2016'10.22

テレビ愛知で放送された「パンチ 余命6カ月の奇跡」を見終わりました。
面白かったデス。
★★★☆
ただ、検事の物語なのに、悪人を捕まえるというよりは、権力争いが主軸でしたので、おいおいおい・・・って言う感じがしましたね(^-^;
あと、展開がしつこい!
余命6カ月と銘打ってあるだけあって、もちろん、余命モノです。
主人公、検事パク・ジョンファンは脳腫瘍のために、余命宣告を受けます。
ジョンファンは切れ者の検事なのですが、上司であるイ・テジュンの懐刀として、テジュンを検事総長の座につけるために、かなりあくどいことをやっています。
そのために妻であり、同僚の検事でもあるシン・ハギョンとは離婚しています。
しかし、二人の娘イェリンが巻き込まれたバス事故をきっかけに、テジュンがハギョンを逮捕したことで、ジョンファンがテジュンから離反し、そのうえ脳腫瘍で余命宣告を受けたこともあり、ジョンファンは死ぬ前に、なんとしてもイ・テジュンを権力の座、検事の座から引きずり下ろすことを決意します。
物語は、二人の戦いなのですが、そこに法務部長官のユン・ジスクも加わって、三つ巴の戦いが繰り広げられます。
正義の立場からイテジュンを倒す同志と思えたユン・ジスクも、やがてはどんどん印象が悪くなり・・・。(^-^;
ことあるごとに「法は平等」だの「法が大事」とか言っていて、イテジュンを倒すのは、イテジュンのような人間に司法を任せられないから、みたいな言い分だったのに、見てるうちに
「あんたにこそ、任せられんわ!!」
と突っ込みたくなることでした(^-^;
3人の三つ巴を制して、ジョンファンが勝つだろう!
というときには、イテジュンがちゃんと危険を回避して、代わりに勝つと思っていたジョンファンが負けたり
でもそれがまた、ジョンファンが勝つことにつながりそうになったり
しかしやっぱりイテジュンやユンジスクが、危機から逃れる方策を打ち立てたり
そのシーソーゲームが長くて、少しくどかったデス(^-^;
面白かったけどね(^-^;
ジョンファンとイ・テジュンはけっきょくは最後まで見たら「兄弟げんか」してたみたいに感じたかな。
ほんとは、お互い思い合ってるのね。
イ・テジュンは憎み切れないキャラでした。
ユン・ジスクやその部下のホソンに比べたらずっと人間味があった。
まぁ見て損はない面白さだったと思います。
(展開がくどいけど・・)