで見ますよ!!

こんな感じの今日この頃です。
17:46 : [その他]視聴近況トラックバック(0)  コメント(6)

感想「おバカちゃん注意報」

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「帝王の娘スベクヒャン」と、ほとんど同時に放送されていた「おバカちゃん注意報」(BS11版)
時を同じくして、最終回を迎えました。
こちらも長かった。。。(^-^;
「帝王の娘スベクヒャン」と一緒に、毎日見てました。
それでどうしても、気持ちがスベクヒャンに行ってしまって、私の中では不利なドラマでした。
主人公ジュンスがすごく健気で可哀想で・・最初のほうは泣きながら見ていたんですが、中盤、テンポが悪く感じてしまって、終盤に至っては興味を削がれてしまいました。
いや、気持ちのすべてがスベクヒャンに行ってしまっていたので(^-^;

私的にはキャラもイマイチだったような・・・・(^-^;
萌える対象がなかったので。

このドラマも、終わりよければすべてよし、と言うタイプの物語で、ラストまで見たら、それまでの不満がすべて解消されてしまう、よかったねーーって感じのドラマでした。
悪くはないんですよね。
でも、いかんせん、スベクヒャン・・・←くどいって(^-^;

子ども時代は本当に良かったんです。★★★★★の勢いでした。
ジュンスのやさしさ、純粋さ、そして境遇の不運さに滂沱の涙。
この子があのイケメンの大人ジュンス(イム・ジュファン)になるの???と、ちょっと「?」って感じのプックリ坊やでしたが(ごめんねごめんね)明るくて賢明で、言うことなしの少年でした。
あまりにも優しい、優しすぎるジュンスに、何度も何度も泣かされました。

ジュンスにとっての新しい妹弟が、役者的にまた可愛くて!!
役柄としては、ジュンスたち親子を徹底的に拒否する(父親を「あの~」と呼び、ジュンスを「おい」と呼ぶ失礼さ)憎たらしい子ども達でしたが、それも仕方がない感じでした。多感な子ども時代に、母親が刑務所帰りの男と、いきなり結婚するなんて、それは誰だって受け入れられませんよね。
母子家庭ながら平穏に暮らしていたのに、いっきに生活をかき乱され、財産を失い、あげくに母親まで死んでしまう。
いくら憎たらしい子ども達でも、これは憎たらしくなっても当然。
ジンジュ、ヒョンソクが可哀想!!

でも、ジュンスには罪はないですから!!
それなのに、八つ当たりの対象になって、甘んじてその八つ当たりを受け止める、心の広い優しい優しいジュンスです。

まぁ子役ちゃんたちが演技がうまい!とくに、ジンジュの子ども時代を演じたチョン・ダビンちゃん。(同名で自殺した女優さんがいますね)「根の深い木」や「イルジメ」を見たことがあります。彼女、すっごく演技が上手~!!可愛いし今後期待の大きい子役ちゃんです。先日BS11で始まった「抱きしめたい ロマンスが必要3」でも、主役の子ども時代を演じてるけど、結構大きくなっててびっくりしました(^-^;人の子は成長早いわ(笑)
そしてヒョンソクの子役の、ナム・ダルムくん、この男子がめちゃ可愛い~。
将来有望なイケメン君ですよね。「花より男子」のジフ先輩の子ども時代と言うと、ああ、あの可愛い男の子!!って印象がよみがえります。

ジュンスは父親が残した借金と、母親まで死んでしまった後のきょうだいたち3人(赤ちゃんを含む)の面倒を見るために、自分は学校へも行かずに日夜働きました。(無理があるよねぇ・・(^-^; 
そんなジュンスを次第に受け入れていったジンジュとヒョンソク・・・その矢先、ヒョンソクが同級生を死なせてしまい(本人無自覚)その罪を背負って、ジュンスが刑に服すのです。

その時はジュンスは、それが最善だと思うのですが、のちのち、そのことでかなり苦しみます。
警察が本気で調べたら、ヒョンソクが起こした事故であることや、故意ではなかったことなど、ある程度は分かるはずですが(でも、ドラマでも映画でも、いつも韓国の警察は無能に描かれてますよね)、死んだ少年の父親が権力者だったため、過失致死ではなく「殺人」で、10年と言う重い量刑が与えられます。

