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感想「品位のある彼女」




BS12で放送があった『品位のある彼女』を見終わりました。
すごく面白かった~!!
おススメです!

実は私は録画するのを忘れていて(^^;1,2話を見逃してしまいました(^^;
でも、ぜんぜん大丈夫。
3話目からでも十分に面白かった。
人物相関が少しわからなくて混乱したぐらいですかね。
むしろ、BS12の3話目くらいから物語が動き出して、余計にスピード感があったかも。
(本当は20話のところ26話で放送した)
ちなみに、楽天のShowTimeなら、第一話は無料で見られます。こちら
私もこれを見ようと思ったけど、やめました。
見なくても、いや、見ないぐらいのほうが面白いのではと思います(勝手な推測)
これから見る人は3話目から見たほうがいいかも!なんて(^^;
奨励しちゃいそうです。
本来は冒頭に登場する「結末」がわからないまま見ていると、途中で「え??」と驚くこと請け合い。
物語は最初に結末を見せて、回想によって語られるフラッシュバック形式なんですが、それって…成功しているのかな。
むしろこの結末を知らないで見たほうが面白いんじゃないかな。。


このドラマは今まで見て来た韓国ドラマには無い、というか、韓ドラらしい味を持ちつつも斬新なストーリー展開で、先が読めませんでした。人間の業というものを描いてあり、深みもあり、考えさせられる部分もありました。
サブのストーリーもおもしろみがあり、なによりもどの人もキャラは立ってるし、キャストの演技がよかった!
物語的には、サスペンスとミステリーで、陰気でドロドロした部分がメインなのですが、メインの雰囲気を損なわないまま、サブのストーリーで笑わせたりコミカルな設定がうまく効いてて、バランスがとってもよかった。
ただし私は、後述しますが、コミカルな部分を無条件には好きになれなかったんですけどね(^^;

冒頭の流れをご紹介しますと、

舞台は大手製紙会社のテソングループのお屋敷です。
会長は脳溢血か何かの病気で倒れ、リハビリ生活をしています。
子どもは3人いますが、長男はなにか父親と確執があったようで海外へ行ったきり、
その妻と息子が会長のお屋敷で同居しています。
長女がこちらも出戻りらしく。わがままいっぱいにすねかじりの居候です。
三男のアン・ジェソクは会社の重役についているようですが、頼りない男で、妻子がありながら浮気中。
このジェソクの妻が、キム・ヒソン演じるウ・アジン。
上品で知的で聡明で明朗闊達で温厚で思慮深い、完璧な妻、完璧な女性という設定ですが、これがよく似あってる!
ちょっと前の「本当によい時代」では、方言丸出しの生活に困窮しながらその日を頑張って生きている感じの役柄でしたが、だんぜんこちらのウ・アジンのほうが似合っています。
長男の妻は差し置いて、このアジンがお屋敷の「奥」を取り仕切っています。会長の信頼も厚い。
ちなみに、敷地内に別邸を構え、一家3人でそこで暮らしています。

さて、病気の会長のために、介護人を雇うことになったらしく、その介護人としてこのお屋敷に入り込んだのが、もう一人のヒロインであるキム・ソナ演じるパク・ボクジャ。
キム・ソナさんのドラマは私久しぶりです。
ここでは最初は朴訥で気のいい田舎女、という感じで、アジンが面接をして雇うことになったらしいんですが(そのシーンは見てない)きれいな顔や抜群のスタイルを、かなり野暮ったくしていましたね。
ボクジャの献身的で親身な看病に、会長がすっかり取りこまれてしまいます。が、彼女にはミステリアスな部分があって、どうも、魂胆や思惑があってこの家に入り込んできたようです。
3話目ではもう、その二面性を表していましたが、この前の段階ではただひたすら素朴な女性として描かれていたかもしれません。

彼女の魂胆は?
誰がどう、彼女と対峙するのかしないのか、
「冒頭のシーン」の「結末」はいったいどうなるのか、どうなのか、
誰が味方で誰が敵なのか…

というところから始まる物語です。

キム・ヒソンさんもすごく良かったんだけど、個人的にはキム・ソナさんでしょう!!
卑しさとか、がめつさとか、胡散臭さとかが、目つきや表情に表れていて、お見事でした。
決して憎みきれない愛嬌を秘めながら、しかし人を徹底的に冷徹で破壊的な視線で見つめる、その表情を見るのが楽しかったですね(^^;
ま、どっちかと言うと温厚というよりは激しい感じの役柄が多かったのではないでしょうか?
だから意外ということもなさそうだけど(^^; この演技はさすがでしたね。
釣り込まれました!

