FC2ブログ
  • « 2019⁄08
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  •  »

感想「グッド・ドクター 名医の条件」(米ドラマ)

328634.jpg

韓国版「グッドドクター」に続いて、アメリカ版の「グッド・ドクター 名医の条件」を見終わりました。

とってもよかった!
大好きなドラマです。

自閉症で天才的な頭脳を持つサヴァン症候群のレジデントが、父親代わりの院長のもとで外科医を目指して修養しながら成長していく物語で、その基本は韓国版とおなじなんですが、決定的に違うのが、韓国版では舞台となるのが小児外科であるのに対し、アメリカ版は一般の外科が舞台です。
だからでしょうか?
エピソードのなかには、悲しくも命を落とすキャラが少なからず登場します。
韓国版は小児外科ということもあったのか、死んでしまう患者はそんなにはいなかったのですが。
死を扱うことで、ドラマに厳粛さやリアリティが増していたと思います。
また、主人公ショーン・マーフィーもそのことで成長していく部分も大きかったはずです。
(でも、患者の死に対して、またか…!(>_<) という気持ちになってしまうことも無きにしも非ず)

私がアメリカ版の好きなところは、父親代わりのグラスマン先生との間柄です。
韓国版ではわりとあっさり目に描かれていましたが、アメリカ版ではかなりのウエイトで描かれていました。
韓国版では主人公の兄さんが子どもの頃に死んでしまうのですが、アメリカ版では弟となっていました。
ショーンにとって、弟がどれほど大切だったか。
そしてどれだけグラスマン先生がショーンを心配していたか。
弟とグラスマン先生、この二人に対する気持ちの大きさが、韓国版よりも深く描かれていて、弟との回想シーンでは毎回泣かされてました。
弟が(韓国版=兄)くれたおもちゃのメスは、アメリカ版のほうが最後まで主人公にとって大切な印象でした。

それから、韓国版では主人公パクシオンは、自閉症でみんなに理解されず、嫌われている、と口では言うものの、実際はけっこうみんなから慕われてました。敬遠しているのは患者の親や医局の中でほんの数人で、スタッフや患者の子ども達には人気がありました。シオンは相手の気持ちを推し量ることも出来て、優しく対応することもできていました。
自閉症で心優しい青年という感じだったのです。

でもアメリカ版はちがいます。
空気読めない感がハンパない!
ズケズケ思ったことを言って、冷や冷やものです。
直属の上司のメレンデス先生には
あなたは傲慢だ
なんて言いますし(まるで悪気はない)
患者のまえでも病状が深刻でも平気で言うし
そのバカ正直というか、空気の読めない感がとてもユーモラスに描かれていて、冷や冷やしたりクスクス笑えたりしました。
自分が思いこんだら貫かねば気が済まないところとか…
たとえば自分のドライバーが見つからなかったら、たとえ深夜でもグラスマン先生を呼びつけるとか。
水道の蛇口から落ちる水滴のテンポが決まっていて、早くても遅くてもダメ、止まってしまってはなおダメ、とか。
どうしても思い通りにならないとパニックになるとか。
そんなショーンが患者の治療を通して、成長していく過程が、すごくよく描かれています。
役者のフレディーハイモアはすごい!
言葉はなくとも、あ!なんか感じてる!って思わされる演技です。
その積み重ねで、とても成長したということが伝わってきます。

音楽もとても良かったし、吹き替えで見てしまったんだけど、吹き替えの声優さんたちもとても良かったです。

アメリカ版はキャラみんなの群像劇にもなっていて、それぞれの問題がきちんと描かれているのも見応えのひとつです。
キャラみんなに愛着がわいてしまいます。
やはり、同僚レジデントのクレアやメレンデス先生の存在が大きいです!
彼らにもぜひ幸せになってもらいたいと思ってしまいます。

各話のエピソードもそれぞれ充実していたし、セクハラ問題や差別問題など考えさせられる問題が織り込まれていて、ほんとうに見応えがありましたね~!!