ジュンスが収監されたことで、ジンジュとヒョンソクはまたまた大変な目にあいます。
幼いナリ(ジュンスとは唯一血のつながりのある妹)は、仕方なく施設に預けられたりもします。
ますますジンジュとヒョンソクに恨まれるジュンス。

刑期を終えて出所して、ドヒと言う女性に出会い、彼女との愛を成就させるまでが描かれていますが、私にとってはドヒとのラブストーリーよりも、きょうだいたちとの和解に至るまでが、一番の見どころでした。

妊娠してしまったジンジュが、ジュンスを頼りにしたり、ジュンスが相変わらずの誠実さでジンジュを受け止めたり、ジンジュがジュンスを「オッパ」と呼び、ヒョンソクは「ヒョン」と呼ぶようになって、仲良くなったときは泣けました!
ジンジュの結婚式は、ジュンスの結婚式よりも感動的で、涙涙。。。

案外早期にきょうだいたちとは和解し、ジュンスがジンジュやヒョンソクに受け入れられますので、そこが私の感動のピークで、その後はちょっと蛇足的な感じだったかなぁ。
ジュンスの冤罪のことや、サクセスストーリーの部分もあって、それはそれで見応えがあるんだけど、その頃はもう心はスベクヒャンに持って行かれていましたので(^-^;

さて、このドラマ。
キャストと言うか、キャラクターにすごくうっとおしい人物がいました。

ドヒの会社を乗っ取ろうと言う、そのために嫌われても嫌われても執拗にドヒに迫る、顧問弁護士のイ・ハンソ・・・。
こいつが(こいつ呼ばわりしちゃいますよ)憎たらしいのは良いんです。
ジュンスの「敵」で、同じ土俵にも上がらない、姑息で卑怯で陰湿で、ほんとーーーーーにムカつく存在。
敵は嫌な奴であるほど、戦いがし烈さを増して面白くなるので、それでいいんです。。とはいえ、ちょっと長すぎましたよね。あと、どうしてイハンスがいつまでも、ドヒの会社に居座ってるのかが不思議でした。正体がドヒの父親に分かってもなお、まだ会社にいましたから。「追い出せないんか」と不思議な気がしました。

ま、イハンスはそれでいいとして。。。
ドヒも、ほんとに、「ドヒ」にしか見えないくらいのはまり役でしたね。凛とした雰囲気がカッコよい女性でした。またスタイルが抜群に良かったです。が・・・。

困ったことに、主人公側の主要人物、ドヒの従妹のジュヨン、彼女がもう、いやでいやでたまりませんでした。
そういう脚本なんだろうけど、あまりに嫌いで、この女優さんまで嫌いになりました(^-^;

物語の柱の一つがジュヨンとヒョンソクのラブだったので、この二人を温かい目で見守ってあげられれば良かったんでしょうけれど、生憎狭量な私、ジュヨンを選ぶヒョンソクまで好感度が下がる始末。


でも、可哀想な女の子なんですよね。
母親に人生の一切を支配されている。
ジュヨンの母はいま、取り沙汰されている「毒親」「モンスターマザー」なんですよね。
またこの女優さん、この年代の中ではとっても売れっ子だと思うけど、イ・イルファさん。
そういう演出なんだろうけど、本当に身勝手で傲慢で、また金切り声で怒鳴り散らすさまが、見苦しくて腹立たしくて、大嫌いでした(^-^;
そういう母のもとで束縛されて育ったジュヨンに、だんだん、さすがの私も同情的になりました。

なんとか、母にヒョンソクとの交際結婚を許してほしいと思うジュヨン。
母はいつしか、ジュヨンの気持ちに、頑固な自分の信条をまげて、ジュヨンに折れていくんだけど、急に物わかりが良い母になってもねぇって感じで、私的にはそれもまたムカついた(^-^;

同じようなタイプのチョルスの母、ジンジュの姑ですが、この人も最初は「許せん!!」と思っていたんですよ。
でも、自分が痛い目にあい、それでもなお尽くしてくれるジンジュに、心底申し訳ないと思い、それまでの自分を猛省し、自分を変えていったんです。
その転身は、私は受け入れられました。
嫌な奴だったけど、良い人になったこと、よかったねーージンジュよかったね、と、思えたんです。
それ以後は見てるこっちも姑さんが好きになれたんです。

でも、ジュヨン母にはその流れがなくて、なんとなく、ジュヨンの情熱に負けてヒョンソクを認めていった。
なんか、すっきりしなくてもやもやが残りました。
イハンスに対してだって、裏工作で自分の会社を危ない目に合わせる羽目になったと言うのに、結局それはそんなに大したバツも受けずに会社を辞めることで済まされたのでは?

