2014'11.26
![]() | お金の化身 DVD-BOX 1 ポニーキャニオン 2014-08-05 by G-Tools |
★★★
思ったよりも楽しめたというか、普通に面白かったかな。って感じです。
何せ私、カン・ジファンが全然好きでないですから。
なんとなく見始めて、期待しながら見てて、それほどでもないかなぁと思いながらも見続けて、やっと中盤から面白くなってきました。
うーん。
どうもね、「ジャイアンツ」の小ぶりな物語って言う感じなんですよ。
製作スタッフが同じなんですよね。
出演陣も思いっきりカブっています。
以下、ネタバレ含みます。
パターンが「ジャイアンツ」とまったく、同じです。
子どものころに酷い目に合されて、成長して復讐するという。
「ジャイアンツ」のチョ・ピリョンのポジションに、「ジャイアンツ」では主人公側だったソンモのパク・サンミン(劇中はチ・セグァンという検事)。
酷い目に合って復讐をする立場の主人公は、カン・ジファン演じるイ・ガンソクですが、たしかにガンソク自身は気の毒な立場なんですけども、なぜ、セグァンがそういうことをしたかと言うと、それもまた、「復讐」だというのです。
これが冒頭、ガンソクの父親をセグァンが殺すシーンで判明します。
セグァンはたしか、自分の父親がガンソクの父に殺されたとかで、ガンソク父に復讐をしたということでした。
だからと言って、復讐もいけないことだし(これ言っちゃドラマにならん!!)ましてや、その妻にも子にも罪はないと思います。セグァンの復讐の割を食らって、ガンソク自身もその母も、辛い立場になります。セグァンはたしかにやってはいけないことをしたと思う。でも、その動機は・・・と言われると、情状酌量・・とまでは行かなくても、同情する余地があるような気がしてしまいませんか。
この冒頭が、ちょっと引っかかっちゃいましたかね。
あとは出世絡みの、マネーゲーム絡みの、転落ありーの、刑務所に服役ありーの・・・市長選とか言う政治がらみありーの、まったく、「ジャイアンツ」って感じでした。
最初にこれを見たら面白いと思うけど、「ジャイアンツ」見てからでは、どうでしょうか。
まぁまぁ面白かったので、最後まで見ましたけども。
うーんうーん。。。
やっぱり「ジャイアンツ」と比べちゃうなぁ。
長編で、キャラの成長をじっくり描いてあった「ジャイアンツ」のほうが面白かったと思ってしまいました。
長年にわたって描いてあったので、韓国の経済成長を見る感じも面白かったので。
それと、やっぱりカン・ジファンが全然好きじゃない。
嫌いってわけじゃないけど、次も見たい!と思わない。
ドラマ中も魅力的に思えませんでした。キャラ的にって意味です。
「怪盗ホンギルドン」が評判良くて、見たいような気がするけど、彼が主人公って時点で、考えてしまう。
今回はラブストーリーじゃなかったので見る気になりました。
ラストのハッピーエンドはまずまず気持ちよかったです。
二人が幸せになったらいいなと思います。