fc2ブログ
  • « 2023⁄12
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  •  »

感想「長安二十四時」

長らく放置していましたが、いよいよ「長安二十四時」の感想に着手しようと思います。
すごいスケールでその世界観は見ごたえがあったし、迫力もあった。
けれども、私的に最後まで見てみたら・・・むむむむ・・・と思ってしまいました(^^;
いや、面白かったし素敵なドラマだったんですよ。
素敵というと語彙力なさすぎるなぁ。
音楽もよかったしね。
李白の詩にメロディーをつけて歌われていたのがどれもいい曲でしたし・・・。


とりあえず、結末から書いていきます。
ネタバレなのでご注意くださいませ!!!
































結末、
黒幕はなんと、なんと、なんと、徐賓でした。
これが私的には一番納得したくないんですよねぇ。
だって、徐賓はそれまでにさんざん李必と「敵」の正体を探る捜査の協力をしてきたというか。
そもそも、彼が龍破たちの仲間なら、なんでそのまた仲間の陸三に殺されかけたりするわけ?
石脂が最初に判明した15樽じゃなく300樽あるというのも、それなら徐賓は最初から分かっていたわけでしょ。
しかも、徐賓の動機は、「自分のように有能な人物が重用されないことへの不満」だったんですよね。
この壮大な仕掛けの動機がそれって、釣り合わないでしょ?

最初の標的は狼衛ですよ。
この狼衛を捕まえるために、靖安司を創設したんですよね。
それが4か月前だとか。
それもなんだか短すぎる気がします。
たった4か月で内部の統制ができたり職員の信頼関係が築けたりしますでしょうか。
望楼も靖安司と一緒に作られたそうですが、システムの確立とかね、ほんの4か月??

しかも物語の序盤では狼衛の「チェラホト」という言葉にものすごくまがまがしい恐怖を感じたわけで、かなり期待したのですよ。
でも、要するに龍波はそれを利用しただけで、チェラホト関係ないんやん!!
しかもその龍波も徐賓に利用されてただけやん!!
チェラホト、なんやったん??
ってなりませんか。

重要なキーポイントかと思ったことも、とくに重要でもなかったみたいで。
たとえば平康坊の地下都市葛の旦那とか、
郭利仕将軍が隠した金器とか

それから、何孚が本当は知的障碍者ではなく、周囲をだましていたと。
そして徐賓にそそのかされて龍波に資金提供をしていたと。
その資金は、何監の不動産を始末してその収入を横流ししていたということらしいですが、それで資金は足りたのかなとも思いますが・・・。
それに、懐遠坊の龍波の隠れ家なんかに、ササン朝の金貨が大量に見つかったんですよね。
それも謎のままだったような。

それから、灯楼の大爆発ですが、大爆発したら長安の民が大勢犠牲になって、阿鼻叫喚地獄絵図となりますから、それは阻止したほうがいいというのはわかるけど、いったい、どんな大爆発が起きるんだろうと思っていたら、あんがい、たいしたことがなかったですね。それに越したことはないんだけど(^_^;)いざ阻止したら、阻止できなかった時の「結末」が知りたくなってしまいました
(^_^;)
壮大な仕掛けのわりに、しょぼい爆発、そのあとの火事も、タワーリングインフェルノ並み、というほどのこともなく。。

そのあと、皇帝陛下が龍波にさらわれてしまったために、視点がかわり、灯楼の爆破や火事はスルーされてしまいました。

傲慢な皇帝陛下はそのときに市街地で平民に出会い、民の暮らしを知り、変化が生まれた。
陛下の命を狙い、それを太子の命令と偽り、太子に罪をかぶせる策略が右相側にあった。
追いかけてきた金軍に、龍波が殺される。

それらが終盤目まぐるしく展開して、最後に、活躍したのが李必!
・・・ではなく、程参!
程参が何監を相手に、黒幕を暴きました。
それが、徐賓だったわけです。

そして、靖安司にはもうひとりスパイがいました。
それが、時を告げる役の龐霊(ほうれい)でした。
なんとこのひと、右相の娘と恋愛中なんだと!
靖安司でスパイをして手柄を立ててそれを手土産にしてから、右相のもとに婿入り?したかったんだそうです。

龐霊は姚汝能が右相のスパイだと知っていたけど、姚汝能は知らなかったのかな。
みんなのまえで、お前が怪しい!と、龐霊を非難していたよね。芝居?