もっと痛烈に、自分のやったことを反省して、申し訳ないと泣き崩れるぐらいの流れが欲しかったです。
それまでの自分に対する反省、それがなかったですよね??

あと、一度、ドヒの弱み?をマスコミに売ったことがあったと思うんだけど、それはどうなりましたっけ。
まぁ最後の大団円で、それらの不満も吹っ飛んでしまったんですけどね。



全体的にいい話だったとは思うんですけど、スベクヒャンに負けてたこともあり、大人になってから、ちょっと下がってしまい、★★★の部分も多かった。

間を取って(子ども時代は短かったし)★★★☆って言う感じかなぁ・・・。


ジュンスの一貫した「おバカ」っぷり、それはもう、本当に素晴らしかったですけど。
最後のバカップルぶりはどうなの・・と思ったけど、長い間苦しい時期を過ごしたので許してあげました(笑)
(妻の歯を磨く夫・・・とか、真夜中に焼肉・・とか・・・え~~~~!!!o(@.@)o ナンジャコリャ!!
・・・でしたよね・・・・(^-^; )


11:44 : [ドラマタイトル]おバカちゃん注意報トラックバック(0)  コメント(2)

感想「帝王の娘 スベクヒャン」

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72話と言う長きにわたって楽しませてくれました、「スベクヒャン」
ここ3日ほどは。余韻に浸っていました。
あらすじを追いながらこのブログを書いていましたが、思い出してはまた泣けたりしていました。

各話の記事は↓です。

26話まで
47話
63話まで
69話
70話
71話
72話

今まで見た韓国ドラマの時代劇では「善徳女王」「トキメキ☆成均館スキャンダル」と並んでベスト3となりました。
言っては悪いですが、私にとっては出演陣が地味・・・(^-^;
「これっ!!」っていう目玉俳優さんがいないんですよね。
それなのに、こんなに楽しめたのは、ストーリーと演出が良かったのでしょうね。

オリジナルが108話と聞いて「長っっ!!!」と、びっくりしましたが(その時点で半分めげていた)
1話が30分ぐらいで、108話・・普通のドラマに換算すると、54話ぐらいでしょうかね。
すると、「トンイ」とか「チャングム」あたりと、長さは同じくらいと考えてもいいのかな?
BS版はカットもされてただろうけど、72話と言うことで、そんなひどいカットはなさそうですね。
良かったです~(●^o^●)

それでも長尺には違いなく・・。
途中、物語が停滞する場面も、無きにしも非ずでしたが
おおむねテンポも良く、思いがけない「萌え」もあり、人物像の描き方も申し分なく
笑いあり、涙あり、後半に入ってなお、ますます盛り上がり、怒涛の展開で。。。

いやはや、
素晴らしかったです。
音楽も良かった。
挿入歌(ソルランたちが歌う歌)も良かったけど、BGMも良かったのです。
サントラほしい!
ないみたい。
YouTubeでもない。惜しい!!


冒頭、姉妹の「争い」から物語が始まります。
姉が妹に剣を向け、殺そうとしているのか?
そしてそのそばには、男が一人倒れています・・・・・。

そして物語が姉妹の母チェファの娘時代に。。。。

チェファの長女が、やがて王様になるユンの子供で、本来なら「王女」であること。
ユンの息子が、先代王の息子と入れ替わっていること。
それがこの物語のキモです。

本当は姉が「王女」なのに、野心家の妹が「王女」になってしまう。
本当は「王様の息子」なのに、実の父親を、そうとは知らず、「仇」として憎んでしまう。。。

この、ふたつの「入れ違い」が愛憎の入れ違いを産むのです。

時代背景や設定が、ちょっと「善徳女王」に似た部分があったけど、ミシルみたいな強烈な「敵」がいないドラマでした。
悪人不在と言うか・・・。
ソルヒにしても、チンムにしても、すごい悪役にはなりきれない存在でした。
普通なら、それが物足りなく感じると思うんだけど・・・実際私も中盤までは「ちょいと、小粒な物語だな」と思っていたんですけどね・・・。
本当の「敵」は、「運命」だったかなと思います。

