◆ 感想「自白」
2021'04.17
「油っこいロマンス」「ただ愛する仲」などで俳優としての実力を証明したジュノ(2PM)が演じるのは、殺人を自白し死刑囚として収監されている軍人の父の事件に不信を抱き、再審請求を行い父の無実を証明するために10年を費やしてきた弁護士チェ・ドヒョン。そんなドヒョンを支えるのは、ある裁判判決でドヒョンに人生を狂わせられながらもドヒョンの真の目的を知り、バディとなる熱血漢の刑事チュノ。大ヒットドラマ「梨泰院クラス」で主人公の宿敵役でも知られるユ・ジェミョンがチュノ役を熱演。また、医学、法学の高い知識を持つ謎の事務員チン女史を演じたナム・ギエは、母の複雑な感情を内包した静の演技で、元記者ユリ役のシン・ヒョンビンは父とドヒョンへの複雑な感情を繊細に演じ、ドラマに華を添えている。さらに、「梨泰院クラス」で出所したてのホール係を演じ、「自白」ではドラマのキーパーソンとなる人物ハン・ジョングを怪演したリュ・ギョンスにも注目。
張り巡らされた伏線の数々に交錯する偽りの自白と過去の因縁。事件の影に潜む巨大な悪の正体とは?一度確定された判決は二度と覆すことができない、一事不再理という法の裏に隠された真実を探る法廷捜査サスペンス!(全23話・字幕)
BSフジ番組紹介ページより
「ただ愛する仲」ですっかりとりこにさせられたジュノくんのサスペンスということで、とても期待しました。
今回ジュノ君が演じたのは切れる弁護士チェ・ドヒョン。
例によって若い女性が惨殺される猟奇事件を担当します。
容疑者として逮捕されたのは「梨泰院クラス」のリュ・ギョンス君の演じるハン・ジョング。
実は彼は5年前にも酷似した事件で逮捕されました。
その裁判で弁護して無罪を勝ち取ったのがドヒョンだったのです。
ハン・ジョングが無罪となったために面目を潰され、警察を辞めた刑事のキ・チュノ(ユン・ジェミョン)が10年の時を経て、同じ被告人ハン・ジョングを立件しようとタッグを組むことに。
はたしてハン・ジョングは犯人なのか犯人ではないのか??
この冒頭の事件の時には、とても面白く、真実を法廷で争う過程がいかにもリーガルサスペンス!!っぽくてワクワクしました。
でも、その事件自体はあんがいあっさりと終了してしまいます。
ドラマの本筋は、軍人だったドヒョンの父親が10年前に犯した殺人事件の真相を解くというもの。
そこにハン・ジョングも関わっており、網の目のように関係や事実が交錯する見ごたえのあるサスペンスになっていました。
ジュノは私的には「ただ愛する仲」のガンドゥが最高です。
今回の知的で冷静沈着な弁護士も良かったんですけど、やっぱりガンドゥだなぁ~