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感想「イルジメ(一枝梅)」

B003YGMLG8イルジメ〔一枝梅〕 ディレクターズ・エディション 全話収録BOX [DVD]
ポニーキャニオン 2010-12-02

by G-Tools


イルジメ、レンタルで見ました。
評判通りとても面白かったです!!

とはいえ、実は前半は主人公ヨンのキャラがおバカキャラだし(おバカキャラはあんまり好きじゃないのです。ペクドンスも最初のほうが嫌いだった)、下品な下ネタも満載だし、思ったよりもコメディ要素が大きくて・・・
あれれー、こんなので評判がいいのかなと、不思議だったのですが・・。

見ていくうちに右肩上がりに面白くなってきました。
最後はもうやめられない止まらないの一気!!

キャラたちが実にいいです。
みんなそれぞれにとても魅力的だし、アクションがまた最高!!

イ・ジュンギくんはスタントなしでこのアクションをこなしたという話を聞きましたが、すばらしくカッコよかったです!!
そして、パク・シフさん。そんなに好きじゃないけど、カッコいい人だなとは思ってたけど、今回は今までにも増してカッコよかったです。
そしてそして、それにも増して素晴らしかったのが、イ・ムンシクさん。
このドラマはムンシクしのためにあると言っても過言ではないほど、素晴らしい存在感でした。
血のつながりのない二人の息子に惜しみない愛情を降り注ぎ、自分に振り向かない冷たい妻タンを愛し、貞淑(と言っていいのか?)を守ってる、その姿に何度も目頭が熱くなりました。
このドラマのために歯も抜いたらしく・・・。
役者魂をこめただけあり、ムンシクしの代表作品と言えるのかもしれません。



ストーリーもすごく良くできてたと思います。
人間関係が複雑に絡まっていて、



主人公のヨン。もとコソ泥・セドルの一人息子です。
実はギョムというのが本当の名前で、両班の息子でした。
父親のイ・ウォノは現国王の功臣ですが、反逆者の濡れ衣を着せられて殺害されます。
殺害の実行犯は大監ピョンシク。
父親が殺されるのを目の当たりにしてしまったギョムは、ショックで記憶を失います。
そんなギョムを助け出し、ヨンと名前を変えて育てたのが、セドルだったのです。

セドルは自分の息子チャドルと一緒に、ピョンシクに命令されて、イ・ウォノの濡れ衣の証拠をねつ造しました。

ピョンシクはイ・ウォノ殺害の後、すべてを知るセドル親子を殺そうとしたのですが、セドルの妻タンがふたりの命乞いにやってきます。
そのときピョンシクは、タンがかつて自分が見初め一夜を共にしたイ・ウォノ宅の使用人だったことを思い出します。
タンは、ピョンシクが今殺そうとしているのは、そのときに出来たピョンシクの子どもだと言います。
自分の子どもと知り、セドル親子を殺すことをやめ、チャドルを引き取るピョンシク。
チャドルは泣きながらピョンシクの家に行くのでした。

しかし、実はチャドルはピョンシクの子どもではなく、当時のタンの主人・イ・ウォノの子どもだったのです。

セドルチャドルのねつ造証拠によって反逆者として殺されたイ・ウォノ。
チャドルは自分の父親の非業の死に、一役買ってしまったのです。

セドルの愛情をいっぱいに受け成長したヨンは、やがて記憶を取り戻し、自分の父親イ・ウォノを殺した犯人を追及すべく、義賊イルジメとなります。
一方シフ(チャドルのピョン宅での名前)は羅将(ナジャン)となって、世間を騒がせる盗賊イルジメを捕まえようとするのです。

そして反体制側の重臣たちは、イウォノの息子が生きていると知り、謀反のシンボルにしようとギョムを探すのでした。



この人物相関がこのストーリーの大きな魅力です。
敵対するイルジメのヨンと、羅将となったシフ(チャドル)は、血を分けた兄弟であり、計らずもセドルを父として育った兄弟でもあります。
兄弟同士で闘わねばならない。。。二人は兄弟だと本当のことを教えてやりたい、もどかしい気持ちになりました。

しかし、二人の因縁はそれだけではありません。


以下ネタバレの感想で↓

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11:35 : [ドラマタイトル]イルジメトラックバック(0)  コメント(4)