で、右相の不正(小勃律の公館建設に絡んだ不正)の証拠である玉佩は、この龐霊が持っていましたね。
ということは、影という女スパイを殺したのもこの人なのかな。

けっきょく、龐霊の家に右相の不正の証拠の文書がいっぱいありました。
それは太子にわたりますが、太子はそれを陛下の目前で燃やしちゃう。
身の潔白を示すためだったそうです。


右相と太子の対決はこれが決着ということなのかな。


李必は偉い地位(宰相)に上がりたかったのになんか諦めて山にこもるんだとか。
張小敬は諸国を旅するとかで、檀棋を連れていくのかと思いきや、檀棋は厳太真のそばについて残るらしい。
なんじゃそりゃ。

李必は何をしたんだろう。
けっきょく何にもしなかったような(^_^;)
後半はずっと捕まったり人事不省に陥ったり、あるいは逃げ回ったり。
全然活躍してないと思います(^_^;)


個人的にはいろいろと腑に落ちないところがありました。
聞染が殺されたのに、張小敬の悲しみがいまいち伝わってなかったり。。
なんかこう、聞染のかたきを討つぞ!!みたいなのもなかったし。
あんなに、聞染のために長安を守る!みたいな感じだったのに。


迫力はあったんだけど、うーん、結末に納得できない、という感じのドラマ。
辛口ごめんなさいです(^_^;)
16:02 : [中国ドラマ]長安二十四時トラックバック(0)  コメント(0)

「長安二十四時」感想

先日、「長安二十四時」が最終回を迎えました。
感想は、あるのですが(あたりまえやね)

とりあえず、言いたいことは
李必!
rihitu1.jpg
rihitu2.jpg
rihitu3.jpg

李必!
李必!!

顔は美しいけど、なんだか貧相な役者だなぁと思っていました。
ごめんなさい!

最終回を見てから、この役者さんについて少しググったりしていました。

そうしたらアアタ!!

rihitu4.jpg

こんなイケメン君じゃないですか!!!

rihitu6.jpg


ええええ~~~????
rihitu51.jpg

ステキ・・・!!!
rihitu52.jpg

「長安二十四時」で李必を演じたこのひとは、易烊千璽(イー・ヤンチェンシー)という人で、今年二十歳!
ピチピチの若者です!
李必も24歳とかの設定だったと思いますがさらに若かった。
撮影時はもっと若かったでしょうね。18とか19とか。

で、中国のアイドルグループTFBOYSというグループのメンバーなんだそうです。
詳しいことはこちらのページを見てくださいませ!!

英名はジャクソン・リーというのだそうです。

まぁなんて素敵な男子なんでしょう!
時代劇よりもだんぜん普通のいでたちのほうが良いわ!

なによりも、このひと、ダンスがすっごく上手!!!!!



とか
(衣装についてはツッコミなしで!!)



とか



とかめっちゃ!!うまくてカッコいい!!!
バク転、手をついているけど(^^; いいの!
目がハート(笑)

こういうのも好き、かわいい。ぜひ見てほしいです!!

いやんもう可愛すぎ~~~💛
「加油 アミーゴ」という歌だそうです!

それで、今はあんまりグループの活躍はないらしいんですけど
歌もやっぱり上手いのね。





(やっぱり周杰倫を思い出してしまう。声が似てるのかなぁ。言葉が同じだからかも)


いやもう、長安二十四時の感想が吹っ飛んでしまうほど、この彼のことが気になってしまって(^^;
ここのところ、いろんな動画を見てましたよ。

『少年的你 (Better Days)』という映画が昨年公開されているんだとか。
この映画で彼は第39回香港電影金像奨・最優秀新人賞を受賞したほか、最優秀主演男優へのノミネートも果たしたそうです。(先述のサイトより)
ぜひとも見てみたいです!!
この後も『送你一朶小紅花(A Little Red Flower)』がクランクインしたそうで、(6月の情報)そちらも楽しみです。

ということで、ドラマの感想はまた別の機会に書きますね。
なんじゃそりゃーーー!!で、ごめんなさい(^^;



全く関係ないけど、ルハンの動画を見つけたので貼っときます。
ルハンは「見えない目撃者」中国版に出ていたひと。
元EXOのメンバーだったとか。
今知りました(笑)
ダンスのキレすごい。




こんなふうにYouTubeの旅に出てしまいます(^_^;)
だれか、
止めて・・・(^_^;)
11:43 : [中国ドラマ]長安二十四時トラックバック(0)  コメント(0)

