◆ 感想「怪物」
2022'01.29
Amazonプライムビデオでシン・ハギュンとヨ・ジング主演「怪物」を見ました。
「怪物」をAmazonプライムビデオで見る?
例によって女性が犠牲になる猟奇殺人事件に関わる刑事たちの物語です。
シン・ハギュンが演じるイドンシク刑事は20年前に妹をその事件で失ったのですが、自分が容疑者になってしまった過去を持っています。
そして妹はまだ発見されていません。妹の指だけが見つかっています。それは、その犯人の犯行の特徴なのです。
容疑は晴れており、地元を離れていましたが、犯人を見つけるために警官となり地元マニャン警察署に勤務中です。
ぶっきらぼうで粗野ですがこころは温かく、いまは地元に溶け込んでいるように見えます。が、やはり妹の事件が解決していないために、どこか疑いを持たれているようでもあります。
もうひとりの主人公はヨ・ジング演じるハンジュウォン。警察庁次長の父親を持つエリートですが、人嫌いで潔癖症でマニャン警察署のひとたちとは波長が合いません。
この2人がバディとなって、新たに起きる殺人事件に挑みます。
その事件は埋められていた女性の遺体発見が発端です。かつての事件の再来のように、指がなかったりという遺体の状態から、20年前の事件と関連がありそうです。
そして、また新たな殺人事件が。。。。
誰がどうして。。。
おもしろかった!
ヨ・ジングくん、ちょっと苦手かもと今まで思っていたけど、これはよかった。
原題はたぶん「怪物」だろうなぁ
なんでこんな英題ついてるんだろ。
だれが怪物なのか、
怪物は私たちの中にいる、
という意味ではないのか。
最初のうちはみんなが怪しく見えてくる。
「秘密の森」っぽい。
でもこちらの方がシンプルでわかりやすかったかも。
正直6、7話まではそこまで?と思ったけど、中盤からの怒涛の展開に見入った。
シン・ハギュンももちろんいいけど、私はチェ・テフン(鹿)とか、ホ・ソンテ(杖)とかの演技がよかった。
ほんとにみんな、演技が上手い。
中盤からは、たいていのことが予想されたけど、だれることなく真実に近づいて行ったし、結末も概ね満足したかな。
見応えあるいいドラマでした。
ただ
⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎ネタバレ
結末、犯人に触れています。
見てない方はご注意です
ジンムクこそが、猟奇殺人の犯人だった!
軽度知的障害者のフリをして周りを油断させていたのかな。ほんとは吃音もない。
1番怪しくない人物を疑うのはテッパンですが、みんなが怪しくてみんなが疑わしくなってくるような展開でしたから、意外だったようなわかってたような。
が、その動機、心の闇や手口や犯罪の全てが明らかになっていない。
鹿牧場を、ドンシクの同僚で友達のジョンジェの母から、もらい受けたとの事だったけど、そこでもっと女性を殺したり埋めたりしたのかなと思うけど、そこは解明されてない。
またジョンジェの母もそれであれば、猟奇殺人犯の正体を知っていたわけで。。。
えええーーー
って感じですね。
それで、ドンシクの妹を「殺害」した犯人は警察のお偉いさんで主人公の父親、ていうのは意外なようでいて、なんだかありきたりな感じもした。
その事件が絡まりあって、現在に至るんだけども、ミステリーとしての面白みは、どうなんだろう?
完璧を目指す、完璧でなければならない、ジュンウォンの父の心の闇、人を轢いて死なせておいて「小さなミスだった」と言い切る恐ろしさ、そんな心の闇を抱えた本当の怪物はこいつだった!というのはたしかに見応えがあったけど、そのせいでジンムクへの言及が甘くなってしまったのではないかな?と、私はあとで思いました。
猟奇殺人の事件としての解明とはずれてしまったみたいで少し物足りないと思ったのは私だけかな。
ジンムク、なんで指を切ったりしてたんや。なんでドンシクの妹を襲ったんや。
ほんとはもっとたくさん殺したんやろ??
全部吐けよ!!!
