
と言うわけで・・・4話までのあらすじを書いてみます。
4話までの順を追ったあらすじではなく、ここまでで分かったことをまとめています。
ソ・ジソプ主演「主君の太陽」とありますが、私には主人公はテ・ゴンシル(コン・ヒョジン)に見えます。
彼女は幽霊が見える体質で、とても恐ろしい思いをしています。
後にわかるんですが、その体質は後天性のものらしく、交通事故にあってからだとのことです。
それまでは学業も優秀で、エリート大学を卒業しているのです。
高校時代は「大きな太陽」と言うニックネームを持っている人気者でした。
しかし、幽霊が見える体質になってからは、引きこもりのような生活です。
しかも、酔っぱらったり眠ったりした場合は、幽霊に憑依されることがあるらしく、おちおち寝ていられません。
だから彼女は常に寝不足で、目の下にはクマがあり、ぼうっとしていて、なぜかお風呂にもあまり入らないらしく、髪の毛も臭いのだそうです。
そんな彼女が、ソ・ジソプ演じるチュ・ジュンウォン(ショピングモール「キングダム」社長)と出会ったのは・・・・。
ゴンシルは、体質的に幽霊に頼みごとをされてしまうのです。
今回は同じアパートに住んでいたおばあさんの幽霊に、離れて暮らす息子に貯金通帳を渡すように頼まれました。
訪ねてみればおばあさんの葬儀中。
その息子に無事、貯金通帳を渡したゴンシル。
大雨が降る中、家に帰るためにヒッチハイクをしようとする彼女の前を通りかかったのが
キングダム社長のジュンウォンです。
社長は、ゴルフ場用地買収のために(これがまた結構あくどい!)そのあたりに出向いていたのでした。
金儲け優先の冷たい性格らしく、最初は、濡れネズミのゴンシルを無視しようとしたのですが、幽霊のお友達(今回の依頼主のおばあさん)のおかげで、クルマを無理やり止めることができ、無理やり乗り込んでしまったゴンシル。
しかし、おばあさんのほかにも幽霊はいて、クルマに乗ったゴンシルを脅かします。
怖がるゴンシルは、思わず隣の席のジュンウォンにしがみつきます。
すると幽霊がぱぁぁっと消えてしまったのでした。
その後もそんなことが続き、ゴンシルにとってジュンウォンは
「彼に触れると、目の前の幽霊が消える」
と言う、「特別」な人物になったのでした。
なんとかジュンウォンの近くにいたい・・・と思うゴンシルは、キングダムの会社の清掃員として働き始めます。
ジュンウォンはもちろん、最初は「幽霊が見える」と言うゴンシルの言葉を信じたりしませんでしたが、何度か、ゴンシルの「能力」を目の当たりにする機会があり(第1話のサッカー選手と、キングダムイメージモデルとの結婚式のエピソードや、第2話の女子高生たちの幽霊騒動、第3話はテナント店の社長がらみの幽霊騒動・・・長くなるので、このあたりは省きます)やがて、ゴンシルの体質を認めてます。
じつはジュンウォンは少年のころ、営利誘拐に会い、100億ウォンを犯人にとられてしまったのです。
そのとき一緒に誘拐された恋人、ヒジュが死んでしまいました。
周囲のみんなはジュンウォンがヒジュを忘れられないので、見合いをしても成功しない、見合いの度に幽霊が出る「初恋の呪い」にかかっている、、なんて言っていますが、真相は違うのでした。
ヒジュはどうやら、ジュンウォンの誘拐に手を貸したようで、犯人側だったと、少なくともジュンウォンはそう思っています。
そしてそれはジュンウォンが抱える秘密なのでした。
ちなみに事件は未解決、犯人も捕まっていません。
そんなジュンウォンの近辺を探る男がいます。
ヒジュと関わりがある男のようです。
その男は、スパイをキングダムの警備に送っています。
それがソ・イングク演じるカン・ウです。
偶然にもゴンシルのアパートに入ってきたのでした。
これがソ・イングクくんね。
「応答せよ1997」の時よりも痩せて精悍になったし、大人になった感。うふ~♪



彼はジュンウォンに近づく謎の女であるゴンシルの正体を知るために、ゴンシルに近づきます。
ゴンシルを好きなそぶりを見せたりして・・。
そして、幽霊のためにまともな恋愛が出来なかった彼女の気持ちを浮き立たせるのでした。
「私を好きな人がいる・・・幽霊じゃなくて、イケメンが」と喜ぶのでした。
さて。。
ゴンシルはジュンウォンのそばにいるヒジュの幽霊も見えていました。
だけど、ジュンウォンがヒジュに対して抱いているわだかまりと疑念と恨みまでは分かりません。
ジュンウォンが「愛するヒジュを忘れられず、思い出に縛られ苦しみながら生きている」と、勝手に思い込んでいます。
実際に、ヒジュが憑依したゴンシルを目の当たりにしたりして、幽霊が見えるというゴンシルの体質を信じ始めたジュンウォンは、ヒジュと「交信」できるゴンシルを通じて、あの時奪われた100億ウォンを取り戻すことができるのでは・・・と考えています。
そして、ライバル会社の社長のそばに幽霊がいたなら、なにかと便利に情報を引き出せるかもしれないと考え、ゴンシルの存在を便利なものと考え始めました。
そのために、ゴンシルに清掃員以外の仕事(しかも側近?)を与えようとしているところです。
「お前がヒジュの幽霊から100億ウォンの在りかを聞き出せたら俺がシェルターになってやる」
と言うのでした。
とまぁ、大筋としてはだいたいこんなところでしょうか??
