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感想「太宗イ・バンウォン」

めちゃ地味で真面目な本格時代劇!
久々に見たよこんなの。

美男美女のCPに萌えることもなく、秘密結社が出てくるでもなく、イケメンの武官がキレキレのアクションを見せるでもなく、ドキドキハラハラのサスペンスもなければ、ドロドロの復讐もないし、出生の秘密もない!!
ただひたすら、太宗、イ・バンウォンの生涯を地味ながらまじめーーに描いてあるドラマ。
最初は見続けられるか心配したけど、どんどんハマっていった。

私が今まで見てきたドラマでは「大王世宗」みたいな感じ?
登場人物もかぶってるしね。
イ・バンウォンがかなり嫌な奴というか、やることが強烈なので、共感しにくい主人公ではある。
でもすごい存在感がある。
「六龍が飛ぶ」もイ・バンウォンを描いてあるけど、かなり若いときの物語だったけど、こちらはむしろ、あれからのイ・バンウォン。その生涯全部を描いてあるのは興味深かった。
かなり夫婦というか、家族?一族?に着目して描かれていたように思う。

以下ネタバレ












妻、夫人(プイン)を演じたパクジニさんがまたよかった。
ウィキペディアなんか見てみると、けっこう忠実にドラマ化してあると思うけど、夫婦は最初はすごく信頼しあっていた。とくに夫人の実家が地位のある家柄だったので、頼りになるし、そのぶん夫人も発言権があったり、聡明な助言でバンウォンを導いたり鼓舞したりして、存在感が大きかった。
けれどもバンウォンがいざ玉座に座ると、それまでのように夫の力になり政治にも関わりたいと思う夫人を、とたんに邪魔に思い邪険に扱うようになった。
夫人の実家の権力増大を恐れ、夫人の弟たちを粛清してゆくバンウォン。
それまでにも、自分の身内さえも手にかけてきたバンウォンなので、彼の生涯はほんとうに血なまぐさい。
いったい何人の近親を粛清してきたのか。上り詰めるためには仕方ないのか、息子のためにと言いながらも、退位した後もまだまだ粛清は続いた。
夫人はすっかり憔悴し、最後はバンウォンのもとを自ら去ってしまう。
ようやく夫人を必要とする自分に気づき、探し当てたバンウォンは、夫人に許しをこうのであった。
でも、父や弟たちを殺された夫人には、バンウォンを許すことはできない。
そのとき助からない病を得ていた夫人は、王宮にかつぎこまれ、息子たちに看取られて亡くなった。
バンウォンと同じくらい凄まじい人生だったなーと感じ入った。
相手がバンウォンでなければ、また違う活躍の場があったかもしれない。
その後バンウォンも死んでいくが、朝鮮一の名君と呼ばれている世宗を(長男ではないのに)後継にしたのは、間違いなくバンウォンのいちばん、かどうかは知らないけど、功績だろうね。
21:40 : [ドラマタイトル]太宗イ・バンウォントラックバック(0)  コメント(0)