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映画感想「ハナ 奇跡の46日間」

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WOWOWで録りだめた韓国映画を、ぼちぼちとみています。
この映画「ハナ 奇跡の46日間」は、実際の出来事をベースにした作品です。
卓球の世界選手権女子の部団体戦で、韓国と北朝鮮の合同チームが優勝したときがあったそうです。
ノンフィクションと知らずに見てたら、(中国が圧倒的に強い中で)驚くような設定ですが、ウィキペディアなどで確認すると、たしかに、中国は8連続優勝が2回ありまして、その合間に統一KOREAが優勝しています。
つまり、17連続優勝をただ一度、合同KOREAが阻んでいたのですね。
この作品は、そのときの世界選手権を描いています。

最初選手たちは統一KOREAチームで出場することを知らなかったようです。
同じ国でありながら、分断のあとはまるで敵味方のように、反発しあっている南北朝鮮。
合同チームで出場することにも、強い反発と葛藤があります。
卓球と言うスポーツを介して、両者が歩み寄り、お互いを受け入れ合い、理解し合っていく、その過程が丁寧に描かれています。
スポーツが思想やわだかまりを超えて、人と人を結びつける。。
スポーツの力の偉大さが描かれてて感動的です。

ここで、日本の選手がものすごく格下に描かれていて、今の石川佳純選手や福原愛選手の活躍を目の当たりにしている世代としては、なんだかバカにされている気分でしたが(^-^;
この当時の日本や韓国のレベルを確認して見ると、それも仕方がないのかな?という感じですね(^-^;
中国も、すごく悪者に描かれていて、少し釈然としないんですが、たとえば日本がこういう映画を作っても、どこかの国は倒すべき悪者」として描くのかもしれないなぁ・・なんて、思いながら見てました。

映画としてのフィクション部分も、事実の部分もおそらく混じり合っているでしょうから、こういう映画を見ると「どこまで真実なんだろう」と少し複雑な気分になるんですよね。
たとえば、46日間の間に南北チームの選手たちが仲良くなり(若いから仲良くなるのも早いんですよね)南の選手が北の選手にプレゼントをあげたりします。
でも、北朝鮮ではそういう私物を持つことが?もらうことが?許されざる造反行為になるみたいです。
そのことから、決勝まで進んだのに、北の選手たちは試合に出してもらえません。
それを必死に南の選手が懇願して、決勝戦に出場するのです。
この「懇願」のシーンはひとつの山場であり感動シーンなんだけど、これは実際にあった話なのか否か??

しかし、南北選手の間に生じた「友情」は真実だったようです。
それはエンドロールの時に流れる実際の映像を見てわかります。

韓国では、親しい年上の人を、男子なら「ヒョン」と呼び、女性なら「オンニ」と呼ぶようです(ドラマで学びましたね!)が、この映画でも、反発していた選手同士で、最後に沿う呼びながら別れを惜しむシーンがあり、泣かずにいられませんでした。

国家が分断していて、同じ民族で同じ言葉をしゃべり、同じ歴史を持つ人々が、敵と味方に分かれて争い合うなんて、世界中の歴史でもまれなことだそうですが、平和に育った私たちには想像が追いつきません。
本当に「悲劇」だと思います。

★★★★
18:23 : [感想]映画感想トラックバック(0)  コメント(4)