以下、結末に触れます。




中盤から、ショーンの自閉症をすこしでもなんとかしようとグラスマン先生は、ショーンにカウンセラーをつけようとします。
しかしショーンはかたくなに拒みます。
グラスマン先生はあの手この手でショーンにカウンセラーと会わせたい、
ショーンは逃げる
これが原因で二人は決裂してしまうんですが、とても残念でした。
見返してみたんだけど、グラスマン先生はすこししつこかったですね(^^;
ショーンのためにと言いながら、やっぱり自分が安心したかったんでしょう。
ぜんぜんショーンのためになってなかったもの。
同時期に同じマンションの住人のリアに恋をするショーン。
リアは明るくて、開放的で積極的。
そしてショーンの長所をきちんと認めて好いてくれました。
リアと近づくほどにグラスマン先生との距離を置くことになります。
成長の表れだったんでしょう。
グラスマン先生はショーンを手元に置きたかったのかな。
そこに気持ちのずれが出るというか、ショーンの反抗期?
煮詰まっていたショーンに「逃避行」を持ちかけ、リアはふたりで行く先を決めずにドライブ旅行に旅立ちました。
ロマンティックな旅行でもありました。
旅行は思いがけず、リアの人生を左右しました。
自分がやりたかったこと(祖父の意思を継ぐ中古車修理の店)の実現に向けて、遠方に引っ越すというのです。
ショーンのいる聖ボナベントゥラ病院はカリフォルニア州のサンノゼにあり、
リアがの引っ越し先はペンシルバニア州のハーシーです(チョコレートのハーシーだそうです)
アメリカを見事に横断してほぼ端っこどうしなんですね!(@_@)
ネットの地図で経路案内を調べましたら(笑)車では42時間前後、飛行機でも6時間とあります(乗り換え含む)
ショーンはリアと別れられず、自分もリアについていく決意をします。
紹介状を書いてほしいとメレンデス先生に頼みます。
そして院長であるグラスマン先生の署名も必要です。
ショーンを行かせたくないグラスマン先生に、クレアが「署名することはショーンを信頼しているあかしだ」と進言し、グラスマン先生は署名します。
クレアはグラスマン先生にはそう進言したものの、ショーンにはリアはショーンの気持ちを本当に知っているのかと問いかけ、ショーンがいなくなれば自分も寂しい、と伝えました。
ショーンは考えた末に、ここにとどまることにしました。
しかし、せっかくとどまったのに、グラスマン先生には突き放されてしまいます。
グラスマン先生は、ショーンを父親のような気持ちで世話を焼かずにはいられない、と言い、ショーンに「あなたには父親ではなく友だちになってほしい」と言われるのですが、拒否してしまうのです。
もう、なんで????と憤慨しました。
ショーンのこと、一番思ってるのは間違いなくグラスマン先生だし、理解しているのもそう。
先生が見放してどうするの?
とかなり悲しい気持ちになりました。
ショーンはリアが去って、その部屋に越してきたケニーとも友達になります。
ケニーはリア以上にフレンドリー…というか、強引で図々しい。
けっきょくケニーは前科もありショーンを利用していただけの、友達でも何でもない人物でした。
(勝手に部屋に入り勝手にお金を使い勝手にテレビを持ち出して自分の部屋に置くなど。許せん!!!)
ケニーとは友達になれなかったショーンは、もう一度グラスマン先生に「友達になってほしい」と頼みます。
君は私から自由になりたいと言ったのでは…私はどうしても君に口出ししてしまうんだよ
というグラスマン先生にショーンは
僕は自由より友達が欲しい
と答えます。
グラスマン先生はとてもうれしそう…。
だけどその時にはグラスマン先生は治らない脳腫瘍があることを知ったばかりでした。
自分が余命いくばくもないことをショーンに告げます。
ショーンのショックは計り知れません。
せっかくもういちどグラスマン先生と友だちに戻ろうとしてたのに…。
まずはセカンドオピニオンをすすめます。しつこくしつこく。
グラスマン先生は仕方なくセカンドオピニオンを受け入れます。
が、それも同じ結果。
つぎは画像診断を求めます。もっと画像をとるべきだ。
グラスマン先生は拒否しますが、ジェシカを巻きこんで画像をとらせます。
が、結果はもっと悪く、もっと悪いガンでもっと余命が少ないという結果に。。
動揺したショーンは手術で失敗をしてしまいます。
(この時はまだ失敗がわからず患者の術後の状態が悪い原因がわからない。
でもみんなショーンが失敗をするはずがないと信頼しきっているのが嬉しかった((ほんとは失敗してしまったんだけど))
そしてショーンは必死でグラスマン先生の治療法を探ります。
この描写が感動的なんですね~~
短時間に参考文献を鬼のように読み、壁という壁に化学式みたいなのを書いて病気に対処しようとするショーン。
それほどまでにグラスマン先生を死なせたくないのです。
しかしすっかりあきらめ切っていたグラスマン先生はショーンのそんな努力さえ迷惑でした。
けれどもここがショーンの真骨頂。
あきらめないのです。
ついにショーンは生検の方法を思いつきます。
グラスマン先生が、ショーンにあきらめるように説得して、ショーンもおとなしく聞いていたのに、結局それを無視して自分が思い付いた生検の方法を語るあたりがまた、ちょっと笑えてしまいました(^^;
その方法でグラスマン先生のガンは手術も治療も可能なガンだということがわかったそうです。
(ちなみに自分のミスで危うくした手術患者にも自分のアイデアで手術をして命を助けることができました)
ショーンはグラスマン先生に抱きつきました。
どんな場面でもハグはおろか、握手さえできないショーンが先生に自ら抱きつくなんて!(涙)
ほんとうによかった。。。
ガンであることには変わりないので予断は許せませんが、最高の権威であるグラスマン先生と天才外科医のショーンがあんなに喜んでいるんだから、きっと希望のあることなんでしょうね。
でも、ショーンのミスは院長の座を狙うアンドリュースの格好のネタになります。
黙っていればいい、
あるいは、ジャレッドが身代わりになる
など、チーム全体でショーンをかばおうとしているのが嬉しかったデス。
(メレンデス先生も最後には閉腹を命じるほどに信頼してたし、ショーン、とファーストネームで呼ぶようになっていました。)
でもそこはショーン、嘘をつけないし、黙っていることもできません。
このことでグラスマン先生は院長の座を奪われそうです。
でもそれでも、アンドリュースに報告に行こうとするショーンとそれを支持するグラスマン先生。
「あなたを苦しめたいわけじゃない」とショーンが言えば
「わかっているよ」と答えるグラスマン先生。
そしてショーンは「あなたを愛している」と言います。
いままでショーンは「愛は要らない」と言っていたのに。
グラスマン先生も「私も愛しているよ」と言います。
ショーンは「もっと愛している」と。
過去、グラスマン先生と早世した愛娘との会話の再現です。
ふたりはアンドリュースの部屋に消えてゆきました。。。。


全編通してほんとうに面白く感動的なドラマでした。
シーズン2があるそうで、それも近々WOWOWで放送があるようです。
とっても楽しみ。
あるいは、シーズンを重ねるごとに面白くなくなっていくドラマもあるようなので
その心配もあるかな。

でも見ますよ!!


スポンサーサイト
00:21 : [洋ドラマ]グッド・ドクター 名医の条件トラックバック(0)  コメント(0)