長安二十四時 #37#38

ぐぬぉぉぉぉ!!!!!
このドラマ一番の興奮がありました!
そうか、そうだったんか!!!!
くぅ~~~!!!!うかつ!!
\(◎о◎)/


・・・・・とりあえず、花萼楼の様子です・・・・


宴では右相が何執正の処分を陛下に迫りましたが、陛下には「お前はそんなに太子を葬りたいのか」といなされて、さすがの右相もビビってしまいました。とりあえず議論は置いといて宴にすることに。
その宴の席でも悶着が。
なんと太子が肉を切り分けていますが、その肉を陛下も右相も受け取りません!
この宴の席での侮蔑や寵愛のやりとりが、誰に近づけばいいかということの試金石になるのだと朝貢国の使節たちが話しています。
右相が太子の肉を受け取らず、陛下に許しを得てトイレに行ったので、郭利仕将軍は全員にトイレ休憩としました。
トイレで太子側の役人たちが密談していますが、その内容は「今日は絶対に林九郎を倒す。林九郎の不正の証拠はすべて出すのだ。なぜ太子は先ほど証拠を出さなかったのだ。陛下は老いて林九郎の甘言しか聞き入れぬ。新政を進めるには太子に頼るしかない」と。それを盗み聞きしているのは永王。
さっそく右相の元へ行き太子をバカにして、自分が次の皇太子になるつもりでいます。
ここで気になるのが「右相の不正の証拠」
以前、李必側の影というスパイが右相の玉佩を「証拠」として持っていたんだけど、何者かに奪われ影は殺されてしまったんでした。檀棋がその玉佩を探していたのですが、見つかったんですかね。
というか、檀棋と姚徐能が右相府に入り込むときに使っていたのがその玉佩だったのでは?
どこにあったのか知りませんが(^^;
太子が今は持っているとしてなぜ出さなかったのかなぁ。
トイレ休憩が終わり、再開した宴では徹底的に太子が陛下にバカにされていて気の毒です。
太子はついに、陛下よりも何執正先生のほうがよほど本当の父親のようだとまで言っています。

花萼楼から見た燈楼
t371h.jpg
美しいというか禍々しいというか…
t372h.jpg


さて、張小敬は毛順と対峙しています
なぜ、国師なのに国を滅ぼそうとするのか?と問いかけました。
毛順いわく
‟自分の灯楼案が陛下に採択されたときはとても喜ばしかった
欲しかった楽遊原の邸宅が買えると。
しかし建造中に潁州で水害が起き十数万が被災した
朝廷には救援の銭もない
誰かが言った
陛下が灯楼を諦めれば400万銭で災民たちの命を救えると
だが中止の命は下らなかった
1銭で胡餅(ナン)が2枚買える
1人が一日生き延びる
子どもなら2日生きられる
その話を聞いてから何度も心をよぎる
灯楼が高くなるほど恐ろしくなる
自分の過ちに気づいて
自分が求めるものは永遠に残る悪名だ
父が言っていた
匠が求めるものは一時の功績ではなく
とこしえの偉業だと
私は太平を装うこの灯ろうを武器とし
皇帝が一番喜んでいるときに灰にしてやる
そして私の悪名はとこしえに語り継がれ
後世の匠は私を悪しき例とする
心を正し真に必要なものだけ作るべきだと
民にとっては灯房よりも胡餅のほうがどれだけ美しいことか
二度と国力を浪費してまで虚像を作らないだろう”

要は、皇帝陛下が被災して飢えた人民を一顧だにせず、自分の権力を誇示するための巨大建造物なんか作ってるから、見せしめに爆破して殺してやるんだと。
のちの治世者および芸術家ははこれを教訓として、二度とこんなバカげたことはやらないに違いない。
というところでしょうか。


t3794.jpg

小敬は胡餅の話をしたのがだれかを聞きましたが、毛順が言うには誰でもない、顔もはっきり見ていないと言いました。
そして同じころ、李必が龍波に問うています。
誰に命じられてこんなことをしているのかと。
誰でもない、と答える龍波に「きっと誰かの影響を受けたはずだ」と食い下がると、龍波は「張小敬だ」と答えました。
李必と小敬の付き合いはこの一日だけ。
俺のほうが理解している。と龍波。
知り合いなのか、と驚く李必に「うすうす勘付いていたんだろう」と龍波は言うのです。
すべてが終われば俺が正しいということがヤツにもわかるだろう・・・

ひょっとして毛順に胡餅の話をしたのは小敬なのかもね。
龍波も小敬に影響を受けたのだと言っているし・・・。


さて、毛順は小敬に、民か陛下どちらか一方しか救えない、どちらを選ぶのか決めたか?と訊きました。
民を救いたければ私を吹き飛ばせ!

