2018'06.15

日本版、「シグナル」を見終えました。
正直韓国版と比べると物足りないのは否めません(^-^;
最初は面白く見ていましたが、韓国版を途中から見始めてしまい
そちらが面白くて一気に見ました。
すると日本版は筋を知ってるだけに、そこまでハマれなくなってしまって(^^;
どうなるかわかったるので、ハラハラしないんですよね(当然だけど)
それと、
韓国版は、1話が60分以上あるんですよね。
それを16話。
でも日本版の1話はCMを除いたら45分ぐらいです。
それが全10話ですか。
時間にして半分以下に縮めてあるんですね。
それで内容はほとんど同じでした。
多少の変更はありましたが、忠実といえば忠実でした。
ラストとか変えてもよかったのになぁと思います。
たとえば幼い主人公が小汚い食堂でオムライスを食べる設定、
あれは韓国版の通りなんですが、日本ではちょっと無理があるというか
日本の子どもがおなかが空いて手元に500円しかなかったら
まずコンビニへ行くでしょうね。
韓国バージョンでは無理がないように思えた設定も
日本版では無理があるような設定がちょいちょい見られました。
警察の腐敗具合にしても、
韓ドラや韓国映画では警察の無能ぶり、権力にすり寄るのは定番で
日本でも実はそうなのかもしれないけど(最近特にそう感じますが)
ちょっと説得力に欠けたんじゃないかな?
なにより、時間が短いぶん削られていたのは、人物の心理や背景
人間関係、絆、相手への思いなど。
そこがすっ飛ばされていたので、なんだか物足りなく感じてしまいました。
主人公三枝の孤独感、正義感、上層部にも物おじしないで自分を貫くところ
それは大山刑事も同じで、こちらはもっと信念に篤く、刑事魂も熱~~い男なんですよ
そして、その大山を思う桜井刑事ももとの韓国版ではもっと大山ポジションの刑事を思う気持ちが大きくて
その辺がばっさりでしたね~~それは仕方がなかったけれども。
ぎゃくに渡部篤郎演じる刑事部長(韓国版は『局長』でしたが)も、もっともっと
嫌なヤツであくどいヤツなんですよ。
あのラストも、韓国版と同じなんですが、
韓国版はもっと流れがスムースで納得がいきました。
キャスト的にはうまく当ててあって
とてもよかったと思います。
もうちょっと日本独自の色を付けてもよかったのかな。
韓国って、ドラマも映画も連続女性殺人事件みたいなのがモチーフになることが多い
じっさいにそういう事件が過去に起きていて未解決だったりするそうです。
それが国民の共通したトラウマみたいになってるのかもしれませんね。
それから、韓国ドラマがこの物語の原作だと思っていたけど
アメリカに「オーロラの彼方に」と言うドラマがあって
そえが元ネタだという話もどこかで見ました。
映画版の「オーロラの彼方に」は見たことありますが
たしかに、時空を超えた物語でした。
親子の話だったと思いますが…。
それをドラマにしたものがあって、それを韓国版でドラマにして
…ややこしいね(^^;
機会があればアメリカ版も見てみたいなと思います。
辛口ごめん遊ばせ~~~