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感想「あなたには帰る家がある」

anatanihakaeruiegaaru.jpg


山本文緒さん原作のドラマ、『あなたには帰る家がある』最後まで見ました。
ヤマフミさんの小説は好きなのでこれも読んだような気がする。。
でも結局ぜんぜん覚えてないので、読んでないのかもしれない(^-^;
ヤマフミさんの小説が醸し出す独特の切なさがあまりなく、
コメディタッチだったので、ちょっと違和感もあったけど
おおむね面白く出来ていました。
家庭の主婦としてがんばっている真由美、
家計を支えようと仕事を始めたのに、夫の秀明は家事分担もしないし
真由美の頑張りを白々しい目で見たりして。
あげく、仕事で知り合った顧客の茄子田の妻と浮気をしてしまう。
それがばれたら、今までのクールで家事にも非協力的だった態度を急きょあらため、
真由美のご機嫌を伺ったりするんだけど
それができるのなら罪滅ぼしのためじゃなく、家庭人として最初からやれよ
と思ってしまいました。
ほんとうにこの夫がいい加減な男で笑いました(冷笑です)
玉木宏って年をとってもまだかっこいいなーと思っていたんだけど
このドラマではかなりくたびれた役柄でカッコよさも皆無になっていたと思います
もちろん、わざと消していたことでしょうけども。
かたや茄子田家の太郎、
セクハラ、モラハラ、パワハラのハラスメントの総合商社みたいな男でした。
妻の綾子が彼を愛せないのはよくわかった。
何で結婚したんだろう?と思ったほどです。
でもこれには事情があったのだとのちにわかりました。
(結婚したときにはすでに妊娠していた。その子どもともども綾子と結婚した)
このドラマでは茄子田太郎の変身が一番の見どころだったのかもしれません。
最初は本当に嫌な男だったのが、最終回ではかなり好印象のキャラに変わってましたもんね。
それは、綾子が秀明と浮気をしていったん家庭が壊れてしまい
それを機として自分を見返すことをしたから。
自分を見直して悪いところを改める、結構難しいことだと思うけど
それをやった茄子田は結末に向けてどんどんと株を上げましたね。
雨降って地固まるというか
禍福は糾える縄の如しというか。
人生、いいことばかりは続かないけど、嫌なことばかりも続かない、みたいな(^^;
話題になったのが綾子を演じた木村多江さんの怪演!
秀明に執着してストーカーと化したり
夜な夜な秀明のためにものすごい御馳走を作ったり
表面上はにこにことほほ笑んでいて、実は腹の中は不満が渦巻いていた。
あの夫なら仕方もないことと思ったけどね・・。
まぁ笑顔が怖かったこと(笑)
真由美とは好対照でますます真由美を応援する気持ちが湧いたもんです。
誰に出も悪いところといいところがあるけど
真由美を本当にすがすがしいかっこいい女性として描いていたので
ドラマとして面白かったな。勧善懲悪の面があったと思います。
ちゅうばん、ちょっと飽きたなーって思ったんだけど
すぐに持ち直して、途中からは長女も見出して二人で見てました(笑)
夫婦では気まずくて見られない気がします。
面白かった!


16:25 : [邦ドラマ]あなたには帰る家があるトラックバック(0)  コメント(2)