小敬は毛順に酒を注ぐと導火線に火をつけて去ります。
その直後、爆発が起きました。
小敬は毛順を殺したのですね。
t375.jpg

爆音を聞いた龍波は「奴も汚れた。もう引き返せない」とかなんとか言っています。
龍波は灯楼のからくりを李必に説明しています。

t378.jpg

t3793.jpg
石脂まみれのこの牛の像!

t379.jpg



そして小敬は灯楼の中を進んでいきます。
t374.jpg
爆発したけど灯楼はびくともしないみたい(^_^;)
火事が起きて燃えてしまうとか、一部が壊れて全体も壊れるとか、そういうことがないほど頑丈に作られているみたい。さすが毛順!!

見れば見るほどすごい内部!!
これ見てるだけでも価値あるよ、このドラマ。
いやそれだけの価値ではないけど(^_^;)
t373.jpg

t377.jpg

t3791.jpg


小敬は途中で魚腸に遭いました。
魚腸と龍波の出会いが語られます。
魚腸は守捉郎だったのかな。なんか失敗(城主を死なせた?殺した?)して仲間に殺されかけたところを救ってくれたのが龍波だったそうです。その様子がめっちゃかっこよくて、急激に私の中の龍波の株が爆上がりしましたね(^_^;)
魚腸みたいなサイコだと思ってたけど、全然違う。
半年前の天保2年の9月に魚腸が受けた仕事の依頼主が龍波だったのです。
半年間夫婦を装いながら同居して、ますます好きになったようです。
誰でも惚れるやろ!!!
みたいな男前なんだもん。嫌いな魚腸だけど、彼女の気持ちにはおおいにうなづいてしまいました(^_^;)
白蟻団の頭になったのも、仲間を無理強いして集めたわけではなく、慕われて自然と集まったみたい。
なにかを成し遂げ誰かを救いたいという気持ちがあったようですが・・・
これからやることは信念と真逆だけど、どうなんでしょうか。


その龍波は、小敬を生かしたうえで希望を持たせたいのだと魚腸が言います。
「お前のような善人が増えれば唐は良くなる」
そんな魚腸に小敬は
「お前はだまされている、そんな奴は何人も捕まえた。
悪人ほど聖人のように見えるもんだ」と言いましたが・・。
魚腸は小敬に紅丸という気付け薬を飲ませて再び動き出しましたが、ふたりともなにやら体がマヒしてしまいます。

小娘!!

と小敬が絶句し、ふたりは失神しました。
そう、聞染お得意の香のせいです。
いやはややっぱり聞染が一番強いよね????(笑)
魚腸は龍波に抱きかかえられて去りました。

しかし、失神して小敬が夢に見た?のか、場面は戦場。
烽燧堡の役です。
援軍を待って待って待っていたのについにこなくて。
結局211人が死に、9人だけが生き残った第8団の戦場です。
t3792.jpg

前暦23年、それは右相が兵部尚書就任の年。
安西都護府は蓋嘉運が率いていました。
実際には賊が横行していた不穏な土地だったのに、蓋嘉運が陛下に「各勢力に脅かされず」と虚偽報告したために、すっかり陛下はその土地を平安な土地と誇りに思うようになったとか。
危険を冒して出兵すればウソがばれてしまう。
だから、出兵しなかった=援軍を送らなかった
ということらしいです。

そして物語はその烽燧堡の戦いの場面に移ります。



なんと、なんと
なんとなんと!!


この第8団に

小敬のいた
そして聞無忌のいた第8団に・・・・

何度か出てきた過去場面の第8団に!

龍波もいたんです!!!
∑(○口○)まぢでッッ!?←こんな気持ちの私・・

良く考えれば分かることだった?
推察してたかたも見えるでしょう
でも私はこのシーンを見るまで気づかず、
もう青天の霹靂でした(^▽^;)

t384.jpg

t383.jpg

t385.jpg

龍波、弩がうまかったそうです。
本名は蕭規(しょうき)
信頼できる仲間という感じで旗を守っています。

聞無忌もいて
t382.jpg
守足郎の火師だった老三もいます
t381.jpg

彼らは長安を命がけで守っていたのですが、当然来てくれると思っていた援軍が来なかった。
そのために211人の兵士が死に、9人だけが生き残ったのです。

長安への思いが強かっただけに、きっと捨てられたことへの絶望が大きかったでしょうね。

龍波という名前が本名ではないと知ったとき、気付いてもよかった(^^;
本名を知っているからこそ偽名を使ってるんだし。

聞染のことを「家族」と言っていたので、そこでも気づけた。
そりゃ家族だよ。第8団の生き残りなら!