ラストに、すこし・・・と言うか、おおいに・・・と言うべきか、肝要な「不満」がありました。
それは後述しますが、それを含めてもやっぱり、★★★★★!進呈したいです。



以下ネタバレ含みます!




ちょくちょく挿入される「百守花」スベクヒャンの効果。
スベクヒャンが咲くと憎しみが解け、別れていた恋人がよりを戻す・・みたいな。
きっと、最後にはスベクヒャンが咲いて、大団円になるんだろうなと思ってました。

絵に描いたようなハッピーエンド珍しい。


好みの男子はいませんでしたが、でも、役者の皆さん男前で眼福でもありました。

チョ・ヒョンジェさんは、前にも書いたんだけど、顔が膨れてて引力に負けておられて(^-^;でも、イケメンです。
百済の太子なんですが、少し気難しく、潔癖症、ソルランを諜報員として育てようとして、スパルタです。
太子ですから「オレ様」で、そんな太子が時折見せるソルランへの気遣いに、萌えた中盤。
太子のソルランへの気持ちがあいまいだった頃が一番萌えたかな(*^^*)。
好きって言う自覚がないのに、ソルランが気になって仕方がない、ついつい手助けしてしまう・・・ソルランも太子にイジワルされたり、女ではなくピムンとして厳しくされたり・・かと思いきや優しくされたりして、だんだん太子が好きになっていくと言う、好みの展開でした。
ツンデレの度合いがちょうどよかったな(*^^*)

お付きの護衛官も面白かった~。

対するチンム公。
この人に尽きました!
「善徳」のピダムのように、切なくて可哀想なキャラ。
役のチョン・テスさんもイジワル顔なんだけど(笑)イケメン。眉毛の吊り上がり方が好きです(笑)
屈折した昏い内面を抱えつつ、表面上は極道息子って言う感じ。
王様が憎いはずなのに、褒められたらうれしくてにやけちゃう。子供みたいで可愛い。母性本能をくすぐるキャラでした。
一緒にゲームしようと誘われて、いそいそとゲーム盤を持って参上したのに、王様は家族写真撮影(・・じゃなくって、肖像画)の最中で、しかも「チンムはここへ入れない」なんて言ってて・・本当に可哀想なチンム公でした。。
ヨン達卒にそそのかされて、ソルヒを利用しようとしたけど、結局は本気でソルヒを不憫に思ってましたね。本来は心優しいチンム公です。
冒頭の場面で、倒れてる男が、チンム公でした。
一体誰だろうと、すっごく気になっていました。
太子かなと思ってたし。。
死なないで~~(;´Д`) と思ってたら、死んでなかったので良かったです。


唯一、私がラストで納得できなかったのは、この人がソルヒに向かって
「わだかまりは旅の途中で綺麗な水に流れていった」
と言ったことです。
チンムが言った「わだかまり」って言うのは、自分の出生のことだとは思うんだけどね。
でも
ソルヒもチンムも、死なせる必要のない人たちを殺したりしました。
こういうドラマですから、刑に服せとは言わないけれど、せめて、贖罪の気持ちを持ち続けてもらいたいのです。
だから
「一生を、お互いが死なせた(殺した)人を弔って、悔い続けて生きよう。」みたいなことを言ってもらいたかったな。。
一緒にそうやって生きてもらいたかったです。
きれいさっぱり忘れちゃいけないよね。

そこのところが、惜しかったなぁ。

ヨン達卒も 一見「悪役」でしたが、先代王を思うあまりに、チンム公も大事に思うのです。
チンムにとっては父親代わりの存在。
普通、こういうポジションの人って、自分の野心のために、チンムを利用する・・みたいな役どころだと思うけど、ヨン達卒は本気でチンムを思ってたのが良かったです。

チンム公の護衛官もイケメンでした。チンム公に忠誠的だったのもグッド!

