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映画感想「天国への郵便配達人」



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お二人からおススメいただいた、「天国への郵便配達人」、初ジェジュンです。
うーん、泣いたわ~。
主人公の二人よりも、今の私にとっては、何といってもこのひと!
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「星から来たあなた」で、ジャン弁護士として出ている、キム・チャンワンし!
エピソード的にも、主人公たちと彼との絡みがとても良かったです!
広い草原にポストがぽつんとひとつ。
それだけでもどこか幻想的な光景なんだけど、そのポストへ、人はみな、死んだ愛しい誰かのために手紙を書いて投函しにやってきます。
その設定がいかにもファンタジーすぎて、私はこういうの、ちょっとダメかも・・・と思いました。
でも、見ていくうちに物語の面白さにハマっていきました。
死んだ人は、恋人であったり夫であったり・・子どもの場合もある。
喪失感をなんとか埋めようと、天国への手紙を書いてはやってくる人たちがいます。

ジェジュンはそんな手紙を読んで、遺った人たちの心を癒す仕事をしている青年です。
彼氏を喪ったハナ(ハン・ヒョジュ)は、ポストの前で彼に会い、彼と一緒に「仕事」をすることに。


以下ネタバレです。


ふたりは仕事を共にしているうちに、お互いに惹かれあうんだけど、不思議なことが起きてきます。
ジェジュンが、とつぜん見えなくなってしまうのです。
ある喫茶店では、オーダーを取に来ないし、店員を呼んでも無視される。
じつはジェジュンは幽霊だったのです。
ある特定の人にしか見えません。
それは、死んだ誰かを強く思っている人間。
ハナは彼氏のことを想っていたのでジェジュンが見えたけど、でもやがて、ジェジュンを好きになって彼氏のことを忘れていきます。
皮肉なことに、だからこそ、ジェジュンが見えなくなってしまう。


お気に入りのキム・チュワンしは、息子を亡くした元外科医。
妻が倒れたとき、仕事を優先したために妻を死なせ、そのことで息子に恨まれていると感じていました。
そして父を恨みながら、息子もまた事故に合って死んでしまったのです。
彼の気持ちを癒そうと、ハナは嘘の録音テープを作ります。
それは、息子が元外科医を許していたという証拠の遺言テープです。
でも捏造なので、ジェジュンはそれを止めようとします。

嘘でもいい、遺された人間の気持ちを楽にしたいというハナ、
そんな嘘で救われた気がしても、本当には救われない、というジェジュン。
二人はケンカをしてしまうのです。

騙された元外科医は、傷つき、ガッカリしてしまいます。
だけど、自分のことで本気でケンカをする二人に、癒されたのです。
静かに、優しく、息子のことを話す元外科医の姿に、かえって悲しみが見られてしみじみと泣けました。

息子を想って毎日毎日、空の写真を撮り続ける元外科医。
彼と、ジェジュンとハナの触れ合いが物語中で一番感動的でした。

ジェジュンは、この仕事が終わりになったと、ハナに書き残して去っていきました。
誰かに本当のことがばれたら終わりだと、最初から決まっていたのです。
さよならも言えなかったハナ、手紙を読んで号泣します。
この手紙がとても良かったなぁ。
私も泣きました。

だけど、物語はこれで終わりじゃありませんでした。
ジェジュンは「仕事」が評価され、神様に許されて、生還することになります。
死んだのではなく、事故で脳死状態?だったみたい。
奇跡の生還を遂げます。
記憶は??
夢の中の出来事程度に覚えてると神様は言いました。

ハナが社会人となって、郵便局へ仕事の用事で出向きます。
そこにはジェジュンが。
ハナのことを覚えてるのでしょうか。

「どこかで会いませんでしたっけ?」
「どこかって、どこ?」
「たとえば・・俺の夢の中で」

出会った当初、こんな会話をほんとうにしていたんですよね。

郵便局で抱き合う二人。
「みんな見てるんだけど」とジェジュン。
いままでは幽霊だったので、特定の人を除いては見てもらえなかったもんね。

元気になったジェジュンは本当に郵便配達の仕事について(笑)
手紙を読みたい衝動と戦ってるという、ほのぼのエピローグ付き。
ハナはイラストレーターで、ポストカードを作ってるとか。
ふたりともが「手紙」関連の仕事についてて、幸せがこちらにも伝わるハッピーエンドでした。
欲を言えば、お気に入りの元外科医、キム・チュワンしとのお付き合いも続いてるっていうエピソードもあったらよかったなぁ。

でも、久しぶりにかなり泣けました。
良い話だった~~。
おススメしてくれたみなさん、ありがとうございました!!


これ、北川悦吏子さんの脚本なんだってね。
私は少し、くらもちふさこさんの「セルロイドのドア」とか、いくえみ陵さんの、「my dear BF」という漫画を思い出しました。


15:33 : [感想]映画感想トラックバック(0)  コメント(10)