あと、第1話でサッカー選手との結婚が破談になった、美人モデルのテ・イリョン(キム・ユリ)はゴンシルの高校時代の同級生で、「大きな太陽」のゴンシルに対して、「ちいさな太陽」と呼ばれていたようです。
そのために、ゴンシルに対して少し劣等感があるようですが、ゴンシル自身も今の境遇を思うと、イリョンに卑屈な気持ちを抱いています。
警備長のカン・ウが、そんなゴンシルに「イリョンに対して、ではなく、君は過去の自分に対して劣等感を持っている。今現在の自分を大切に」とアドバイスします。
それを受け、前向きになろうとしているゴンシルなのでした。
何がおもしろいって・・・・
ジュンウォンが冷たい!
冷徹!鉄の男、血も涙もない!!
ゴンシルにも徹底的に冷たいんですよ。
それにたいして、ゴンシルはへらへら攻撃です(笑)
ジュンウォンにだけじゃなくて、たとえばカン・ウにも
「猫」と言われ「にゃーご」と返してみたり・・・
普通ならちょっと鼻につく女・・・ま、女同士であれば・・でしょうが。
でも、嫌な気分にならないですね。
話が進むうちに、だんだんとゴンシルが可哀想になってきて
ジュンウォンの気持ちも動くんですよね。
ふとした瞬間、同情を感じてしまったり・・・。
刹那見せるそういう表情が良いんですよね!
冷たければ冷たいほど、垣間見せる優しさに胸キュンとなります。
うまいぞ!!
思いっきりやられています!
4話目まではまだ二人の間には恋愛感情はなさそうです。
だけど、ゴンシルがカン・ウと仲良くしゃべっているのを見ているジュンウォンは、なんとなくヤキモチ焼いてるようにみえるし、ジュンウォンを特別な人と言い嬉しそうにしているゴンシルに対して、カン・ウもまた、ヤキモチ焼いてるみたいで(彼がゴンシルを好きだと言うのは近づくための方便だったはずだけど??)、この三角関係も・・・いいぞ~~~~!!!(^◇^) って感じで(笑)
それで、4話の終わりには、すごく素敵なシーンがあって、萌え萌えキュンキュンですよ!!
大筋の物語に挟まれる、幽霊たち絡みの「小話」もそれぞれ面白く、「小話」の積み重なるごとに、本筋も進んでいく、大小のエピソードが上手に絡まり合っていて面白いです(≧▽≦)
以下、4話のラストシーンです。
せっかくジュンウォンの信頼(???)を得るかに思えたゴンシル、ライバル会社社長との会談に同席させてもらえる予定だったのに、ついつい、
「ヒジュは『恨んでない、あなたのせいじゃない、苦しまないで。過去に縛られていては未来は見えない。今の自分を大切に』と言っていた」
と、嘘をついてしまいます。
ゴンシルにしたらそれはもちろん、ジュンウォンを想ってついた嘘・・・しかも、ほとんどカン・ウの受け売り(笑)
自分が言われて嬉しかったことを、ジュンウォンに言ってあげたかったのですね。
だけど、ヒジュがそんなことを言うわけがないことを知っているジュンウォンは、その「嘘」に対して激怒します。
ゴンシルを怒鳴りつけ、部屋から追い出しました。
彼女を追い出した後のジュンウォン・・。
不愉快そうにライバル会社の社長を待っています。しかしなかなか来ない。
キム室長が「相手社長は遅れるそうです」と伝えに来ました。
なんでも、大通りで大きな事故があり、道路が封鎖されて動けないと。。。
「死者が多数出ているようです」とのキム室長の言葉に何かを思いつくジュンウォン。
はたして、通りではゴンシルが事故現場に遭遇しており、たくさんの幽霊を見て震えて立ち竦んでいます。
身動きが取れずただただ恐れ戦いているゴンシル。
背後から近付いて抱きしめたのは、ジュンウォンでした!
「シェルターだ。隠れろ」