あ~~~そうやったんか~~~~!!!!

という感じです。
t386.jpg

t387.jpg

絶景の中で死闘を繰り広げる第8団。
そりゃ右相を恨むよね。

でもなんで老三を殺した?仲間なのに。
これはまた見直さなければならないヤツですよ。







13:13 : [中国ドラマ]長安二十四時トラックバック(0)  コメント(0)

「長安二十四時」#35#36

うおぉぉぉ!
かなり盛り上がってきました!

t354.jpg

t352.jpg

t353.jpg

ともかく、大上元幻灯楼の内部が!
巨大建造物のファンの方なら狂喜乱舞されそう。
t351.jpg

私も内部を見てみたい、入ってみたい!!
中国はこのアトラクションを作ったらどうでしょうか。
というか、この長安の町全体をテーマパークにしたらいいんじゃない?
どこまでがセットでCGなのかわかりませんが(^_^;)
ま、中国ドラマではこんなセットよくあるのかもしれませんが・・・。

今回は、宴の前に陛下の前に全員登場して、お互いの失策をあげつらいながら喧嘩をしていました。
小勃律の公館の話が始まり、張小敬が熊火幇34人を殺した件も明らかになりました。
公館建設のために立ち退きを強いられた聞無忌が熊火幇のところへ話し合いに行ったら、そのまま殺されてしまったんですよね。
裏で手引きしていたのが永王で、上司の譚同寿ももちろんグルでした。
そこで怒りに身を任せた小敬は熊火幇34人を殺害した後、上司譚同寿も殺害し、その足で永王のところに行き、永王の母の位牌に誓わせました。
聞染には手を出さないと。
しかし、永王は陛下の前でそんなことは言いません。
いかにも自分が手柄を立てたかのようにふるまいまして、口がうまい!!
張小敬のことも陛下の知るところとなり。
太子は靖安司での成果を上げられず、死刑囚張小敬を使ったことなど、陛下の前で右相や永王に弾劾されています。
成果が上がらないのは、右相がことごとく妨害工作をしてきたからだと言えば、だから何孚に暗殺させようとしたのかと陛下に問い詰められ。何孚は右相の策略で、右相暗殺は太子に命じられたと証言したのですよね。
追及を受けた何監はなんと陛下の前で座ったまんま寝てしまいました!
吉本新喜劇かよ!!(BY井上竜夫氏おじゃましまんにゃわ~)
太子ってなんだか気の毒。
自分と右相のどちらが役に立つのかと陛下に訊いたら、「右相じゃ!!」と絶叫されていました。
こりゃめげる!
皇帝陛下きついですね(^_^;)親子の情とか皆無です。



張小敬の処分については途中で厳太真がなだめに入り、とりあえず猶予が与えられました。
厳太真って、楊貴妃らしいですね。全然知りませんでした。
いまの太子の前の皇太子の妻だったらしいね。
このあたり、まったく無知なので(^_^;)
よく知っていたらドラマももっと面白いのかもしれません。
息子の妻を側室とする体裁をごまかすために太真(道教のお坊さん)としていたらしいです。
いま、Wikipediaをチラ見しました。
陛下(玄宗←これも今知りました汗)は楊貴妃を溺愛したんですね。そりゃ権威ありますね(^_^;)

檀棋が小敬の命乞いに訪ねたとき、さいしょは冷たく断られたのですが、小敬が檀棋の「思い人」だと告白されて、条件付きで陛下へのとりなしを約束したのでした。
その条件とは、まいとしこの日には中国一の美女が陛下に謁見できる習わしがあるのかな?
それで、今年の美女が許鶴子なんだそうです。
厳太真が待っていた「知らせ」はこのことでした。
で、厳太真が言うには、許鶴子が陛下の前で失敗するように取り計らってくれと、それが小敬を助ける条件です。
ちなみに許鶴子はフィクションの人物なのかな?Wikipediaにはいませんでした。
将軍たちなんかは実在の人物だろうけど、吉温とか姚汝能とかも実在したようですね。
中国ドラマに見慣れている方々はよくご存じでしょうが、あまり知らないことが多いのです。
無知をさらしていますが大目に見てね(^_^;)