あと、見ていただきたいのは、アジンの夫のジェソク。
この男のバカさ加減を見ていただきたい!!
開いた口が塞がらないとはこのことでしょう。
ほんとうに、こんなバカな男を韓ドラで見たことは無いです。
トップオブザバカ!!
ひとはこの男に笑いとほっこりを与えられたかもしれませんが、私はすごく嫌いでした(^^;
こんなバカな男と、なぜ結婚した、アジン??って気持ちでした(^^;

そして、もうひとり。
長男のアン・ジェグ。
私、けっこうこの男が好きでした。
こういうやさぐれたタイプに魅かれます(実生活ではNGだよん!!!)
私の中のやさぐれ系の№1は、ソル・ギョングで、大好きなんですね。

しかし、いい家に育ちながらなぜこの長男はそこまでやさぐれたのか。
その妹、弟もろくなのがいません。
父親の会長はさぞかし辛かったでしょう。

そこに入り込んだボクジャ。
最悪の環境からのし上がろうとする気持ちはわかるような気がします。


以下はネタバレ感想です。
これから見る方は、あとで読んでいただけば嬉しいです。












貧乏だった、蔑まれてきたから、お金持ちになりたかったボクジャ。
ホテルで働いていたときに見たアジンに憧れた。
強く強く憧れてしまいました。
最後にはアジンのようになろうと努力始めたときに死んでしまった。
とっても哀れで可哀想でした。
身から出た錆、自業自得とはいえ…。

ほんとうは、自分を愛してくれた会長を、憎からず思っていたはず。
自分を信じてくれた会長に、これから、寄り添っていこうとしていたはず。

あまりにも哀れな最期でした。

彼女の奸計通りにことが運んでいた間は、彼女を「悪もの」扱いしていた私でしたが、アジンとの対話で「ハッ」と我にかえり、意識不明となった会長を見舞ったときの涙を見れば、彼女の「これから」に期待できる気がしていました。
根は、けっして悪い人ではないように思いましたね。
じっさい、3人の子ども達よりも、会長を思っていたと思います。

ボクジャの最期は、分かっていたとはいえ、可哀想でした。
業が深すぎました。


さて「犯人」ですが
ほんとうに意外。
というか、ミスリードが効いてます。
効きすぎ!

ジェグが出頭したとき、ひょっとして犯人はチュミか?と思いました。
誰かをかばっているとしか思えなかったから。
まさかウンギュとはね。
だって出てこなかったし(^^;
会話の中でたびたび登場したのは今思えばわざとらしいぐらいでしたね。
うまい。
ほんとうに最後まで犯人がわからなかった。
ドラマを見ていた知人と話したときも一様に意外だと驚いていました。

すごくすごく面白かったですが、不満があるとすれば、ハン代表におとがめなしなのがちょっとね(^^;
私はこの男が犯人で最後に逮捕されるのかなと思ってました。

あと、ジェソクも…
なんだろう、懲りない男は。
だれも、この男をぎゃふんと言わせることができない気がします。
浮気相手の画家はたしかに憎たらしかったけど、やっぱりこの関係はジェソクが悪いと思う。
離婚という大きな代償を払っ…た?とは思えない能天気ぶり!!
もうちょっと、反省するなり、悲しむなりしてほしかったな(^^;
あの神経は最強すぎますよねぇ(^^;










00:25 : [ドラマタイトル]品位のある彼女トラックバック(0)  コメント(2)