イケメンと言えば、カヤ王のスニムン。
彼の存在も光ってました。ソルラン、ミョンノンと三角関係になったらどうしよう?と思ったものです(笑)
ミョンよりもカッコよかったんじゃない??(^-^;

憎き高句麗の将軍もなかなかイケメンだったし。。

ピムンのひともカッコよかったな。。。。


男性陣で忘れちゃいけない、トルデとマング。
トルデは「王女の男」でも存在感があったけど、今回もずっとヒロインを見守る、良い役でした。
コメディも担当していて、ドラマの癒し的存在(笑)
同じくマングも。。
どんぐり目玉が印象的です。
最後に伴侶ができた感じで、良かったです!!

クチョン・・・
チェファをずっと思っていたために、ペクカの死後、チェファと赤ん坊のソルランのお世話をします。
やがてチェファもクチョンの気持ちに答えようとして、二人は夫婦になります。
チェファの心にはつねに王様がいたので、寂しいクチョンでしたが、理解してました。
男前です。
個人的にはちょっと顔が好みじゃなくて(^-^;
馬が草を食べて糞をしたってゼスチュアが印象的です。
口がきけなくても下ネタか・・・と、ここも少しゲンナリ(笑)
あれだけの大けがをしたのに生きてたかと思うと2度目の時はあっさり死んでしまった。。
存在感のある男でした。

へ佐平・・・
最初は胡散臭く、ペクカからの手紙を王様に読み上げるとき、嘘の内容を読み上げてました。
そのとき王様は、手紙を自分の目で確かめなかった。
「見せてみよ」って言われたらアウトなのに。
へ佐平、脇が甘いよ~、せめて偽手紙ぐらい用意しておかなくては!
と思ったけど、今にして思うと、王様もわざと騙されたのかもね。
なんか信用できないかも・・と思っていたけど、忠臣でした。


へ佐平の娘の王妃。
とぼけて天然で、ちょっとうっとおしかったですが(^-^;
だんだんと、思慮分別のある大人へと成長して。
何よりも寛大!
よく、あんなことをしたソルヒを許せたよね。
チェファにも全然嫉妬しなかったしね。
刺繍の腕前だけは成長しませんでしたが(^-^;


ソルヒ・・・
ソウの顔が好きじゃないのですよね。最初「瑠璃の仮面」初めて見たんだけど、すごい違和感のある顔でドラマを見るのをやめました。でも、そのあと「タムナ」ではいい演技で「慣れた」かな。そして今回3作品目のドラマです。
ちょっと切れ気味の悪役が凄く似合ってました。
凄い熱演だった。見直しました。
キャラとしては、王様の政に口を出すなど、出しゃばり過ぎて自分の首を絞めました。
それも、ソルランやへ佐平を貶める為だったんだけど。
まぁあんまり賢くなかったですよね。だから、悪役として見て見たら、ソルヒは少し物足りない。
でもソルランとは姉妹だし、ちゃんと両親と姉に愛されて育ったソルヒなので、サイコパスにはなりきれないだろうと思ってた。スベクヒャンが咲いて、何とかなるんじゃないかと予想していました。
チンム公と一生を贖罪に費やして生きてもらいたいです。

ソルラン。
美人だけど、顔が大きいのが残念です(^-^;
ソルヒもミョンノンでさえ、ソルランよりも顔が小さくて。。。
美人で好きな顔なんだけどな。イマイチ洗練されない原因かもしれないです(^-^;
でもそれだから、キャラが見事にマッチしてました。

ミョンノンとのキスシーンには萌えなかったけれど、ミョンノンがたまにかばったり影で支えたり、そういうのに萌えたし、あとは何と言っても、ミョンノンがソルランのために土下座したのが萌え萌えでした。あれが萌えのピーク!

二人で監禁されたときはストーリーが停滞してつまらなかったな(^-^;
あんなボロ小屋も脱出できないなんて、あの二人の実力なら、ありえないでしょう。
そこで二人は愛を確認するわけですから、必要な流れだったのかもしれないけど、あまりにもふがいなかったですね。




思い出したら、いろいろと出てくるので書いても書いても尽きません。
中途半端な文章だけど、この辺で終わっておきます(^-^;
まさか全部読んでくださった方、おられるかな??
おられたら、お礼申し上げます。長々読んでくださってありがとうございました。


追記・・・・

私ときたら 肝心の王様のことを書いていませんでした!