なんて。
そのへん、私としてはもっと描いて欲しかったな。
やっぱり怪物はこいつですよね??
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例によって女性が犠牲になる猟奇殺人事件に関わる刑事たちの物語です。
シン・ハギュンが演じるイドンシク刑事は20年前に妹をその事件で失ったのですが、自分が容疑者になってしまった過去を持っています。
そして妹はまだ発見されていません。妹の指だけが見つかっています。それは、その犯人の犯行の特徴なのです。
容疑は晴れており、地元を離れていましたが、犯人を見つけるために警官となり地元マニャン警察署に勤務中です。
ぶっきらぼうで粗野ですがこころは温かく、いまは地元に溶け込んでいるように見えます。が、やはり妹の事件が解決していないために、どこか疑いを持たれているようでもあります。
もうひとりの主人公はヨ・ジング演じるハンジュウォン。警察庁次長の父親を持つエリートですが、人嫌いで潔癖症でマニャン警察署のひとたちとは波長が合いません。
この2人がバディとなって、新たに起きる殺人事件に挑みます。
その事件は埋められていた女性の遺体発見が発端です。かつての事件の再来のように、指がなかったりという遺体の状態から、20年前の事件と関連がありそうです。
そして、また新たな殺人事件が。。。。
誰がどうして。。。
おもしろかった!
ヨ・ジングくん、ちょっと苦手かもと今まで思っていたけど、これはよかった。
原題はたぶん「怪物」だろうなぁ
なんでこんな英題ついてるんだろ。
だれが怪物なのか、
怪物は私たちの中にいる、
という意味ではないのか。
最初のうちはみんなが怪しく見えてくる。
「秘密の森」っぽい。
でもこちらの方がシンプルでわかりやすかったかも。
正直6、7話まではそこまで?と思ったけど、中盤からの怒涛の展開に見入った。
シン・ハギュンももちろんいいけど、私はチェ・テフン(鹿)とか、ホ・ソンテ(杖)とかの演技がよかった。
ほんとにみんな、演技が上手い。
中盤からは、たいていのことが予想されたけど、だれることなく真実に近づいて行ったし、結末も概ね満足したかな。
見応えあるいいドラマでした。
ただ
⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎ネタバレ
結末、犯人に触れています。
見てない方はご注意です
ジンムクこそが、猟奇殺人の犯人だった!
軽度知的障害者のフリをして周りを油断させていたのかな。ほんとは吃音もない。
1番怪しくない人物を疑うのはテッパンですが、みんなが怪しくてみんなが疑わしくなってくるような展開でしたから、意外だったようなわかってたような。
が、その動機、心の闇や手口や犯罪の全てが明らかになっていない。
鹿牧場を、ドンシクの同僚で友達のジョンジェの母から、もらい受けたとの事だったけど、そこでもっと女性を殺したり埋めたりしたのかなと思うけど、そこは解明されてない。
またジョンジェの母もそれであれば、猟奇殺人犯の正体を知っていたわけで。。。
えええーーー
って感じですね。
それで、ドンシクの妹を「殺害」した犯人は警察のお偉いさんで主人公の父親、ていうのは意外なようでいて、なんだかありきたりな感じもした。
その事件が絡まりあって、現在に至るんだけども、ミステリーとしての面白みは、どうなんだろう?
完璧を目指す、完璧でなければならない、ジュンウォンの父の心の闇、人を轢いて死なせておいて「小さなミスだった」と言い切る恐ろしさ、そんな心の闇を抱えた本当の怪物はこいつだった!というのはたしかに見応えがあったけど、そのせいでジンムクへの言及が甘くなってしまったのではないかな?と、私はあとで思いました。
猟奇殺人の事件としての解明とはずれてしまったみたいで少し物足りないと思ったのは私だけかな。
ジンムク、なんで指を切ったりしてたんや。なんでドンシクの妹を襲ったんや。
ほんとはもっとたくさん殺したんやろ??
全部吐けよ!!!
なんて。
そのへん、私としてはもっと描いて欲しかったな。
やっぱり怪物はこいつですよね??