2018'12.15


- リターンー真相ー DVD-BOX1
- 発売元: Happinet
- 価格: ¥ 16,200
- 発売日: 2019/03/20
- 売上ランキング: 71193
WOWOWで放送があった「リターン 真相」を見ました。
私、このイ・ジヌクしが好きですわ~~(●^o^●)
顔と声が好き。
物語は韓国では評判が良かったみたいだけど、私は・・うーん
観ているときは面白いんだけど、よく考えたらどうなん?
という感じかな。
ジヌク氏はやっぱりカッコよくて好きだったけどね(^^;
まず、話題になったらしいんだけど、最初はコ・ヒョンジョンさんが演じていたキャラを途中からパク・ジニさんが交代。
なんかコ・ヒョンジョンさんと制作側が揉めたとか揉めなかったとか(^-^;
コ・ヒョンジンさんはよく泣き明かしたような、腫れぼったい瞼と、鼻のてっぺんを赤くしたような顔の鼻声で演技していて、気になってしまいました。そういう目で見ていたからかもしれないけど(^^;
女性弁護士のチェ・ジャヘは、テレビ法廷番組「リターン」の司会を務め成功者としての道を歩んでいた。ある日、かつて自分が捜査した殺人事件を番組内で再検証されたトッコ・ヨン刑事は憤慨し、ジャヘに抗議しに行くが言い負かされてしまう。一方、高級住宅地に住むクム・ナラは、近所へ引っ越してきたヨム・ミジョンと親しくなる。しかし、ミジョンはナラの夫カン・イノの元恋人で、今も関係を続けているという秘密を隠していた。(WOWOWHPより)
サスペンス大好きなので期待しましたよ。
でも番宣、予告で結構ネタバレしていましたよねぇ。
『すべては仕組まれた罠だった』みたいなことを言っていて、事件の進み具合で犯人を推測していたら、予告を思いだして、自分の考えは間違ったなと思ったり。
最初に殺人事件が起きるんだけど、その殺人に絡む4人の御曹司がおりまして。

この人たちなんだけど、こいつらがもう、反吐が出るほどに悪い奴ら。
鬼畜!下衆!
とくに、シン・ソンロクの演じるテソクと、ボン・テギュって人が演じたハクボムっていうのが悪い!
ハクボムなんて、大学教授なんですよ?
そんなことありうる?って言うぐらい悪い。スタッフや女の子にモラハラや暴力が日常的なんですよ。
でも、プロフ見ると、普通の人ですね(^^;
『個人の趣向』ではケインの同僚役だったんだ!
もう別人!!すごいわ。。
で、この4人、この2人のやること、だんだん「見ててやるぞ!」って言う感じになってきて、どこまでやるんだろうと見応えを感じてしまいましたわ(^^;
あと、「リターン」っていうのは、法廷番組のタイトルなんだけど、このストーリー全体で、そのテレビ番組の意味がどこまであったのかなと思います。いまいちうまく絡んでなかったような気がしたんですけどね?
次第に事実が明らかになっていき、それはとっても残酷な出来事があったんだけど、
以下ネタバレ
4人組は少年の時に飲酒のうえ無免許運転で少女をはねてしまいます。彼女が息があるのを知りながら、自分たちに罰が下りるのが怖くて生きたまま少女を海に投げ込み殺してしまいました。
ジャヘはその被害者の母親だったんです。
そこから猛勉強し、たまたま行方不明となっていたジャヘの身分を騙り検事になりました。
そこで裁かれた一つの事件、それはとある少女を性的暴行しておとがめなしにすまされたイヌたちの過去です。
この一連の事件は、娘を殺された弁護士と、その時ひとりだけ罪をかぶせられたミニョンと、その弟のドンペ
姉を辱められた弟のキムジョンス、が協力し合って果たした復讐でした。
復讐によって追い詰められた4人は、それぞれ破壊への道を進み、最後は、仲間割れを起こしたり、殺しあいに発展し、修羅の展開でカオスの中で『天誅』的な〆になったかな。
このドラマのストーリー展開がややこしかったのは、復讐者が4人いて、復讐する相手も複数いて、しかもそれぞれの方向が微妙に捻じれてたからかなぁ。
ジャヘなんて、復讐するなら、ふつうはあの鬼畜4人組を直接狙うと思うんですよ。
でも、ジャヘは「司法」に方向が向いてた感じで、世間にも「今の司法で本当にいいのか」問う的な復讐だったので、それも、キム・ジョンスと交換殺人的な部分もあり、また、刑事のドンペはその復讐のために刑事になったような感じで、ドラマがまたそれでややこしくなったし、中盤もう、ワケがわからなくなりましたね。
最後まで見ても、細部まではきちんとわかってないか(^^;
ジャヘの子どもを思う親心は痛ましく切なかったけど、学のない子持ちの主婦が検事になるまで、司法試験に合格するまでになれるものなのか?と、子どもが死んだ時のジャヘと、現在のジャヘが違う役者さんなのも(それは仕方がないけど)違和感があったりで、スリリングで目が離せない展開の割には、ちょっとわからない部分が多かったような。