もっと早くにリタイアするのかと思ったら、なんのなんの。
主役二人をしのぐ存在感で、物語をリードしました。
思えばこの王様の生涯を描いたドラマでもありました。
立派な王様で、みんなに慕われ。。
自分の息子を捨ててまで先代王の息子を守った稀有な王様。
逆のことは誰でも思うのにね。
歳の離れた王妃が、どうしてあんな爺さんを慕うのか・・なんて
思ってはいけません。
彼みたいな男らしく勇敢で思慮深い、優しく温かな
いわば、理想の男性像なのです。
おそらく、年齢や外見に関わらず、女性なら誰でも惚れちゃうかもしれません。
カリスマ性がありました!ブラボー!!
10:24 : [ドラマタイトル]帝王の娘 スベクヒャントラックバック(0)  コメント(10)

帝王の娘スベクヒャン第72話(最終回)

いよいよ、最終回です。
終わってしまうのが寂しいです。。。。。
とても見応えがあるドラマでした。
詳しい感想は、後で書きます。
とりあえず、最終回第72話のあらすじを。

ネタバレです!!


【第72話 最終話】(BS朝日版)

玉座にミョンノンを座らせてご満悦な王様。。
しかしミョンノンは涙をためて玉座から降り、王様の前に跪きます。
王は相変わらず笑顔のままで、王となる心得を伝えます。

一日たりとも心安らかに眠れぬかもしれぬ。
人生が果てしない苦行となるだろう。
だがそれがそちの運命だ。

太子はあふれる涙をこらえず、王様に懇願します。

私のおそばにいてください。
私はまだ・・・・。

後の言葉が続きません。


王の言葉は続きます。

夢を見たのだ。
罪深いものが生まれ変わると一国の王となるのだと。
だが、民をいたわれば来世では平凡な男に生まれ変わるらしい。
太子よ
太子の民をいたわらねばならぬ。

そこへ、チンムが駆けつけました。

王様は嬉しそうです。
「来てくれたのか。。
会えずに逝くのかと思った。」

チンムは最後まで憎まれ口です。
「逝くですって?
こんな病に勝てないなら、今度こそ絶対に許しません。
それを伝えに来ました」
そう言って王様に背を向けた途端、王様が倒れました。

チンム公は
「王様、起きてください!
このまま倒れてしまったら、私は誰を恨めばよいのです」

王様は苦しげに最後の力を振り絞り
「忘れるな。そちはまさに余なのだ。
余は、そちのなかで生きている・・・・」

そして、滂沱の涙を流すチンムの頬に手を当てて
「余の 息子よ・・・
目に入れても痛くない 余の 大切な息子よ
余の息子 大切な息子よ・・・」
そう言って息絶えるのです。
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「起きてください。王様、起きてください」
そう呼びかけていたチンム公は、ついには
「父上!」と叫び、号泣し、泣き崩れるのでした。
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ミョンノンはチンム公の手によって、玉座に座っている、もはや逝去した王様の亡骸を見つめ、思うのです。

あの方は私の父です
誰よりも強い方で
誰よりも悲痛な一生を送られました
高句麗を警戒し安らかに眠る日はありませんでした
女人の胸で休むよりも
身体を壊すまで国事に尽くされました
民を飢えとはやり病から救い
百済を再び強国に築き上げられました
その間 愛する女人も得られず
小さな望みもかないませんでした
このように哀れな男が、私の王様であり私の父なのです
父上
父上・・・・

慕われた王様の死を、達卒たちも、民も、みんなが嘆き悲しんでいます。


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帝王の娘スベクヒャン第71話

【第71話】(BS朝日版)
ネタバレです!!