閑話休題

その小敬は、晁分のところで足止めされていましたが、右相と太子の連名で張小敬の手配を解除するように伝令が来たので、元載は180度態度を変えて張小敬に馬まで渡していました。
元載と結婚するつもりでずっと行動を共にしている王韞秀、陛下の前で素行が悪いと太子に言われていました(^_^;)
父親のほうは太子と昵懇らしく、元載が右相に媚を売るのは、右相派に入ればよし、太子が頭角を現せば太子と昵懇の王将軍の娘と結婚していれば有利だという、どっちに転んでもOKみたいな打算からですね。いやらしい!

小敬は、晁分に興慶宮の灯楼にはいる秘密の入り口を教えてもらいました。
晁分は張小敬をとても気に入ったようでした。
泳げるか?
もちろん
それならいい、と、小刀をくれました。(刀は折られてしまったけど。小敬が持つには醜く釣り合わないんだそう)

小敬は許鶴子に協力を求めます。
興慶宮の広場まで送ってくれと。
二つ返事で受ける許鶴子。
その許鶴子をハメるつもりの檀棋、どうなるんでしょうか。

許鶴子の歌がまたいいです。
こないだ貼り付けた「短歌行」もよかったし。
許鶴子のアルバムが欲しいくらいです!
今回の歌は「長思想」っていうみたい。



龍波が李必に言うには
●毛順が麒麟臂で皇帝を吹き飛ばす
●ダメでも、皇帝が金の矢を射て大仙灯に点火すれば麒麟費が発動して吹き飛ばされる
●それがだめなら龍波がやる。
かならず皇帝は死ぬというのです。
李必は「張都尉が止める」というと、龍波は
「奴は水が苦手だ」というので、李必は「なぜ知っているのか」と問いますが、龍波はウィンク???してごまかしました。

水、そう、小敬が使う地下水道は水がいっぱいで、結局そのなかで溺れてしまいました。
が。
助けられた小敬。
この辺なぞ。
なぜ助ける?計画の一番の邪魔者を。
また、龍波は聞染に「ヤツと二人で逃げろ」と言っていますし、魚腸にも小敬の命は救うのだと言っています。

灯楼で助けられた小敬は、龍波の一味に「上に行け。待っている」と言われました。
誰が?
行けばわかる。
しかし、誰が待つというのかもわからず灯楼の中を移動すると、そこに毛順がいて、108のろうそくの火と導火線が。
長安の市民を案じる小敬に毛順は「皇帝と民、どちらか一方しか助けられないとしたらどちらを選ぶ?」と問います。
本人はその問いにぶち当たった時、半日笑っていたそうです。
しかし、小敬はひょっとして毛順が白蟻に人質を取られたためにこんなことをしているのではと思ったようですが、毛順が見せた灯楼の秘密は、小部屋が灯楼から延びる仕掛けがあって、毛順曰く「この建造物は、まだ最初の姿に過ぎない。最後は老子像へと変化する。そして陛下は老子の眼光で死ぬ」といいます。
そして老子像の周りには12の隠し灯房があり、12体の道教神が置かれる
丑の正刻灯楼中に火が回ると灯房が輝き、空中で四方八方へ広がる
と言います。
小敬は導火線を切れば柱は爆発しないと見破りましたが、なんと、目の前の導火線は偽物であり、本物は中枢にあるというのです。
そして毛順は小敬の目の前で何かのレバーを引き「起動した」というのです。
火のついた大きな鉄球がピタゴラスイッチのように転がっていきます!Σ( ̄□ ̄|||)

t361.jpg
つるべで火の玉をあげまして
レールを転がしまして
t362.jpg
馬に乗った老子ですか?
t363.jpg
老子が行く
t364.jpg
火の玉転がる
t365.jpg
老子行く
t366.jpg
火の玉転がる
t367.jpg
ああ!!分身!!!(;゚Д゚)
t368.jpg
その様子を見ているのは魚腸だ!
t369.jpg


そとでは陳玄礼が、灯楼と花萼楼の距離が近いのを心配して龍武軍を配置していますが、今年はなぜか護衛の軍隊が極端に少ないように手配されていたそうです。誰が陛下に入れ知恵したのかとごちています。
ちなみに、陳玄礼は純朴で謙虚な人物だったとか(Wikipediaより)

李必は、太子の命を救いさえすれば、あとはお前たちの計画通りに進められるように、張小敬を説得する!
などと、信じがたいことを言っていますが。本心なの?

