U-NEXTの見放題で「メア・オブ・イーストタウン」を見ました。
エミー賞のリミテッド部門(シーズン1完結の短いドラマ)で三冠をとったとのこと。
主人公はメア、(ケイト・ウィンスレット)くたびれた中年の刑事です。離婚しており、一人娘と母親と、幼い孫と4人で暮らしています。
小さな街の中では、若い女性の誘拐事件が起きており未解決であり、そのうえまた殺人事件があったりして、なかなかハードな環境です。
陰鬱な街の雰囲気で、私はなんとなく「ツイン・ピークス」を思い出して「あれ?あのドラマのラストはどうなんやったか?」と検索したりして(笑)
この街、メアの周囲は犯罪率高すぎで。。
メアの周囲の誰も彼もがなんらかの犯罪と無縁ではないかんじで、不幸なひとたちの集合体みたいになっていてやりきれなかったです。
演じたケイト・ウィンスレットすごいな。日本だとキレイどころがキレイなまんまやるんだろうな。。
人生に疲れた影のある刑事役(背景は徐々にわかる)を熱演!小汚いかっこで髪もふりみだし、くびれもへったくれもない、世間的には「女を捨てている」と呼ぶのかもしれないけど、もーー、気持ちいいくらいハマってた!!さすが。またこのひと頭がキレるんだ。そこがとてもかっこいい!
共演陣も豪華でした。
メアの母親役、どっかでみたと思ったら、私の大好きなファーゴシーズン2のマフィアのゴットマザーじゃないか。
ミステリーよりもメアを取り巻く人々との関係性に重点が置かれた、どちらかというとヒューマンドラマ要素のほうが大きい物語なのかなと思った。
だから、私の期待とはちょっと違うのかなーと。
「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」をU-NEXTで視聴以下ネタバレ
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それが、本格的にミステリー、サスペンスでしたよ。最後まで見たら満足しかなかった。
最後の方の、ドラマの残り時間を考えると、あれ?まだなんかあるぞ?もしや!!これはもしや!!
みたいな怒涛の展開に、あー、やっぱり!!やっぱり結末はそれか!
みたいな。
それがけっこう張り巡らされた伏線回収みたいな、おおう!!そうくるのか!!という。。満足出来ました。
ふぅ。。。見てよかった!
エミー賞アンリミテッド部門の三冠はだてじゃない!とても満足出来ました
ちなみに、砂嵐の中にHBOの文字が浮かぶシンボルマークは、ほんとにワクワクさせてくれます。
HBOだいすき!
娘を大学に送り出すシーンはうるうる。。
メアにも幸せになって欲しい。
そして、何度か薬物中毒っぽいシチュエーションが出てきたけど、これもオキシコンチンなのか??と思っちゃった
( ̄▽ ̄;)