王様はソルランの言葉を思い出しています。
「自分も21になる(王女と同じ年)、そして自分の故郷もキムンである」と。
それでソルランを王女と確信した様子。

ソルヒは一命をとりとめましたが、意識不明です。
自分のせいだと後悔するソルラン、ソルヒが本当の王女でないと知ったとき、無理にでも故郷へ連れ帰るべきだった。自分が太子に未練があるために、決断しなかった。そんな私のせいで、ソルヒが今こんな状態になっていると思っています。
そして「プヨンが死刑に」と言ううわさをまたしても聞いてしまい、こっそり、ソルヒを連れ出そうとしました。
しかし、それを引き留めたのはへ佐平です。
慌てるソルランに、へ佐平は「王様がお呼びだ」と言うのです。

王様に、プヨンをなぜかばうのか、プヨンはそちにとって何なのだ、と問われてしどろもどろのソルラン・・。

そんなソルランに王様は、
「なぜ言わなかった?自分が王女だと・・・」
と、泣きながら「気付かなくてすまなかった」と謝り、二人はひしと抱き合いました。

晴れやかな顔の王様とソルラン、ふたりは加林へ行くことにしたようです。

その夜、思い出の場所で、太子とソルランが逢瀬を楽しんでいます。
思い出話をして、暖かな空気に包まれる二人・・。

でも、ソルランの心のうちは、もはや別れを決意しています。

加林から戻ったら、自分は「妹」になる。
「女人」として太子に会うのは、これが最後。

そう思うソルランは別れの口づけをするのでした。

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王様とソルランが加林へ行った後、太子は狩場にチンム公を探しに行きました。
チンム公が近くにいると感じ、大声で呼びかけます。
「あなたが王様を憎んで生きたように、私も東城王を憎んで生きてきました。
しかし私たちふたりは、王様に救われたのです。
王様は百済に血の雨が降るのを防いだのです。
そして傷付かれたのです。
戻ってください、チンム公。
王様がお待ちです」

チンム公は姿を隠したまま、じっとその声を聴いているのでした。

加林では王様が思い出話を聞かせた後、ソルランに、「城に戻ったら王女の称号を与える」と言っています。
ソルランは複雑な表情をしたので、王様が「嬉しくないのか」と訊きました。
「嬉しいです。でも、太子様の妹になるのですね。それが私の運命ですよね」
とつぶやくように言うソルランの言葉で、何かを感じた王様。


熊津の城では、ソルヒが目覚めています。
だけど、何も覚えていません。
子どものようになっていました。


城に戻った王様達、太子が高句麗に勝利した祝賀会を開くと言います。
祝賀会でタニョンの舞を舞うのはソルランです。

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見事にタニョンの舞を舞ったソルランは、その夜、ソルヒを連れて城を出ます。
自分が残れば、太子は自分のために、太子の座を捨てるかもしれないと・・。
太子のためにも、城を出ることにしたのです。

そして王様が病に倒れました。前から具合が悪かったのを、隠していたのでした。
すでに命が尽きるときが近いようです。

太子はチンムを探しに、また狩場にやってきました。
チンムの姿を見つけ、王様が重病だと告げます。
しかし、チンムは「関係ありません」と、立ち去りました。

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祭祀堂に行く王様、へ佐平がお供します。
そこで、王様は、へ佐平に言うのです。

百済は余の国ではない。
百済を繁栄させたのは、そちだ。
百済はそちの国だ。

と言うのです。驚くへ佐平・・・。

自分が民衆にたたえられているとき、へ佐平が汚れ仕事をしていたと言うのです。
東城王をペクカに殺させたのもへ佐平だと、王様は気づいていました。

へ佐平は百済のためなら、王である自分をも利用した、そんな男だと。。。
しかし、そのために百済は救われた。
へ佐平が、自分を守り、太子を守った。と、王様はへ佐平に感謝します。
へ佐平の娘である王妃を遺していくことも、詫びます。

そして、最後の頼みをします。
それはへ佐平にしかできないと言うのです。

「スベクヒャンを頼む。
スベクヒャンとミョンノンを頼んだぞ」

へ佐平は泣き崩れるのでした。

チンム公は、やっと、王様のもとへ駆けつけようとしています。

王様は最期の時を過ごしています。
王座にミョンノンを座らせて、満面の笑みを浮かべ王様は言います。
「そちが立派な王になると、見抜いていたぞ。
その座はそちのものだ」

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17:22 : [ドラマタイトル]帝王の娘 スベクヒャントラックバック(0)  コメント(0)