靖安司では、功を焦る吉温が身代わりの犯人を検挙したいと、
趙七郎が程参を推薦(?)しました。
程参は、自分のようなものを犯人として差し出してもすぐにウソがばれ、それは吉温の逆に責になってしまう、と。
程参が言うには、こんな愚策を考え付くものはあなたを恨んで貶めようとしている人物だと(笑)
それもそうだと、趙七郎を見ながらすぐに納得した吉温。
自分が犯人捜しを手伝うという程参。
乗っかる吉温。(単純)
ふたりは大案牘述で犯人を捜すつもりです。


いやもう、この大灯楼の爆発が楽しみでしかない。
困りましたね(^^;
毛順の言う
「小部屋が灯楼から延びる仕掛けがあって、毛順曰く「この建造物は、まだ最初の姿に過ぎない。最後は老子像へと変化する。そして陛下は老子の眼光で死ぬ」といいます。
そして老子像の周りには12の隠し灯房があり、12体の道教神が置かれる
丑の正刻灯楼中に火が回ると灯房が輝き、空中で四方八方へ広がる」
いったいどんなの??
眼光で死ぬ?
目からビームでも!!??
ほんとに見てみたいです!!
16:39 : [中国ドラマ]長安二十四時トラックバック(0)  コメント(0)

長安二十四時 #33#34

かなり盛り上がってきました!

今回は久しぶりにキャプチャを撮りました。
新しい登場人物が多かったのと、ともかく美しい長安の街や迫力の太上玄元楼など、ついついキャプチャを撮りたくなりますよ。


ストーリーとしては、いよいよ花萼楼へみんなが集結してきたという感じで、かなり物々しくなってき緊張感が高まってきましたね。その緊張感とは裏腹に、なんという美しく華やかな光景でしょうか。
うっとりさせられてしまいます。

最初に檀棋のこと、
檀棋は李必に迷惑をかけないように、表向きは袂を分かつように見える小芝居をして李必に別れを告げた後、永王に花萼楼に入れるようにしてもらいました。
永王は檀棋が中で問題を起こせば、太子にもとばっちりが行くだろうと踏んで、頼みを聞いたのでした。


ではまず、新登場人物から

tyoan32-1.jpg

前回、太子や李必を裏切り、だけども檀棋を救おうとして元載率いる軍人に満身創痍とされた姚徐能は、そのまま通りに放り出されました。なおも檀棋を救ってくれと道行く人に懇願しますが、その姚徐能に近づき、助けようとしているのがこの男、
このひとよりも背後にいる人が肝心です。
姚家の再興という言葉を使い、姚徐能を連れていきました。「その人」には姚家を再興できる。。。
姚家の再興、その後ろ盾・・・またまた新勢力登場ですか?
どうかかわってくるのかな。
姚徐能、ただのスパイじゃないんですね。


tyoan32-3.jpg
このひとはもう出てきてるかと思うけど陳玄礼、龍武軍の大将軍

tyoan32-4.jpg
このひとは晁分、
阿倍仲麻呂の従者だったひとです。
阿倍仲麻呂は有名な遣唐使。唐にわたり、天才だったようで唐で「晁衡」という名前をもらい重用され、日本に帰ら(れ)なかったひと、「あまのはらふりさけみれば」と望郷の歌を詠んだというくらいのことしか知らないんですけど(^^;
だからこの晁分も日本人なのね。
このひとは靖安司に置いてあったあの見事な砂盤の製作者。
張小敬は、劉記書房で拾った竹の切れはしから、それが何か知るために晁分を尋ねたのです。
その竹の木っ端は靖安司の証拠品置き場にもありました。(イケメン坊さんの活躍でこっそりと盗んだ)
晁分は靖安司の火事で砂盤が焼けたと知って大激怒!!
あれは貸しただけだったそうです。
日本に持ち帰り、長安風の街を作るつもりだったのに!!と。
でもその後平城京は長安風の都になっていますから、きっとこの人は日本に帰り、宿願を果たしたということでしょうか。
ともかく、大激怒のようすが尋常ではなく。けっこうユーモラス(^-^;
大事な砂盤を壊した犯人がこの竹の木っ端をのこしたと聞いて犯人捜しのために木っ端の分析をしてくれる晁分。
その竹の木っ端は↓これ
tyoan32-2.jpg
tyoan32-7.jpg
朔方の職人の手による技術を結集したようなものだそうです
(職人は嶺南方氏、四川林氏、だそうです。)
この竹筒の名前は『麒麟臂(きりんひ)といい、柱や梁に接げば用途はさまざまとのこと。
とても細かな細工で、それが作れるのは、毛順しかいない!
毛順はこの上弦節の日のために大掛かりな太上玄元灯楼をつくりました。
高さ150尺(約45.5メートル、ビル15階分ぐらい?)幅24間(約50メートル弱?」)あり
点火するとからくりが動き、数理先まで照らすそうです
うーーー見たい!!!
しかし、麒麟臂に石脂を詰めたら太上玄元楼は巨大な伏火雷に・・・!!!
危機感を増す張小敬!!

↓こちらその毛順
既出ですが写真はります。
このひとは何を考えて龍波に協力してるんか?
いよいよ花萼楼に乗り込んできました。
後は頼んだ、と龍波に言われてたからバトンタッチと前回は書いたけど、龍波も行動を共にしています。
そりゃそうだよね(^^;
tyoan32-5.jpg

花萼楼に忍び込んだ檀棋が見とがめられた、その相手がこの太真道人(羽幻)
陛下から太真宮をあてがわれたというセリフから、側室のひとりなのかな?
大勢が嘆願に来ると言ってるので地位のある人なのでしょう。
檀棋は「命がけでお願い」にきましたが、断られています。
彼女もまた「大事なしらせ」を待っているそうです。


tyoan33-5.jpg



この時刻、子の正刻(午前0時)続々と花萼楼に要人たちが集結しています。

tyoan34-4.jpg
右相林九郎

tyoan34-5.jpg
何執正

tyoan34-6.jpg
郭利仕将軍

tyoan34-7.jpg
永王

tyoan34-8.jpg
そして、太子

満を持して登場したのが
tyoan34-2.jpg

tyoan34-3.jpg

tyoan34-9.jpg
陛下だ!!
引退して湯治場に引っ込みたいだけあってかなりのご高齢ですね(^^;


そして、魚腸と聞染は行動を共にしています!
殺されかけたのに、聞染は魚腸に自分のコイバナをしています。
のんきだな。
そしてこの地下水道はおそらく花萼楼に通じるのだと思うけど、ふたりを禁軍?が誘導しているのが、なんでやねん!
tyoan34-22.jpg



李必は太上玄元燈楼を調べに来て
(で、でかい!!!)
tyoan32-8.jpg


龍波に遭遇、またもや囚われの身となってしまいました。
何回捕まるんや(^-^;
tyoan33-8.jpg


得意げに燈楼の中、李必をを連れまわす龍波
tyoan33-9.jpg

おお、これは麒麟臂!!こんなにいっぱい!
いやもっとあるはずか?
tyoan33-7.jpg
内部も見事です。さすが毛順!
tyoan33-6.jpg


燈楼のてっぺんから町を見下ろす李必と龍波
tyoan34-17.jpg

tyoan34-18.jpg

tyoan34-19.jpg

tyoan34-16.jpg


このとき、街の様子は盛り上がりの最高潮に達しようとしています。
美しい街の風景をぺたぺた。

tyoan34-21.jpg

tyoan33-3.jpg

tyoan34-14.jpg

tyoan34-13.jpg

tyoan33-4.jpg
曹破延が立ち寄った床屋もいますね
曹破延には長安から出ろと言われたけどやはり残りますよねぇ(^^;

さて、そのとき張小敬は?
晁分のところにまたもや元載が軍隊を引き連れて小敬を捕縛にきました。
イケメン坊さんのイスが小敬を逃すために、元載に囚われ人質となります。
小敬は身動きが取れず、イスを見捨てるか救うかの二者択一。

自分のために命を落とした仲間たちの姿が走馬灯のように頭の中を巡り、
炉の溶けた鉄を振り回し・・・・(晁分はいま、鉄器の細工に凝ってた!)

tyoan34-11.jpg

tyoan34-12.jpg

tyoan34-15.jpg

tyoan34-23.jpg

人はどう選択するか
一番だけを選ぶ
 by龍波

自分の選んだ道が正しいか迷ったら
覚えておけ
”退くな”

 by張小敬


続きがめっちゃ楽しみになってきました!
10:27 : [中国ドラマ]長安二十四時トラックバック(0)  コメント(0)